テベスの監督デビュー戦は黒星…「責任は全て私にある」

2022.06.26 17:22 Sun
Getty Images
元アルゼンチン代表のカルロス・テベスの監督デビューは黒星を喫することになった。

今月4日に現役引退を発表していたテベスは、間髪を入れずにロサリオ・セントラルの監督就任が決まった。24日には早速ヒムナシア戦で初陣を迎えたが、結果は0-1の敗戦。デビュー戦を白星で飾ることはできなかった。
就任から初陣までに5回しかトレーニングをこなせなかったというテベス新監督。それでも、選手たちのパフォーマンスを称賛し、敗戦の全責任を受け止めた。

「敗戦の責任はすべて私にある。チームは素晴らしい姿勢を見せてくれた」

「70分が経過したところで体力的に相手は諦めるかと思ったが、逆に抵抗してきた。。敗れはしたが、我々は正しい道を歩んでいる。選手たちの働きを誇りに思うよ」
なお、ロサリオ・セントラルはリーグ戦5試合を消化した時点で1勝1分け3敗。厳しい開幕戦となっている。
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