土壇場で相馬勇紀のミドル弾が炸裂!名古屋が清水破り今季初の連勝【明治安田J1第14節】
2022.05.21 17:32 Sat
明治安田生命J1リーグ第14節の清水エスパルスvs名古屋グランパスがIAIスタジアム日本平で行われ、アウェイの名古屋が1-2で勝利を収めた。
前節は京都サンガを相手にゴールレスドローに終わった16位の清水。待望の今季ホーム初勝利を目指すなかで、今節も同じ11人がスタメンに名を連ねた。
対する名古屋は前節、セレッソ大阪を1-0で下し、7試合ぶりとなる3ポイントを獲得。今季初の連勝を狙う一戦では、吉田豊が6試合ぶりの先発となった。
立ち上がりの3分、ファーストシュートを放ったのはホームの清水。宮本の縦パスを受けた鈴木が前を向き、敵陣中央の遠い位置から左足を振り抜くも、相手GKに弾かれる。
対する名古屋も7分、ボックス右手前から森下がクロスを上げ、ファーサイドで収めた吉田がマイナス方向に折り返す。このパスをボックス手前中央で受けた仙頭が、シュートフェイクで相手を一人かわし、右足でシュートを放ったが、相手DFに至近距離でブロックされた。
酒井の今シーズン初ゴールで先制に成功したアウェイチームはさらにセットプレーからチャンス。39分、右CKの場面でキッカーのマテウスがボックス手前中央に柔らかい弾道のボールを送ると、走り込んできた稲垣がダイレクトで左足を振り抜いたが、強烈なシュートは相手GKに阻まれた。
1点ビハインドで試合を折り返した清水だったが、後半立ち上がりにチャンスを得る。50分に獲得した左CKの場面でキッカーは西澤。ボックス中央へ蹴り込まれた滞空時間の長いボールに立田が頭で合わせるも、惜しくも枠の上に外れた。
後半に入って押し込まれている印象の名古屋は70分、中谷の縦パスを受けた石田が素晴らしいファーストタッチで前を向き、ドリブルでボックス右手前まで運んでから右足のシュート。しかし、これは枠の左に外れる。
後半から勢いを強めたホームチームは71分についに同点に追いつく。自陣からのスルーパスで敵陣右サイド深くに抜け出したカルリーニョス・ジュニオが右足で低い弾道のクロスを供給。ゴール前で飛び込んだチアゴ・サンタナが頭で合わせると、ゴール左に決まった。
試合を振り出しに戻した清水は80分にもシュートシーンを作る。片山が敵陣右サイド深い位置から上げたクロスがゴール前で混戦を生み、このこぼれ球に反応した鈴木が左足のシュートを放ったが、惜しくも枠の上へ。
その後も攻勢を強めるホームチームに対して、守りを固めるアウェイチームという構図のまま試合は進行。だが、このまま終わるかに思われた後半アディショナルタイムに試合を動したのは名古屋だった。
敵陣中央で相馬がボールを受けると、ドリブルで持ち上がり、ボックス手前中央から右足を一閃。鋭いミドルシュートは左ポストに当たってゴールネットを揺らし、土壇場での決勝点となった。
後半から途中出場した相馬の今シーズン初ゴールで勝ち越した名古屋は、そのまま試合終了まで守り切り1-2で勝利。今季初の連勝を収めた。
清水エスパルス 1-2 名古屋グランパス
【清水】
チアゴ・サンタナ(後27)
【名古屋】
酒井宣福(前22)
相馬勇紀(後49)
前節は京都サンガを相手にゴールレスドローに終わった16位の清水。待望の今季ホーム初勝利を目指すなかで、今節も同じ11人がスタメンに名を連ねた。
立ち上がりの3分、ファーストシュートを放ったのはホームの清水。宮本の縦パスを受けた鈴木が前を向き、敵陣中央の遠い位置から左足を振り抜くも、相手GKに弾かれる。
対する名古屋も7分、ボックス右手前から森下がクロスを上げ、ファーサイドで収めた吉田がマイナス方向に折り返す。このパスをボックス手前中央で受けた仙頭が、シュートフェイクで相手を一人かわし、右足でシュートを放ったが、相手DFに至近距離でブロックされた。
両チームがゴールに迫る中、先手を取ったのは名古屋だった。22分、吉田からのパスを敵陣左サイド浅い位置で受けたマテウスが、相手DFの股を抜いてドリブル突破。深くまで侵入しクロスを上げると、ニアサイドで待っていた酒井がヘディングシュートでゴールネットを揺らした。
酒井の今シーズン初ゴールで先制に成功したアウェイチームはさらにセットプレーからチャンス。39分、右CKの場面でキッカーのマテウスがボックス手前中央に柔らかい弾道のボールを送ると、走り込んできた稲垣がダイレクトで左足を振り抜いたが、強烈なシュートは相手GKに阻まれた。
1点ビハインドで試合を折り返した清水だったが、後半立ち上がりにチャンスを得る。50分に獲得した左CKの場面でキッカーは西澤。ボックス中央へ蹴り込まれた滞空時間の長いボールに立田が頭で合わせるも、惜しくも枠の上に外れた。
後半に入って押し込まれている印象の名古屋は70分、中谷の縦パスを受けた石田が素晴らしいファーストタッチで前を向き、ドリブルでボックス右手前まで運んでから右足のシュート。しかし、これは枠の左に外れる。
後半から勢いを強めたホームチームは71分についに同点に追いつく。自陣からのスルーパスで敵陣右サイド深くに抜け出したカルリーニョス・ジュニオが右足で低い弾道のクロスを供給。ゴール前で飛び込んだチアゴ・サンタナが頭で合わせると、ゴール左に決まった。
試合を振り出しに戻した清水は80分にもシュートシーンを作る。片山が敵陣右サイド深い位置から上げたクロスがゴール前で混戦を生み、このこぼれ球に反応した鈴木が左足のシュートを放ったが、惜しくも枠の上へ。
その後も攻勢を強めるホームチームに対して、守りを固めるアウェイチームという構図のまま試合は進行。だが、このまま終わるかに思われた後半アディショナルタイムに試合を動したのは名古屋だった。
敵陣中央で相馬がボールを受けると、ドリブルで持ち上がり、ボックス手前中央から右足を一閃。鋭いミドルシュートは左ポストに当たってゴールネットを揺らし、土壇場での決勝点となった。
後半から途中出場した相馬の今シーズン初ゴールで勝ち越した名古屋は、そのまま試合終了まで守り切り1-2で勝利。今季初の連勝を収めた。
清水エスパルス 1-2 名古屋グランパス
【清水】
チアゴ・サンタナ(後27)
【名古屋】
酒井宣福(前22)
相馬勇紀(後49)
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