「私に暴行を加えようとした」退場宣告の選手と女性主審が一触即発…選手は「僕は女性に手を出したことはない」と釈明
2022.05.04 07:35 Wed
ブラジルで退場を宣告された選手と審判が一触即発の状態となった。ブラジル『Terra』が伝えている。問題が起きたのは、4月30日に行われたカンピオナート・ペルナンブカーノ決勝の2ndレグ、レトロFC vsナウチコの一戦だった。
22分、ボールとは関係ない場面で相手MFユーリ・ビゴーデと競り合ったナウチコのMFジャン・カルロス。ビゴーデを振り払おうとした左手が相手の顔面にヒットし、オン・フィールド・レビューの結果、ヒジ打ちしたと判断されてレッドカードが提示された。
納得できないジャン・カルロスはレッドカードを提示してきたデボラ・セシリア主審に向かって勢い良く詰め寄り、一触即発の事態に。相手選手やチームメイトから抑えられたものの、落ち着くまでには時間を要した。
『Terra』によると、この試合のマッチレポートには、「私(セシリア主審)が直接レッドカードを提示した後、退場宣告を受けた選手は、副審と彼のチームメイトに制止されながらも私に暴行を加えようとして私の方に向かってきて、さらに自分のチームメイトに抑制されて渋々フィールドを去った」と報告されていたという。
「退場処分のとき、僕は動揺して理性を失った。僕はヒジ打ちをしておらず、腕を振り払おうとしたと分かっていたからで、彼女に悪態をついたことは一度もない」
「僕が腕を振り払おうとしたこと、ヒジ打ちしていないことが話題になったが、画像からは僕がヒジ打ちしたように見えることも理解できる。僕は女性に手を出したことはないし、これからもない。もしもデボラがそれを感じたなら、僕は彼女に、すべての女性に、すべてのファンに謝罪する」
なお、試合は1人少なくなったもののナウチコが1-0で勝利。2戦合計スコアを1-1とし、PK戦の末に勝利を収めている。
納得できないジャン・カルロスはレッドカードを提示してきたデボラ・セシリア主審に向かって勢い良く詰め寄り、一触即発の事態に。相手選手やチームメイトから抑えられたものの、落ち着くまでには時間を要した。
『Terra』によると、この試合のマッチレポートには、「私(セシリア主審)が直接レッドカードを提示した後、退場宣告を受けた選手は、副審と彼のチームメイトに制止されながらも私に暴行を加えようとして私の方に向かってきて、さらに自分のチームメイトに抑制されて渋々フィールドを去った」と報告されていたという。
一方のジャン・カルロスは試合後にインタビューに応じ、セシリア主審に攻撃するつもりはなかったとしたものの、恐怖を与えてしまったなら謝罪したいと話した。
「退場処分のとき、僕は動揺して理性を失った。僕はヒジ打ちをしておらず、腕を振り払おうとしたと分かっていたからで、彼女に悪態をついたことは一度もない」
「僕が腕を振り払おうとしたこと、ヒジ打ちしていないことが話題になったが、画像からは僕がヒジ打ちしたように見えることも理解できる。僕は女性に手を出したことはないし、これからもない。もしもデボラがそれを感じたなら、僕は彼女に、すべての女性に、すべてのファンに謝罪する」
なお、試合は1人少なくなったもののナウチコが1-0で勝利。2戦合計スコアを1-1とし、PK戦の末に勝利を収めている。
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