「バロンドールに値する」アーセナルFWベス・ミードが世界的名手から鮮やかな直接FK弾「私の女王を見て!」

2022.10.21 19:15 Fri
Getty Images
アーセナルのイングランド女子代表FWベス・ミードのキックに賛辞が相次いでいる。
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ミードはイングランド代表として母国での女子欧州選手権(女子ユーロ)臨み、初優勝に貢献。6得点5アシストで得点王にも輝いた。
女子バロンドール2022の筆頭ともされ、推す声も多数上がっていたが、惜しくもバルセロナのスペイン女子代表MFアレクシア・プテジャスに次ぐ2位であった。

17日にパリでの授賞式に出席したアタッカーは、その足でリヨンへ移動した。19日に行われたUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)グループC第1節で、ディフェンディングチャンピオンとの一戦に先発出場。2-1と、アーセナルのリードで迎えた前半のアディショナルタイムに見事な一撃を沈めて見せた。

ペナルティアーク左寄りに掛かるような位置でFKを得ると、短い助走から意表を突いた低弾道のシュートを選択。強烈なライナーは同じくバロンドール候補の名手、GKクリスティアネ・エンドレルの手を弾いてネットを揺らした。
実力を示す見事な一発には、ファンからも「明らかにバロンドールに値する」、「彼女に相応しいバロンドールを与えてあげてください」、「まじでこのレベル…」、「私の女王を見て!」などの声が寄せられている。

また、「来年のバロンドールに向けて履歴書をまとめる」、「バロンドール2023!!」と、来季の受賞を心待ちにする気の早いファンも。期待に応えるように、ミードは69分にもこの日2点目を奪う素晴らしい活躍を見せた。

アーセナルは敵地で前回覇者を5-1と粉砕。リーグ戦無敗の勢いを、UWCLにもつなげている。なお、なでしこジャパンのFW岩渕真奈はベンチ入りを果たすも、出番なしに終わっている。



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