J1昇格の可能性残す熊本、ユース出身の同期3選手ら期限付き移籍中の4選手との契約満了を発表

2022.10.26 19:25 Wed
©︎J.LEAGUE
ロアッソ熊本は26日、期限付き移籍中の4選手の契約満了を発表した。

今シーズン限りで契約満了となるのは、DF東野広太郎(24)、MF小島圭巽(21)、FW樋口叶(21)、MF田尻康晴(21)となる。
東野は石川県出身で、サンフレッチェ広島のユースから立命館大学を経て熊本に2021年に入団。今シーズンはJFLのFCティアモ枚方へ期限付き移籍。JFLで9試合に出場し1得点を記録しちえた。

小島は地元・熊本県出身で、下部組織で育ち2020年にトップチームに昇格。2021年は明治安田生命J3リーグで2試合に出場。今シーズンは関西サッカーリーグ1部のおこしやす京都ACに育成型期限付き移籍し、リーグ戦14試合に出場。カップ戦では6試合で5得点を記録している。

樋口は地元・熊本県出身でユースから2020年にトップチーム昇格。小島と同期で、1年目にJ3で15試合、2年目に8試合に出場。今シーズンはJFLの高知ユナイテッドSCへと育成型期限付き移籍しており、22試合で2得点だった。
田尻も熊本県出身で、小島、樋口とユースで同期。2020年にトップチーム昇格し、2021年にJ3で1試合に出場。今シーズンは高知に育成型期限付き移籍しており、26試合で1得点を記録していた。

4選手はクラブを通じてコメントしている。

◆DF東野広太
「今季でロアッソ熊本を契約満了となりました。このチームでの悔しさをこれから自分自身の強さや成長に変えられるように努力します」

「プレーする機会を与えてくれた織田GMや筑城さん、大木監督、全力でサポートしてくれたスタッフ、応援してくださったファン、サポーターの皆さん、本当にありがとうございました」

「まだ試合は続きます。プレーオフも最後まで全員で戦い抜きましょう!」

◆MF小島圭巽
「ロアッソ熊本のファン、サポーターの皆さん、2022シーズンも応援ありがとうございました。チームは違いましたが、熊本からの応援してくださる方々の声が、僕の力になり、そして励みにもなりました」

「ユースからの6年間、多くのことを学び多くのことを経験させて貰ったこのチームで活躍出来なかったことは悔しいですが、またここに戻って、応援してくださる全ての方々に恩返しできるまでもっと強くなって帰ってきます」

「所属したのは6年間ですが、小さい時からスタジアムに行って、ゴール裏からロアッソ熊本を応援していた時から、僕の心の色はロアッソの赤に染まっていました。別のチームに行ってもその心は変わらず、僕の中に在り続ける存在です。
改めまして、チームに関わる全ての皆様、本当にありがとうございました」

「僕はこれはらもロアッソ熊本が大好きですし、いちロアッソ熊本のファンとして応援し続けます」

◆FW樋口叶
「ロアッソ熊本に関わる全ての皆さん、アカデミーから合わせると9年間お世話になりました。小さい頃からこのピッチに立つと決めてアカデミー時代を過ごし、トップチーム昇格を成し遂げ、やっと立てた場所でした」

「もっとこのスタジアムで、ロアッソ熊本というチームで様々な感情を味わいたかったですし、自分のプレーしてる姿をもっとファンサポーターの皆様に見せたかったです。小さい頃から今まで僕を育ててくださったロアッソ熊本には本当に感謝しています」

「ロアッソ熊本で9年間学んだことや、この悔しい気持ちを忘れず、自分に可能性を感じてる限りもっともっと成長できるように頑張り続けます!」

「アカデミーでの6年間、そしてトップチームでの期限付き移籍を合わせた3年間、ロアッソ熊本でプレーすることができた時間は僕の大切な宝物です!本当にありがとうございました!」

◆MF田尻康晴
「ロアッソ熊本に関わる全ての皆様、今シーズン含め、ユース時代から6年間お世話になりました」

「チームに全く貢献できなかったことは悔しいですが、地元熊本でプロキャリアをスタート出来た事には本当に感謝しかないです。ありがとうございました!」
関連ニュース
thumb

2位長崎は3戦連続ドロー… 上位陣が軒並み勝利逸で仙台が3位に【明治安田J2第15節】

12日、明治安田J2リーグ第15節の8試合が各地で行われた。 2試合連続ドローとやや足踏みの2位V・ファーレン長崎(勝ち点29)は5位ファジアーノ岡山(勝ち点23)をホームに迎えての上位対決。長崎はマルコス・ギリェルメやエジガル・ジュニオ、マテウス・ジェズスらがゴールに迫るが、GKスベンド・ブローダーセンの牙城を崩せず0-0でハーフタイムを迎える。 一方、72分には岡山に決定機。スルーパスを受けて最終ラインの裏へ抜け出した岩渕弘人がGKとの一対一を迎えるが、ループシュートは枠の右。両チームともに最後までゴールを割ることができず、長崎は3試合連続のドロー決着となった。 前節、連勝が「2」で止まった3位の横浜FC(勝ち点24)は18位に沈むロアッソ熊本(勝ち点13)とのアウェイゲーム。両チームともにフィニッシュの精度を欠き、ゴールレスで試合を折り返す。 62分には横浜FCが右CKからチャンスを作るが、ユーリ・ララのドンピシャのヘディングシュートはGK佐藤優也の正面。その流れから生まれた山根永遠のシュートはGK佐藤がこぼしたが、ゴールラインは割らず。こちらの試合も0-0で終了し、勝ち点1ずつを分け合う結果となった。 その他、4位いわきFC(勝ち点23)は7位レノファ山口FC(勝ち点21)に敗戦。2位から5位までが勝利を逃した中、前日に勝ち点3を積み上げていたベガルタ仙台が3位に浮上し、いわきに勝利の山口が5位に順位を上げている。 ◆明治安田J2第15節 ▽5月12日(日) ロアッソ熊本 0-0 横浜FC いわきFC 1-2 レノファ山口FC 藤枝MYFC 1-0 ブラウブリッツ秋田 モンテディオ山形 0-1 水戸ホーリーホック 大分トリニータ 2-2 愛媛FC V・ファーレン長崎 0-0 ファジアーノ岡山 徳島ヴォルティス 1-0 栃木SC ヴァンフォーレ甲府 2-2 ジェフユナイテッド千葉 ▽5月11日(土) 清水エスパルス 4-0 鹿児島ユナイテッドFC ベガルタ仙台 2-1 ザスパ群馬 2024.05.12 18:41 Sun

熊本、守護神のGK田代琉我が左肩鎖関節損傷で離脱…全治約4週間

ロアッソ熊本は8日、GK田代琉我の負傷を報告した。 田代は3日に行われた明治安田J2リーグ第13節の鹿児島ユナイテッドFC戦で負傷。検査の結果、左肩鎖関節損傷と診断されたとのことだ。全治は受傷日より4週間の見込みとなっている。 田代は2021年に国士舘大学から熊本へ加入。昨シーズンからポジションを掴むと、今シーズンもここまでJ2リーグで13試合に出場していた。 2024.05.08 10:15 Wed

「すげー行動力」「ガチなんだよな〜」熊本のガチサポ、「#ババババンビ」の近藤沙瑛子さんの観戦場所が話題に「そこにおったんか」

ロアッソ熊本の応援アンバサダーであり、ガチのサポーターでもある「#ババババンビ」の近藤沙瑛子さんが意外な場所で試合を観戦していた。 熊本県熊本市出身で、幼少時から家族で熊本を応援する近藤さんは、2023シーズンから熊本の応援アンバサダーへ就任。ホームゲームはもちろんのこと、アウェイ戦にもプライベートで度々足を運んでいる。 その近藤さんは、28日にホームのえがお健康スタジアムで行われた明治安田J2リーグ第12節の大分トリニータ戦にも参戦。プライベートだったにも関わらず、すぐにクラブにバレてしまったという。 というのも、近藤さんが観戦していたのはなんとピッチサイドシート。サイドラインの広告看板の裏に設けられた席で、臨場感抜群のシートになんと近藤さんは陣取っていた。 近藤さんは自身のX(旧ツイッター/)で参戦を報告。「お休みだったので急遽熊本へ行ってきました」「最近なかなかタイミングが合わせられなくて久しぶりの現地観戦でした…嬉しかったなあ」と綴っていたため、本当にプライベートの観戦だったようだ。 ただ、クラブに見つかってしまい写真を投稿されることに。「完全にプライベートで何にも伝えてなかったのにすぐに見つかってしまいました凄い…」とし、「母がピッチサイドシートで試合を観たいと言っていたので少し早めの母の日で一緒に観ました。本当に楽しかったです」と、5月12日にくる母の日で願いを叶えてあげたようだ。 ファンはまさかの観戦姿に「すげー行動力」、「ガチなんだよな〜」、「アイドルが屋根のないピッチサイドで観戦…」、「可愛い」、「本当に脱帽」、「そこにおったんか」と驚きの声が上がっていた。 なお、試合は後半アディショナルタイムに失点し1-2で敗戦。残念ながらピッチサイドで勝利を味わうことはできなかったが、今後もどこに現れるのか注目だ。 <span class="paragraph-title">【写真】「#ババババンビ」近藤沙瑛子さんが試合観戦の場所にファンが驚きの声</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">【4/28大分戦】<br>本日の九州ダービー<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%BD%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%BF%9C%E6%8F%B4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%B5%E3%83%80%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"> <a href="https://t.co/i9PaZ6Z2Pm">pic.twitter.com/i9PaZ6Z2Pm</a></p>&mdash; ロアッソ熊本(official) (@roassoofficial) <a href="https://twitter.com/roassoofficial/status/1784545216424481008?ref_src=twsrc%5Etfw">April 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">ロアッソ熊本 vs 大分トリニータ(@saekondo_inu) <a href="https://twitter.com/saekondo_inu/status/1784547672835403857?ref_src=twsrc%5Etfw">April 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.30 23:40 Tue
thumb

首位清水が仙台との打ち合い制し3連勝達成!快勝の3位岡山が後を追う【明治安田J2第11節】

20日、明治安田J2リーグ第11節の5試合が各地で行われた。 2連勝中で首位を走る清水エスパルス(勝ち点22)は5位ベガルタ仙台(勝ち点17)をホームに迎えての上位対決。先に試合を動かしたのは16分の清水で、ロングボールから味方の落としを受けたルーカス・ブラガがGKとの一対一を冷静に左足で決めた。 清水の1点リードで後半へ突入すると、54分にカウンターから北川航也が決めて追加点。それでも意地を見せる仙台は65分、中島元彦が押し込んで再び1点差とする。 その後、終盤まで同点ゴールを許さなかった清水は途中出場の17歳・西原源樹が83分にクラブ最年少得点を記録。後半アディショナルタイムにはオナイウ情滋に1点を返されたが、3-2の打ち合いを制した清水が3連勝とした。 首位への返り咲きを目指す3位ファジアーノ岡山(勝ち点19)は14位ロアッソ熊本(勝ち点12)とのホームゲーム。30分、味方のボックス内での落としを輪笠祐士が左足で押し込み、岡山が均衡を破る。 さらに前半アディショナルタイム、右サイドを抜け出した岩渕弘人がGKとの一対一を落ち着いて決め、岡山が2点リードで折り返し。後半はスコア動かずの決着となり、今節を明日に控える2位V・ファーレン長崎(勝ち点21)をかわして暫定2位となった。 その他、7位ヴァンフォーレ甲府(勝ち点15)は19位ザスパ群馬(勝ち点6)に4-1で大勝し、暫定5位に浮上。13位モンテディオ山形(勝ち点13)は、9位愛媛FC(勝ち点15)相手に2-1で逃げ切り暫定7位となった。 ◆明治安田J2第11節 ▽4月20日(土) 清水エスパルス 3-2 ベガルタ仙台 ファジアーノ岡山 2-0 ロアッソ熊本 藤枝MYFC 0-1 徳島ヴォルティス ヴァンフォーレ甲府 4-1 ザスパ群馬 モンテディオ山形 2-1 愛媛FC ▽4月21日(日) 《14:00》 大分トリニータ vs いわきFC ジェフユナイテッド千葉 vs ブラウブリッツ秋田 V・ファーレン長崎 vs 横浜FC レノファ山口FC vs 水戸ホーリーホック 鹿児島ユナイテッドFC vs 栃木SC <span class="paragraph-title">【動画】清水の17歳・西原源樹が1人かわして決めたクラブ最年少得点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ニュースター見参<br>\<br><br>17歳の西原源樹が<br>エリア内で相手を股抜きで交わし見事なゴール!<br><br>嬉しいJリーグ初得点は<br>チームを救う決勝点<br><br>明治安田J2第11節<br>清水×仙台<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E4%BB%99%E5%8F%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#清水仙台</a> <a href="https://t.co/FzLzK35FBz">pic.twitter.com/FzLzK35FBz</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1781588511809843272?ref_src=twsrc%5Etfw">April 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.20 16:54 Sat
thumb

地震から8年、熊本がFW道脇豊のJ初ゴールで追いつき甲府との打ち合いでドロー! 首位を窺う岡山は秋田とゴールレスドロー、横浜FCが4位浮上【明治安田J2第10節】

14日、明治安田J2リーグ第10節の4試合が全国各地で行われた。 3位につけるファジアーノ岡山(勝ち点18)は9位のブラウブリッツ秋田(勝ち点14)とアウェイで対戦。立ち上がりはホームの秋田がペースを握る展開となる。 すると13分、ゴールから離れた位置から畑潤基がロングシュート。パンチのある鋭いシュートが枠に飛ぶが、GKスベンド・ブローダーセンが落ち着いて弾いて凌いでいく。 秋田はセットプレーから岡山を押し込んでいくと、24分にもクロスボールをファーに蹴ると、折り返しを詰めにいくが、これは合わない。 押されていた岡山だったが30分に反撃。ラインの裏に出されたボールをグレイソンが追いかけるも小柳達司が対応。しかし、迷いが見られた中グレイソンが奪うと、最後はガブリエル・シャビエルがボックス内からシュートも、GK圍謙太朗が横っ飛びでセーブしピンチを凌いだ。 秋田は39分にバイタルエリアで相手をかわした小野原和哉が右足一閃。しかし、これはGKブローダーセンがセーブする。 ゴールレスで迎えた後半。風上に立った秋田は47分に畑が前半に続いてロングシュート。これも枠をとらえるが、GKブローダーセンに対応される。 秋田は62分にもビッグチャンス。佐藤大樹がクロスと見せかけてシュート。ゴールに飛んだボールはクロスバーを叩いてしまう。 互いに攻め込みながらも両守護神の好守もあり0-0のゴールレスドローに終わった。 5位につける横浜FC(勝ち点15)が18位と苦戦する藤枝MYFC(勝ち点8)をホームに迎えた一戦。立ち上がりに横浜FCがいきなりスコアを動かす。 10分、西矢健人のファウルを受けてFKを獲得した横浜FCは、福森晃斗が得意の左足でゴール前にクロス。これをンドカ・ボニフェイスがジャンピングボレーで見事に合わせ、横浜FCが先制する。 セットプレーから先制を許した藤枝は22分にチャンス。こちらもFKからの西矢のクロスをボックス内でフリーになった久富良輔が合わせにいくが、ミートしない。 すると横浜FCは41分に右サイドから福森が左足でクロス。これに髙橋利樹がヘッドで合わせてネットを揺らすが、これはオフサイドでゴールは認められない。 後半に入っても横浜FCがペースを握ると、84分にカプリーニがドリブルを仕掛けてPKを獲得。これを自ら落ち着いて決めてリードを広げ、2-0で勝利を収めた。 震災から8年が経過した熊本での試合。15位のロアッソ熊本(勝ち点11)と8位のヴァンフォーレ甲府(勝ち点14)の試合は壮絶な打ち合いとなる。 開始5分にアダイウトンのゴールで甲府が先制すると、11分には熊本が竹本雄飛のゴールで同点に。しかし、12分に甲府が木村卓斗のゴールで勝ち越す。 立ち上がりにスコアが大きく動いた中、42分には熊本が岩下航のゴールで追いつくが、アディショナルタイム8分に三平和司がゴール。甲府が2-3とリードして折り返す。 後半はなかなかゴールが生まれない展開となっていったが、79分に道脇豊がJリーグでの初ゴールを決めて同点に。熊本が終盤は押し込むも3-3のドローに終わった。 13位レノファ山口FC(勝ち点12)と19位ザスパ群馬(勝ち点6)の試合は、山口が圧倒。河野孝汰の2ゴールなど4-0と快勝した。 ◆明治安田J2第10節 ▽4月14日(日) ロアッソ熊本 3-3 ヴァンフォーレ甲府 ブラウブリッツ秋田 0-0 ファジアーノ岡山 横浜FC 2-0 藤枝MYFC レノファ山口FC 4-0 ザスパ群馬 ▽4月13日(土) ベガルタ仙台 2-0 モンテディオ山形 V・ファーレン長崎 6-1 徳島ヴォルティス 水戸ホーリーホック 2-2 栃木SC ジェフユナイテッド千葉 1-1 大分トリニータ いわきFC 2-3 清水エスパルス 愛媛FC 2-2 鹿児島ユナイテッドFC 2024.04.14 16:10 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly