王者マドリーが開幕3連勝! 苦戦もベンゼマの土壇場弾含むドブレーテでエスパニョール撃破《ラ・リーガ》
2022.08.29 07:06 Mon
ラ・リーガ第3節、エスパニョールvsレアル・マドリーが28日にRCDEスタジアムで行われ、アウェイのマドリーが1-3で勝利した。
アンチェロッティ監督は開幕2戦未勝利のエスパニョールのホームに乗り込んだこの一戦で、先発3人を変更。カルバハルとメンディ、カマヴィンガに代わって、ルーカス・バスケス、リュディガー、クロースが起用された。
比較的落ち着いたリズムでスタートしたマドリーは、ボールを握りながら攻め手を窺う。
すると12分、相手陣内右のハーフスペースでボールを持ったチュアメニがバルベルデとのパス交換でボックス手前にボールを運ぶと、3人目の動きでヴィニシウスがゴール前にフリーで抜け出す。ここにフランス代表MFから完璧なスルーパスが通ると、ヴィニシウスが難なくGKとの一対一を制した。
一方、ビハインドに加えてボールを握られる厳しい戦いとなったエスパニョールだが、35分を過ぎた辺りから反撃を見せる。ヴィニシウス・ソウザの強烈なミドルシュート、左CKからカブレラのヘディングシュートと続けて決定機を創出。
一連の攻撃で流れを掴んだホームチームは43分、右サイドバックのオスカル・ヒルが内側のポジションを取って出したスルーパスに抜け出したホセルがゴール前に侵入。一度目のシュートはGKクルトワのビッグセーブに阻まれるが、こぼれ球をすかさず右足で蹴り込むと、これがゴール左隅に決まった。
大半の時間で主導権を握るも、一瞬の隙を突かれて3試合連続の失点となったマドリー。仕切り直して臨んだ後半もホームチームのアグレッシブな姿勢に苦戦を強いられる入りに。
その後、押し返したものの、チームに活力を与えたいアンチェロッティ監督は、58分にモドリッチとバルベルデを下げてカマヴィンガ、ロドリゴを同時投入。
途中投入2選手が期待通りにダイナミズムをもたらすと、両エースが絡む形で攻撃に厚みが生まれていく。カマヴィンガの豪快な攻撃参加からゴール前のベンゼマがワンタッチでコースを変えてゴールネットを揺らす場面もあったが、ここはオフサイドの判定でゴールは認められず。
以降は足が止まり始めたホームチームに対して、ヴィニシウス、ロドリゴのスピードを生かした縦に速い攻撃が機能。その流れからボックス内でのコンビネーションやベンゼマの果敢なシュートで相手ゴールに迫る。だが、GKルコントを中心に最後のところで粘る相手の守備を崩し切れない。
1-1のまま試合は後半終盤に突入し、勝ち点3がほしいマドリーにもさすがに焦りが見え始める。だが、この土壇場でここまで沈黙していたエースが決定的な仕事を果たす。
88分、相手を押し込んだ流れからボックス左角でロドリゴが右足インスウィングで入れたクロスに反応したベンゼマがファーにフリーで飛び出して右足のダイレクトシュートを右下隅へ流し込んだ。
絶対的エースの値千金の2試合連続ゴールで勝ち越しに成功したマドリーは、このままペースを落とすことなくアグレッシブに戦い続ける。すると、後半アディショナルタイムにはロングボールに反応したセバージョスがGKルコントのボックス付近でのファウルを誘う。オンフィールド・レビューの結果、これが決定機阻止と判断されてルコントが退場に。
すでに交代枠を使い切っていたエスパニョールはDFカブレラをGKに据えてペナルティアーク付近での直接FKの対応にあたることに。ここでキッカーを務めたベンゼマは壁とは逆サイドに鋭い低弾道のシュートを放つと、急造GKは一歩も動くことができなかった。
そして、ベンゼマの試合終盤のドブレーテで難敵エスパニョールに競り勝ったマドリーが、苦しみながらも開幕3連勝を飾った。
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リーグ連覇に向けて連勝スタートのマドリーは、エスパニョールとのアウェイゲームで3連勝を狙った。前節のセルタ戦は決してラクな展開ではなかったものの、モドリッチのゴラッソに両エースに今季初ゴールが生まれる実り多き内容での4-1の勝利となった。比較的落ち着いたリズムでスタートしたマドリーは、ボールを握りながら攻め手を窺う。
すると12分、相手陣内右のハーフスペースでボールを持ったチュアメニがバルベルデとのパス交換でボックス手前にボールを運ぶと、3人目の動きでヴィニシウスがゴール前にフリーで抜け出す。ここにフランス代表MFから完璧なスルーパスが通ると、ヴィニシウスが難なくGKとの一対一を制した。
ヴィニシウスの2試合連続ゴールによって早々にリードを手にしたマドリーは、これで完全に乗った若きエースが以降も攻撃を牽引。19分にはバルベルデのスルーパスに抜け出し、ボックス左から右足アウトを使った押し出すシュートでGKにファインセーブを強いると、積極的にスペースをアタックして相手を押し込む。32分にもルーカス・バスケスのクロスが流れたところを、冷静に収めてコントロールシュートを狙うが、これはわずかにクロスバーの上を越えた。
一方、ビハインドに加えてボールを握られる厳しい戦いとなったエスパニョールだが、35分を過ぎた辺りから反撃を見せる。ヴィニシウス・ソウザの強烈なミドルシュート、左CKからカブレラのヘディングシュートと続けて決定機を創出。
一連の攻撃で流れを掴んだホームチームは43分、右サイドバックのオスカル・ヒルが内側のポジションを取って出したスルーパスに抜け出したホセルがゴール前に侵入。一度目のシュートはGKクルトワのビッグセーブに阻まれるが、こぼれ球をすかさず右足で蹴り込むと、これがゴール左隅に決まった。
大半の時間で主導権を握るも、一瞬の隙を突かれて3試合連続の失点となったマドリー。仕切り直して臨んだ後半もホームチームのアグレッシブな姿勢に苦戦を強いられる入りに。
その後、押し返したものの、チームに活力を与えたいアンチェロッティ監督は、58分にモドリッチとバルベルデを下げてカマヴィンガ、ロドリゴを同時投入。
途中投入2選手が期待通りにダイナミズムをもたらすと、両エースが絡む形で攻撃に厚みが生まれていく。カマヴィンガの豪快な攻撃参加からゴール前のベンゼマがワンタッチでコースを変えてゴールネットを揺らす場面もあったが、ここはオフサイドの判定でゴールは認められず。
以降は足が止まり始めたホームチームに対して、ヴィニシウス、ロドリゴのスピードを生かした縦に速い攻撃が機能。その流れからボックス内でのコンビネーションやベンゼマの果敢なシュートで相手ゴールに迫る。だが、GKルコントを中心に最後のところで粘る相手の守備を崩し切れない。
1-1のまま試合は後半終盤に突入し、勝ち点3がほしいマドリーにもさすがに焦りが見え始める。だが、この土壇場でここまで沈黙していたエースが決定的な仕事を果たす。
88分、相手を押し込んだ流れからボックス左角でロドリゴが右足インスウィングで入れたクロスに反応したベンゼマがファーにフリーで飛び出して右足のダイレクトシュートを右下隅へ流し込んだ。
絶対的エースの値千金の2試合連続ゴールで勝ち越しに成功したマドリーは、このままペースを落とすことなくアグレッシブに戦い続ける。すると、後半アディショナルタイムにはロングボールに反応したセバージョスがGKルコントのボックス付近でのファウルを誘う。オンフィールド・レビューの結果、これが決定機阻止と判断されてルコントが退場に。
すでに交代枠を使い切っていたエスパニョールはDFカブレラをGKに据えてペナルティアーク付近での直接FKの対応にあたることに。ここでキッカーを務めたベンゼマは壁とは逆サイドに鋭い低弾道のシュートを放つと、急造GKは一歩も動くことができなかった。
そして、ベンゼマの試合終盤のドブレーテで難敵エスパニョールに競り勝ったマドリーが、苦しみながらも開幕3連勝を飾った。
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