レアルDFカルバハル、CL決勝前のファンによる愚行に嘆き 「夢のような日になるはずだったのに…」
2022.06.01 22:02 Wed
スペイン代表DFダニ・カルバハルは大一番を前にして起こった事件に苦言を呈した。
だが、この運命の一戦がキックオフを迎えたのは当初の予定から36分後。欧州サッカー連盟(UEFA)はこの遅延をセキュリティの問題だと発表していたが、詳細は一部ファンによる不法侵入のためだった。
キックオフ時刻を数十分後に控える中で、会場となったスタッド・ドゥ・フランスのリバプール側の入場口には正規のチケットを持たないファンが大挙。警備員が制止するのにも関わらず、柵を乗り越えて不法侵入するものもおり、警察は催涙ガスを使用するまでに至った。
この騒動を嘆いたのは決勝でも右サイドバックとして先発し、ビッグイヤーを手にしたカルバハル。スペイン『マルカ』のインタビューに応じると、自身の家族がスタジアムに入場できなかったことを明かし、ファンたちの蛮行に憤った。
「中に入ると、セキュリティ上の理由で遅れていると言われた。何もかもが調べられる時代なったのに、決勝戦が汚されたのは残念だ。夢のような一日になるはずだったのに、楽しめなかった人たちがいるのだからね。こういったことが全て改善されるよう努めてほしいよ」
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28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝のリバプールvsレアル・マドリーは0-1でレアル・マドリーが勝利。4季ぶり14度目の栄冠を手にした。キックオフ時刻を数十分後に控える中で、会場となったスタッド・ドゥ・フランスのリバプール側の入場口には正規のチケットを持たないファンが大挙。警備員が制止するのにも関わらず、柵を乗り越えて不法侵入するものもおり、警察は催涙ガスを使用するまでに至った。
この騒動を嘆いたのは決勝でも右サイドバックとして先発し、ビッグイヤーを手にしたカルバハル。スペイン『マルカ』のインタビューに応じると、自身の家族がスタジアムに入場できなかったことを明かし、ファンたちの蛮行に憤った。
「かなりカオスな状態だったね。 僕の両親、妻、そして息子はスタジアムに入ったときの安全が保証されないから、スタジアムの外にいなければならなかったんだ」
「中に入ると、セキュリティ上の理由で遅れていると言われた。何もかもが調べられる時代なったのに、決勝戦が汚されたのは残念だ。夢のような一日になるはずだったのに、楽しめなかった人たちがいるのだからね。こういったことが全て改善されるよう努めてほしいよ」
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