FC東京、復活期す林彰洋が退団へ 「もう一花、二花咲かせられるように…」
2022.11.04 17:45 Fri
FC東京は4日、元日本代表GK林彰洋(35)の退団を発表した。
流通経済大学時代から日本代表に呼ばれるなど、目がかけられる存在だった林はいずれも下部だが、イングランドとベルギーでのプレーを挟み、2012年の清水エスパルスでJリーグ初挑戦。2013年からサガン鳥栖に移り、2017年にFC東京入りした。
移籍1年目から守護神の座を射止め、2019年にJリーグベストイレブンを初受賞。だが、2020年11月の練習中に右ヒザの前十字じん帯および外側半月板を損傷して翌月に手術を受けると、今年1月にも再手術に踏み切り、公式戦の出場から遠ざかる。
今年7月からはチームの練習に参加し、復活を期す状況だったが、5日にホームで明治安田生命J1リーグ最終節の川崎フロンターレ戦をチームとして控えるなか、今季限りでの契約満了が明らかに。林はクラブを通じて長文にてコメントしている。
「今シーズンをもって退団することになりました。まず、今日までのこの2年間はファン・サポーターの方に一番感謝を伝えたいです。FC東京には6年間という長い期間在籍させていただきました。特にこの2年間は僕がサッカー選手としての価値が無い、正直そういう状況であったのにも関わらず、多くのファン・サポーターの方から励ましのコメントや、気にかけていただくコメントをいただき、本当に助けられました」
「東京のピッチに戻ることは中々難しい状況でかなわなかった部分はあるのですが、自分のなかでは試合に絡むことができないその想いが僕のバイタリティであり、逆境魂を常に持って、このプロの世界を生きてきたようなものなので、やっぱりその魂は消えていないと自分の中では思っていて、また新たな環境でチャレンジをしてFC東京というチームには林がいたという記憶に戻ってくるような活躍をしたいと思っています」
「唯一の心残りは、やはりFC東京にきてリーグ優勝をすること、それが目標であり、掲げ続けた課題ではあったので、それが達成ができずにこのチームを離れてしまうことが心残りです。 ただ、この残りサッカー人生にもう一花、二花咲かせられるように感謝の気持ちを持って、どのチームでも達成できるようにやっていければと思います。また会いましょう。ありがとうございました」
流通経済大学時代から日本代表に呼ばれるなど、目がかけられる存在だった林はいずれも下部だが、イングランドとベルギーでのプレーを挟み、2012年の清水エスパルスでJリーグ初挑戦。2013年からサガン鳥栖に移り、2017年にFC東京入りした。
今年7月からはチームの練習に参加し、復活を期す状況だったが、5日にホームで明治安田生命J1リーグ最終節の川崎フロンターレ戦をチームとして控えるなか、今季限りでの契約満了が明らかに。林はクラブを通じて長文にてコメントしている。
「今シーズンをもって退団することになりました。まず、今日までのこの2年間はファン・サポーターの方に一番感謝を伝えたいです。FC東京には6年間という長い期間在籍させていただきました。特にこの2年間は僕がサッカー選手としての価値が無い、正直そういう状況であったのにも関わらず、多くのファン・サポーターの方から励ましのコメントや、気にかけていただくコメントをいただき、本当に助けられました」
「言葉で言い表すことができないくらい感謝しています。それがこの2年間の想いです。同時にやはり、支えていただいた方々への感謝を結果として残したい、見せられるような準備をしたいと常日頃から思っていました。それはピッチに戻ってきてやれている姿を見せられることだと思っています」
「東京のピッチに戻ることは中々難しい状況でかなわなかった部分はあるのですが、自分のなかでは試合に絡むことができないその想いが僕のバイタリティであり、逆境魂を常に持って、このプロの世界を生きてきたようなものなので、やっぱりその魂は消えていないと自分の中では思っていて、また新たな環境でチャレンジをしてFC東京というチームには林がいたという記憶に戻ってくるような活躍をしたいと思っています」
「唯一の心残りは、やはりFC東京にきてリーグ優勝をすること、それが目標であり、掲げ続けた課題ではあったので、それが達成ができずにこのチームを離れてしまうことが心残りです。 ただ、この残りサッカー人生にもう一花、二花咲かせられるように感謝の気持ちを持って、どのチームでも達成できるようにやっていければと思います。また会いましょう。ありがとうございました」
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