売却が進むチェルシーに暗雲、廃業の危機も…アブラモビッチ氏が2400億円のローン返済を望む?
2022.05.04 14:10 Wed
クラブの売却が進んでいるチェルシーだが、ここにきて大きな問題が生じることになるようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
その軍事侵攻を行なっているロシアのウラジーミル・プーチン大統領と近しい中にあるロマン・アブラモビッチ氏は、イギリス政府から資産を凍結されてしまった。
そのことを予期してか、オーナーを務めていたチェルシーの運営を譲渡し、クラブの売却を公表していた中、徐々にその売却先が絞られてきていた。
チェルシーの運営ライセンスは5月31日に期限を迎えており、ここまでに新たなオーナーが不在の場合は、チームが消滅する可能性も指摘されている。
ただ、イギリス政府がチェルシー売却の許可を出すためには、アブラモビッチ氏への利益が全く生まれないことが重要となる。
クラブを売りに出すと明かした際、アブラモビッチ氏は「ウクライナでの戦争の犠牲者のため、売却の収益は全て慈善団体へ寄付する」としていた。
しかし、アブラモビッチ氏はクラブに対して15億ポンド(約2440億円)を貸し付けており、これをなんとかして受け取る方法を画策していると睨まれている。
アブラモビッチ氏は収益を受け取ることができないため、貸付金の返済であったとしても受け取れない状況。そのような動きがある場合は、イギリス政府はクラブの売却を認めず、ライセンスがなくなればチェルシーは消滅することとなる。
プレミアリーグは6月8日に新シーズンに向けて会合を開き、チェルシーはそこまでにライセンスを取得しなければいけなくなる。果たしてどうなるだろうか。
PR
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まった2月24日から2カ月以上が経過。今なお、ウクライナではロシア軍による攻撃が止まない。そのことを予期してか、オーナーを務めていたチェルシーの運営を譲渡し、クラブの売却を公表していた中、徐々にその売却先が絞られてきていた。
チェルシーの運営ライセンスは5月31日に期限を迎えており、ここまでに新たなオーナーが不在の場合は、チームが消滅する可能性も指摘されている。
クラブの買収には、アメリカの実業家であるトッド・ベーリー氏が率いるコンソーシアムが有力と見られている。ベーリー氏は、MLBのロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーとしても知られている。
ただ、イギリス政府がチェルシー売却の許可を出すためには、アブラモビッチ氏への利益が全く生まれないことが重要となる。
クラブを売りに出すと明かした際、アブラモビッチ氏は「ウクライナでの戦争の犠牲者のため、売却の収益は全て慈善団体へ寄付する」としていた。
しかし、アブラモビッチ氏はクラブに対して15億ポンド(約2440億円)を貸し付けており、これをなんとかして受け取る方法を画策していると睨まれている。
アブラモビッチ氏は収益を受け取ることができないため、貸付金の返済であったとしても受け取れない状況。そのような動きがある場合は、イギリス政府はクラブの売却を認めず、ライセンスがなくなればチェルシーは消滅することとなる。
プレミアリーグは6月8日に新シーズンに向けて会合を開き、チェルシーはそこまでにライセンスを取得しなければいけなくなる。果たしてどうなるだろうか。
PR
|
関連ニュース