「C・ロナウドだから何なの?」怒り収まらない暴行被害少年の母、エバートンの手厚い対応に「息子は泣き崩れた」と感謝
2022.04.13 10:55 Wed
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに手を叩かれた少年の母親が、事件について再びコメントしている。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。
この件について、C・ロナウドは「可能であれば、このサポーターをオールド・トラッフォードでの試合観戦に招待したいと思う」と謝罪したものの、マージーサイド警察は暴行容疑で捜査を開始。大きなニュースとなっている。
被害を受けたエバートンファンの少年ジェイコブ・ハーディングくん(14)の母親であるサラ・ケリーさんは、息子が自閉症であり、この日が初めてのサッカー観戦だったことを明かすとともに、C・ロナウドへの怒りを露わにしていたが、『リバプール・エコー』で再びコメントした。
「もし誰かが息子を路上で暴行し、その後、私たちに夕食を一緒に食べようと言ったとしても行かないでしょう。彼がクリスティアーノ・ロナウドだからといって、なぜそんなことしなければならないの?まるで彼に借りがあるみたいだけど。申し訳ないけどそんなことはないのよ」
「私の言葉ではなく、息子の言葉です。結局そういうことです。この件は私よりも息子に影響を与えたので、私は息子にすべてを託し、彼自身に決意を固めてもらうことにしました。彼はユナイテッドに行きたくないし、ロナウドに会いたくない。今私に言えるのは、警察の手に委ねているということだけです」
C・ロナウドの事件後の対応についてもなっていないと指摘したサラさんだが、一方で、エバートンからは親子に嬉しいサポートがあったようだ。
「エバートンは“ピープルズクラブ”と呼べるほど、ジェイクのために力を尽くしてくれました。月曜日の午後は本当に元気づけられました。恐ろしいものから素敵なものが生まれたので、見ていてとても楽しいです」
「エバートンが彼のために何をしようとしているのかを伝えると、息子は泣き崩れました。彼はただ『だからブルーズが好きなんだ』と言っていました。リシャルリソンと(ジョーダン・)ピックフォードからサイン入りのシャツが貰える予定ですし、コロナが落ち着いたら彼のためにミーティングを開いてくれるようです。フランク・ランパード(監督)にも会いたがっていて、息子は“スーパーフランク”が大好きで、来週のレスター(・シティ)戦のチケットも手配してくれたら、さらに喜びです」
「マンチェスター・ユナイテッド戦のときと同じ席に座りたいかと聞かれましたが、ジェイクは即座に断りました。彼は『ママ、あそこには戻りたくない』と言い、私たちにはちょっと嫌な思い出があります」
「もう少し前向きに考え、アウェイ側と離れてホーム側に座れば、彼も少しは落ち着くのではないかと思っています。ただ、彼がゲームに戻るという選択肢をとってくれたことは喜ばしいことです」
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9日、C・ロナウドはプレミアリーグ第32節のエバートン戦にフル出場するもユナイテッドは敗戦。そして試合後、ピッチからロッカーに引き下がる際、観客が持つスマートフォンを叩き落とした。被害を受けたエバートンファンの少年ジェイコブ・ハーディングくん(14)の母親であるサラ・ケリーさんは、息子が自閉症であり、この日が初めてのサッカー観戦だったことを明かすとともに、C・ロナウドへの怒りを露わにしていたが、『リバプール・エコー』で再びコメントした。
「もし誰かが息子を路上で暴行し、その後、私たちに夕食を一緒に食べようと言ったとしても行かないでしょう。彼がクリスティアーノ・ロナウドだからといって、なぜそんなことしなければならないの?まるで彼に借りがあるみたいだけど。申し訳ないけどそんなことはないのよ」
「ジェイクはユナイテッドに行きたくないし、ロナウドに会いたくもないから、私たちはその申し出を断りました」
「私の言葉ではなく、息子の言葉です。結局そういうことです。この件は私よりも息子に影響を与えたので、私は息子にすべてを託し、彼自身に決意を固めてもらうことにしました。彼はユナイテッドに行きたくないし、ロナウドに会いたくない。今私に言えるのは、警察の手に委ねているということだけです」
C・ロナウドの事件後の対応についてもなっていないと指摘したサラさんだが、一方で、エバートンからは親子に嬉しいサポートがあったようだ。
「エバートンは“ピープルズクラブ”と呼べるほど、ジェイクのために力を尽くしてくれました。月曜日の午後は本当に元気づけられました。恐ろしいものから素敵なものが生まれたので、見ていてとても楽しいです」
「エバートンが彼のために何をしようとしているのかを伝えると、息子は泣き崩れました。彼はただ『だからブルーズが好きなんだ』と言っていました。リシャルリソンと(ジョーダン・)ピックフォードからサイン入りのシャツが貰える予定ですし、コロナが落ち着いたら彼のためにミーティングを開いてくれるようです。フランク・ランパード(監督)にも会いたがっていて、息子は“スーパーフランク”が大好きで、来週のレスター(・シティ)戦のチケットも手配してくれたら、さらに喜びです」
「マンチェスター・ユナイテッド戦のときと同じ席に座りたいかと聞かれましたが、ジェイクは即座に断りました。彼は『ママ、あそこには戻りたくない』と言い、私たちにはちょっと嫌な思い出があります」
「もう少し前向きに考え、アウェイ側と離れてホーム側に座れば、彼も少しは落ち着くのではないかと思っています。ただ、彼がゲームに戻るという選択肢をとってくれたことは喜ばしいことです」
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