レアル退団のカゼミロ、ペレス会長も別れ惜しむ「レジェンドだ」
2022.08.21 22:41 Sun
レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、マンチェスター・ユナイテッドへと移籍したブラジル代表MFカゼミロとの別れを惜しんだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。
19日、カゼミロのユナイテッド移籍合意をマドリーとユナイテッドが揃って発表。相手側からの高額なサラリー掲示に加え、選手本人が新たな挑戦を希望したことから、取引はハイスピードで成立に至った。
そんなブラジル代表MFは2013年冬にサンパウロから加入すると、公式戦336試合に出場し、在籍9年間で5度のチャンピオンズリーグ制覇、3度のラ・リーガ制覇に貢献。クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ドイツ代表MFトニ・クロースと共に黄金の中盤を形成し、クラブの一時代を築いた。
功労者の退団に際して、ペレス会長も『DAZN』のインタビューに応対。「カゼミロはレジェンドであり、我々に全てを与えてくれた。自分がどうしたいかを決める権利を得たのだ。来週の月曜日にはマドリーの練習場で、彼がこのクラブのためにしてくれたすべてのことに対して、感謝状を贈る予定だ」とリスペクトを示した。
また、「我々は素晴らしいチームと監督を信じ、熱意をもって今シーズンに臨んでいる。我々は最後まで戦うことに執着しており、それが昨年あれだけの結果を生んだのだから、喜ばしいことだ」ともコメント。現有戦力への満足を語りつつ、チームの今季のパフォーマンスに期待した。
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