「本当に素晴らしい」ウェストハムファンが女王陛下を悼み黙祷後に国歌『God Save The Queen』を斉唱「ありがとうハマーズ」

2022.09.12 17:45 Mon
Getty Images
ウェストハムのサポーターからエリザベス2世女王陛下への敬意が示された。
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8日に96歳で眠りについたイギリスのエリザベス2世女王陛下。イギリス国内では敬意を表す理由で、プレミアリーグやスコティッシュ・プレミアシップなど、週末の試合が全て中止となった。
訃報が知らされた8日夜に開催されていたヨーロッパリーグ(EL)では、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドの試合前に1分間の黙祷が捧げられた。選手も喪章を付けてプレーし、広告パネルも黒に変更された。

ロンドン・スタジアムで行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)、ウェストハムvsFCSBでも、キックオフ前に黙祷が。1分間の黙祷が終わると、ウェストハムサポーターは自然とイギリス国歌『God Save The Queen』を口ずさみ始め、最後にはスタジアム全体での斉唱となった。

閲覧者からも「本当に素晴らしい」、「週末のリーグでも行われるべきだった」、「よくやったウェストハムのファン」、「絶対的なクラスだ」、「ありがとうハマーズ」との声が寄せられた。
女王陛下はスポーツにも関りが深く、リーグ戦中止には懐疑的な声も挙がっていた。イギリスのジャーナリスト、ピアーズ・モーガン氏は9日に自身のツイッターで「スポーツイベントは開催されるべきです。a:女王はスポーツが大好きでした b:昨日のウェストハムファンがそうしたように、敬意を示して大勢の人々が国歌を歌っているのを見たり聞いたりすれば女王陛下も喜ばれるのでは」と述べている。

どちらが正しいということはないが、少なくともウェストハムサポーターの声は間違いなく陛下の元へと届いたことだろう。



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