【CLプレビュー】崖っぷちのベンフィカが難攻不落の要塞攻略図る《リバプールvsベンフィカ》

2022.04.13 17:30 Wed
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、リバプールvsベンフィカが、日本時間13日28:00にアンフィールドでキックオフされる。敵地で先勝に成功した盤石のリバプールと、奇跡の逆転目指す崖っぷちのベンフィカが対峙するベスト4懸けた運命の第2戦。
PR
先週にエスタディオ・ダ・ルスで行われた1stレグでは、アウェイのリバプールが地力の差を見せつける内容で3-1の先勝を収めた。元ポルトのエースFWルイス・ディアスが、かつての宿敵相手に1ゴール1アシストの活躍を見せた他、先発に抜擢されたDFコナテやMFナビ・ケイタが躍動。一方、敗れたベンフィカも守護神ヴラチョディモスの再三の好セーブに、エースFWダルウィン・ヌニェスのゴールとホームで意地を見せ、わずかな望みをつないで敵地へ乗り込むことになった。
再三の決定機を決め切れずに初戦で決着を付けるまでには至らなかったものの、大きなアドバンテージをアンフィールドに持ち帰ったリバプール。ただ、先週末に行われたプレミアリーグの首位攻防戦では首位マンチェスター・シティを相手に敵地で2度追いつく粘りを見せたものの、最終的に2-2のドロー決着。リーグ戦連勝が「10」でストップすると共に、勝ち点1差のまま残り7試合を戦うことになった。

パフォーマンス自体に悲観する部分は全くないが、消耗戦となった頂上決戦での引き分けがチームに与えるメンタル面の影響は懸念材料。だが、未だにクアドルプルのチャンスを残すチームはきっちり気持ちを切り替えて臨むはずだ。前ラウンドでは2-0で先勝した後、ホームでインテルに0-1で敗れているが、ベンフィカ相手に同じ轍を踏むことはない。

一方、痛恨の3失点目を喫するまでは劣勢ながらも、幾度か鋭いカウンターで相手を脅かし、善戦と言っていいパフォーマンスを見せたベンフィカ。難攻不落のアンフィールド攻略は奇跡が必要な至難の業と言えるが、直近のベレネンセス戦では主砲ヌニェスのハットトリックの活躍で3-1の快勝。公式戦連敗をストップして敵地へ乗り込むことになった。
比較的メンバーを固定し、同じスタイルでの戦いを継続しているため、相手を驚かせるような奇策は持ち合わせていないが、週末にシティとのFAカップ準決勝を控え、ターンオーバーも見込まれるホームチームの隙を突き、奇跡の逆転突破を狙いたい。

◆リバプール◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ナビ・ケイタ、ファビーニョ、カーティス・ジョーンズ
FW:サラー、フィルミノ、ルイス・ディアス

負傷者:なし
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者、負傷者共におらず、全選手が起用可能な状況だ。

スタメンに関しては前日会見の場でクロップ監督がフレッシュな選手の起用を示唆しており、直近のシティ戦から数選手の入れ替えが見込まれる。マティプとヘンダーソン、マネに代わって初戦で活躍したコナテ、ナビ・ケイタ、ルイス・ディアス。休養を与えられる可能性が高いチアゴに代わってカーティス・ジョーンズの起用を予想。

また、マネとジョタが出場停止にリーチがかかっていることから、フィルミノをセンターフォワードで起用するとみる。それ以外でもジョー・ゴメス、ツィミカス、エリオット辺りに出番が与えられるかもしれない。

◆ベンフィカ◆
【4-4-2】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ヴラチョディモス
DF:ジウベルト、オタメンディ、ヴェルトンゲン、グリマルド
MF:ゴンサウヴェス、ターラブト、ヴァイグル、エヴェルトン
FW:ゴンサロ・ラモス、ダルウィン・ヌニェス

負傷者:DFヴェリッシモ、MFラファ・シウバ、FWロドリゴ・ピーニョ
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはコンディションの問題で主力のラファ・シウバが招集メンバー外となった。

スタメンに関してはラファ・シウバの代役にゴンサウヴェスを起用する以外、初戦と同じメンバーの起用が濃厚だ。

★注目選手
◆リバプール:MFナビ・ケイタ
Getty Images

1stレグに続く鮮烈なパフォーマンスを見せられるか。ベンフィカとの初戦では1ゴール1アシストを記録したルイス・ディアスにスポットライトが当たったが、ヘンダーソンに代わってファビーニョ、チアゴと共に3セントラルMFの一角で起用されたギニア代表MFも鮮烈なパフォーマンスを披露した一人だった。

同試合では勝利を決定づける3点目をアシストした他、チームトップクラスのシュート数、パス成功率、ボール奪取をみせ、攻守両面で中盤を制圧。ヘンダーソンらとは異なる特長を遺憾なく発揮し、改めてチームにとって貴重なオプションであることを証明した。

幾つかのポジションでターンオーバーが見込まれる中、クロップ監督が再びチャンスを与える可能性は高く、今回の一戦では初戦同様のパフォーマンスでチームをベスト4へ導く働きを見せたいところだ。

◆ベンフィカ:FWゴンサロ・ラモス
Getty Images

主砲ヌニェスと共にゴールに直結する仕事ができるか。2013年からベンフィカの下部組織でプレーするU-21ポルトガル代表FWは、10代前半からアカデミーの各年代でゴールを量産してきた生粋のゴールスコアラー。今シーズンはトップチームの主力に定着すると、ここまで公式戦41試合7ゴール4アシストの数字を残している。

185cmの痩身も体幹の強さ、ジャンプ力、スピードとアスリート能力が高く攻撃的MFでもプレー可能なテクニックも併せ持つ万能型FWは、同胞アタッカーの頂点に立つクリスティアーノ・ロナウドのようなストライカーへの成長も期待される大器。すでにバイエルンといったビッグクラブからの関心も集める。

今シーズンのCLの舞台では前ラウンドからセカンドストライカーの主力としてプレーし、献身的な守備やカウンターの起点として貢献を見せる一方、最後の局面では精度、力強さに欠ける印象だ。今回の大一番ではラファ・シウバ不在により、ヌニェスへの負担がより強くなる中でエヴェルトンやゴンサウヴェスと共に、攻撃面で決定的な仕事を果たしたい。

PR
関連ニュース

【プレミアリーグ第37節プレビュー】優勝左右するユナイテッドvsアーセナル! シティ&リバプールは曲者と対峙

先週末に行われた第36節はアーセナル、マンチェスター・シティの2強が揃って快勝。さらに、リバプールもトッテナムとのビッグマッチを制し、残り2節での逆転優勝にわずかな望みを繋いだ。 ヨーロッパ主要リーグの優勝チームが続々決定するも、依然として混迷極まる覇権争いが続くプレミアリーグは延期分を除き残り2節となった。そういった中、今節はマンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルのビッグマッチを含め3強がいずれもタフな相手と対戦。タイトルレースを左右する一節となりそうだ。 首位のアーセナルは前節、曲者ボーンマス相手に幸運な2つの判定もありながらも勝ち点3に相応しいパフォーマンスをみせ、3-0の快勝を収めた。これでリーグ4連勝を達成し、最終盤に急失速した昨季の教訓を見事に生かしてリーグテーブルの最上位をキープ。悲願のリーグ制覇は1試合未消化で1ポイント差のシティ次第ではあるものの、チームとして残り2試合を勝ち切って天命を待ちたい。 その悲願達成へ最後の障害となるのが、難所オールド・トラッフォードで行われる赤い悪魔との今季最後のアウェイゲームだ。シティ戦を除き今季ビッグ6相手のホームゲームで負けていない難敵との一戦において、勝ち点3を持ち帰るためにはチームとしての勝負強さが試されることになる。 一方、優勝争いを左右する立場となる8位のユナイテッド。宿敵シティとのFAカップ決勝を残しており、その優勝でヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得は可能だが、リーグ戦で何とかより上位でフィニッシュしたい。とりわけ、前節はクリスタル・パレス相手に敵地で0-4の惨敗を喫しており、怒れるホームサポーターの前でリバウンドメンタリティを示したい。なお、テン・ハグ監督の今季限りでの解任が既定路線として報じられるなど苦境が続くチームだが、DFマルティネスとFWラッシュフォードの主力2選手のチームトレーニング復帰という朗報も届いている。 宿敵のアシストを期待しつつ、今節の首位浮上を目指すシティは、13位のフルアム相手に今季最長の7連勝を目指す。前節、前回対戦で敗れたウォルバーハンプトン相手にFWハーランドの圧巻4ゴールによって5-1とリベンジを果たしたグアルディオラのチーム。今回の対戦相手はそのノルウェー代表FWが前回対戦でハットトリックを達成したお得意様だけに、勝ち点3と共に大量得点を奪って得失点差にもこだわった戦いを見せたい。 今節はマンデーナイト開催となる3位のリバプールは、前述の2強の結果次第で優勝の可能性が潰えた状況での戦いとなるが、クロップ体制で最後のアウェイゲームとなる4位のアストン・ビラとの上位対決で連勝を狙う。前節のトッテナム戦はMF遠藤航ら主力を下げた後半半ば以降の連続失点で冷や汗をかいたが、FWサラー、FWガクポ、MFエリオットの3選手がいずれも1ゴール1アシストを記録するなど攻撃陣の久々の爆発で4-2の快勝。リーグ3戦ぶりの白星を手にした。そのスパーズ戦から中7日と休養十分で臨むビラ・パークでの試合では相手を圧倒するパフォーマンスを期待したい。 対するアストン・ビラは、カンファレンスリーグ(ECL)準決勝敗退に、今季初の公式戦3連敗という苦境の中で難敵をホームで迎え撃つ。前節、不調のブライトンに0-1で敗れて7戦ぶりの白星を献上したエメリのチームは、2-4からの逆転を目指したオリンピアコスとの2ndレグでも0-2で敗戦した。チーム久々のタイトル獲得の可能性が潰えた中、残り2試合ではトップ4死守に全力を注ぐ構えだ。1試合未消化の5位トッテナムとのポイント差は「7」だが、シティとの延期分を引き分けで終えた場合、7ポイントを積む可能性は十分あり、且つ自分たちの最終節は絶好調のクリスタル・パレスとのアウェイゲームという点を考えると、何とか今回のリバプール戦で勝ち点を拾いたい。 リバプールのアシストを期待しつつ、わずかに残された逆転トップ4へ望みを繋ぎたいトッテナムは、19位のバーンリーとホームで対戦する。今季初の4連敗と最終盤に入って絶不調のポステコグルーのチームだが、前節の後半終盤はFWリシャルリソンを中心に久々に躍動感のあるパフォーマンスを見せており、その流れを今回の一戦に生かしたい。引き分け以下で1年での降格が決定する相手に対して、大量得点を挙げることができれば、翌々日に試合を行うアストン・ビラにより大きな重圧もかけられる。 逆転でのヨーロッパ出場権獲得を目指す7位のチェルシーは、勝利で自力残留を決められる17位のノッティンガム・フォレストとのタフなアウェイゲームに臨む。前節、絶不調のウェストハムとのダービーをFWジャクソンの2ゴールの活躍などで完勝したブルーズ。これでダービー連勝を飾ったチームは、FWエンクンクやDFグストといった一部主力も戦列に復帰。良いチーム状態で3連勝を目指すアウェイゲームに臨めるはずだ。 同じく熾烈なEL出場権争いに身を置く6位のニューカッスルは、週中にマンチェスター・ユナイテッドとのシックスポインターを控える中、11位のブライトン相手に3連勝を目指す。直近2試合では降格圏のシェフィールド・ユナイテッド、バーンリーにいずれも4ゴール以上を挙げて大勝しており、その攻撃力を生かして押し切りたい。 その他ではDF橋岡大樹を擁する18位のルートン・タウンと、モイーズ体制でのホームラストゲームを戦う9位のウェストハムが対峙する一戦にも注目だ。 ◆プレミアリーグ第37節 ▽5/11(土) 《20:30》 フルアム vs マンチェスター・シティ 《23:00》 ボーンマス vs ブレントフォード エバートン vs シェフィールド・ユナイテッド ニューカッスル vs ブライトン トッテナム vs バーンリー ウェストハム vs ルートン・タウン ウォルバーハンプトン vs クリスタル・パレス 《25:30》 ノッティンガム・フォレスト vs チェルシー ▽5/12(日) 《24:30》 マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル ▽5/13(月) 《28:00》 アストン・ビラ vs リバプール 2024.05.11 12:00 Sat

プレミア最優秀監督の最終候補5名が発表! ペップ、クロップ時代にアルテタが割り込むか?

プレミアリーグは9日、2023-24シーズンの最優秀監督賞であるマネージャー・オブ・ザ・シーズンのノミネート監督5名を発表した。 シーズンも残すところあとわずか。2022-23シーズンに続いてアーセナルとマンチェスター・シティが優勝を争っている状況だ。 4連覇を目指すシティと20年ぶりの優勝を目指すアーセナル。両クラブを指揮するジョゼップ・グアルディオラ監督、ミケル・アルテタ監督がノミネートされている。 また、3位のリバプールを指揮し今季限りでの退任が決まっているユルゲン・クロップ監督、4位のアストン・ビラを指揮するウナイ・エメリ監督、そして3月の月間最優秀監督賞も受賞したボーンマスのアンドニ・イラオラ監督がノミネートされている。 ファン投票は5月13日まで、プレミアリーグの公式サイトから投票が可能。サッカー専門家委員会の投票と合わせて勝者が決定され、5月18日に受賞者が発表される。 ◆最優秀監督候補5名 ミケル・アルテタ監督(アーセナル) 今季成績:36試合26勝5分け5敗/+60 ウナイ・エメリ監督(アストン・ビラ) 今季成績:36試合20勝7分け9敗/+20 ジョゼップ・グアルディオラ監督(マンチェスター・シティ) 今季成績:35試合25勝7分け3敗/+54 ※4回受賞 アンドニ・イラオラ監督(ボーンマス) 今季成績:36試合13勝9分け14敗/-11 ユルゲン・クロップ監督(リバプール) 今季成績:36試合23勝9分け4敗/+43 ※2回受賞 2024.05.09 23:55 Thu

プレミア最優秀選手の最終候補8名が発表! 優勝争う2クラブから2名ずつがノミネート

プレミアリーグは9日、2023-24シーズンの最優秀選手賞であるプレーヤー・オブ・ザ・シーズンのノミネート選手8名を発表した。 シーズンも残すところあとわずか。2022-23シーズンに続いてアーセナルとマンチェスター・シティが優勝を争っている状況だ。 4連覇を目指すシティと20年ぶりの優勝を目指すアーセナル。8名の最終候補には、それぞれ2名ずつがノミネートしている。 現在首位のアーセナルからはキャプテンであるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールと、今シーズン加入したイングランド代表MFデクラン・ライスの2名、4連覇を目指すシティからは、得点ランキングトップを走り昨シーズンはこの賞を受賞したノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、イングランド代表MFフィル・フォーデンがノミネートしている。 その他、3位で追いかけるリバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイク、今季シティからチェルシーに移籍し、プレミアリーグで21ゴールの活躍を見せているイングランド代表MFコール・パーマー、4位につけるアストン・ビラで19ゴールを記録するイングランド代表FWオリー・ワトキンス、そして20ゴールで得点ランキング3位につけるニューカッスルのスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクがノミネートされた。 ファン投票は5月13日まで、EA SPORTSの公式サイトから投票が可能。サッカー専門家委員会の投票と合わせて勝者が決定され、5月18日に受賞者が発表される。 ◆最優秀選手候補8名 MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ) 今季成績:32試合16ゴール8アシスト FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) 今季成績:28試合25ゴール5アシスト FWアレクサンダー・イサク(ニューカッスル) 今季成績:27試合20ゴール1アシスト MFマルティン・ウーデゴール(アーセナル) 今季成績:33試合8ゴール8アシスト MFコール・パーマー(チェルシー) 今季成績:31試合21ゴール9アシスト MFデクラン・ライス(アーセナル) 今季成績:36試合ゴール8アシスト DFヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール) 今季成績:34試合2ゴール2アシスト FWオリー・ワトキンス(アストン・ビラ) 今季成績:35試合19ゴール12アシスト 2024.05.09 23:30 Thu

リバプール時代以来の欧州カップ戦決勝出場へ…急転先発復帰の36歳ミニョレ「明日で全てが変わる」

元ベルギー代表GKシモン・ミニョレがECL決勝戦進出へ意気込んだ。ベルギー『Nieuwsblad』が伝えている。 かつてリバプールで6年間プレーし、現在はクラブ・ブルージュの正守護神を担う36歳ミニョレ。母国の名門でベルギー1部を2度、国内カップ戦を2度制している。 チームは今季ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を戦い、フィオレンティーナとの準決勝まで進出。1stレグはアウェイで2-3と敗れており、ホームでの2ndレグ(8日)は決勝戦進出を懸けた正念場となる。 実はミニョレ、3月以降ケガの連続により、ECLでは準々決勝から出場しておらず、準決勝1stレグ時点で遠征メンバーに復帰もプレーはできず。ただ、代役GKの負傷により2ndレグでの先発復帰が確実視されている。 前日会見にも出席し「フィオレンティーナは時間を稼ごうとするだろう。2-3の状態が長引けば長引くほどにね。僕たちはイライラしないのが重要。目標は2点差で勝つことだ」と意欲。 また、ミニョレはリバプール時代に2015-16シーズンのEL決勝と18-19シーズンのCL決勝、2度の欧州カップ戦ファイナルを経験。ただ、ELは自身がフル出場も敗戦で準優勝、CLは優勝も自身出場せず…36歳の大ベテランも欧州タイトル獲得へ燃えたぎる。 「ハッキリ言って、ECLは欧州のトップ・オブ・トップが集まる大会ではない。比べるなら、CLよりもベルギー1部がレベル的に近いと言っても良いだろう」 「されど欧州のタイトル。クラブ・ブルージュにとって何かを起こせる大きなチャンスだし、グループステージ前の予選からここまで素晴らしい道のりを歩んできた」 「ロッカールームの雰囲気は、ビハインドを背負っていると思えないほど最高潮だ。流れが来ている時特有のそれだよ。明日(8日)で全てが変わる…地に足つけて決勝へ行く」 2024.05.08 15:30 Wed

チェルシーが今夏ウクライナ代表MFを狙う? 契約解除金は242.4億円…プレミアトップ3も注目の逸材

今シーズンも苦しい戦いが続いているチェルシー。今夏の補強に向けて、ウクライナ代表MFの獲得を考えているようだ。 チェルシーが関心を寄せているとされるのが、シャフタール・ドネツクに所属するウクライナ代表MFヘオルヒー・スダコフ(21)とのこと。10番を背負う攻撃的MFだ。 スダコフは、6500万ポンド(約126億円)の評価を受けている期待の若手。プレミア・リーガで22試合に出場し5ゴール4アシスト。チャンピオンズリーグ(CL)でも6試合1ゴール、ヨーロッパリーグ(EL)で2試合1ゴールを記録していた。 ウクライナ代表としても14試合に出場し1ゴールを記録しているスダコフには、チェルシー以外にもアーセナル、マンチェスター・シティ、リバプールも注目を寄せ、イタリアからも関心があるという。 チェルシーはここ数週間で相手の温度感を知るために代理人らと面会を行ったとされており、エバートン戦にはシャフタールのCEO(最高経営責任者)であるセルゲイ・パルキン氏がスタンフォード・ブリッジを訪れていたという。 イギリス『デイリー・メール』によれば、パルキン氏はスダコフの今夏の動きについて言及。「この夏、彼にはいくつかのビッグクラブに移籍する大きなチャンスがある。いくつかのビッグクラブと接触しており、直接交渉していないクラブもあるが、夏の状況を感じ取っている」と語り、今夏の移籍の可能性を示唆した。 チェルシーにはウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクも所属しており、ウクライナコンビで躍動する未来もある。ただ、ムドリクは支払った移籍金ほどの結果を残せていない状況だ。 評価額は6500万ポンドだが、2028年まで契約を残しており、6月から有効となる契約解除条項は1億2500万ポンド(約242億4000万円)に設定されている。ただ、それ以外の金額でもクラブは売却を考えると見られており、争奪戦に転じる可能性もありそうだ。 2024.05.07 21:40 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly