強いメンタリティでドイツを上回った日本代表、改めて感じる歴史を動かした日常の積み重ねとプラン遂行力
2022.11.27 08:30 Sun
◆一喜一憂せず、次もプラン遂行を
試合前の段階で、プランを遂行することが重要としたが、1つはプレス、1つは決定力だった。プレスに関して言えば、前半はいつものハイプレスで先にネットを揺らしたがオフサイドに。その後は、ドイツが組み立てを変え、まずは遠藤に近づかずにサイドでプレーしたこと、そして遠藤を誘い、逆サイドを空けさせてボールを送り込むことにした。
要所を締めるという守備はできたが、隙を突かれた結果がPKとなり、試合中の対応力という点ではドイツが上回ったのが前半だった。
しかし、後半はシステム変更により選手の立ち位置が変わり、ドイツの攻撃に変化が生まれなかったこともあってプレスが効き始めるようになった。その結果が、多くのチャンスに繋がり、ゴールへと繋がって行った。
そして決定力という部分でも、少ない決定機を2つ決め切ったといのは日本にとって大きい。これまではなかなか格上相手にチャンスは作れてもゴールを決めることができずにいた。それがしっかりと決まったことが勝利に繋がった。
ただ、コスタリカ代表は全く別のチーム。同じ戦い方がハマる相手ではない。間違いなくスペースは与えられず、浅野や前田を背後に走らせるような形は通用しないと言って良い。一喜一憂せず、しっかりと積み上げたものを出すこと、そしてそのプランを遂行することが、勝利に近づくことになる。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
Getty Images
試合前の段階で、プランを遂行することが重要としたが、1つはプレス、1つは決定力だった。プレスに関して言えば、前半はいつものハイプレスで先にネットを揺らしたがオフサイドに。その後は、ドイツが組み立てを変え、まずは遠藤に近づかずにサイドでプレーしたこと、そして遠藤を誘い、逆サイドを空けさせてボールを送り込むことにした。
要所を締めるという守備はできたが、隙を突かれた結果がPKとなり、試合中の対応力という点ではドイツが上回ったのが前半だった。
しかし、後半はシステム変更により選手の立ち位置が変わり、ドイツの攻撃に変化が生まれなかったこともあってプレスが効き始めるようになった。その結果が、多くのチャンスに繋がり、ゴールへと繋がって行った。
そして決定力という部分でも、少ない決定機を2つ決め切ったといのは日本にとって大きい。これまではなかなか格上相手にチャンスは作れてもゴールを決めることができずにいた。それがしっかりと決まったことが勝利に繋がった。
ただ、コスタリカ代表は全く別のチーム。同じ戦い方がハマる相手ではない。間違いなくスペースは与えられず、浅野や前田を背後に走らせるような形は通用しないと言って良い。一喜一憂せず、しっかりと積み上げたものを出すこと、そしてそのプランを遂行することが、勝利に近づくことになる。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
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