磐田が王者川崎Fに善戦も、土壇場で勝利逃す…【明治安田J1第7節】
2022.04.06 21:18 Wed
明治安田生命J1第7節、ジュビロ磐田vs川崎フロンターレが6日にヤマハスタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。
王者をホームに迎え撃つ磐田は、ここまで1勝2分け3敗で15位の成績。2日に行われた前節の柏レイソル戦は、アウェイで0-2の完敗を喫した。一方の川崎Fは、前節のセレッソ大阪戦でまさかの4失点大敗を喫し、早くも今季2つ目の黒星が付いた。
互いに敗戦からのバウンスバックが求められる今節。前節からのスタメン変更はともに3人ずつで、磐田はリカルド・グラッサが左センターバックで来日初スタメンを果たした。川崎Fは過密日程を考慮し、家長やレアンドロ・ダミアンを温存。小林や知念、遠野が先発で起用されている。
立ち上がりはボールを保持したい川崎Fと、それを許さない磐田とで主導権を巡ってにらみ合いが続く。その中で6分に川崎Fは、敵陣左サイドで得たFKで脇坂がクロスを入れると、これがゴール方向に流れてあわやのシーンを迎えたが、GK三浦に掻き出された。
対する磐田は10分、新戦力のグラッサにシュートチャンス。こぼれ球を拾ってボックス手前外から左足を振り抜いたが、惜しくも右にきれた。
ここからは徐々に川崎Fがポゼッション率を上げていく。同時にゴール前に迫る回数も増える中、32分に左サイドいっぱいに開いたマルシーニョから遠野がスルーパスを受けてクロスを供給。知念が飛び込んで頭で合わせたが、惜しくも右に逸れていった。
0-0で迎えた後半は、立ち上がりから川崎Fがペースを掴む。48分に知念が敵陣でボールを奪ってシュートを放つと、50分には脇坂のシュートがGKを強襲する。また、続く59分には、脇坂がボックス右から巧みなボール捌きでカットイン。GKも躱しにかかったが、三浦に絡め取られてしまった。
後半以降、ゴール前の侵入が減った磐田。61分に右サイドから崩しにかかり、大津の折り返しを大森が合わせたが、ここはDFに至近距離でブロックされた。その後、75分過ぎまでに4人を入れ替えるなど、川崎Fがやや焦りを見せ始める中、迎えた78分に試合が動いた。
磐田の左CKのシーン。一度跳ね返されてボールを奪われてしまうものの、すぐに大森が奪い返し二次攻撃へ。右サイドに展開し鈴木にボールが渡ると、鈴木はグラウンダーのクロスをゴール前の絶妙なポイントに供給。これを大森が合わせてホームチームが先制した。
終盤にかけては、川崎Fは途中出場の宮城が積極的にシュートを放つも、どれも相手を脅かすまでには至らない。だが、なりふり構わない王者の攻撃は徐々に磐田の喉元に迫っていく。
後半アディショナルタイムは7分が表示され、追いかける川崎Fにとってはビッグチャンスに。すると94分、右サイドからインスイングのクロスが上がると、知念の競り合いでボールは高く空中へ。これをGK三浦が頭上でキャッチしようとしたが、ここでキャッチし切れずこぼれたところを知念が押し込んで土壇場で同点に追いついた。
その後の残り時間は完全に川崎Fが支配し、よもや逆転の雰囲気も。しかし、その時間は残されておらず、試合は1-1で終了。両チームは対照的な感情で試合を終えることになった。
ジュビロ磐田 1-1 川崎フロンターレ
【磐田】
大森晃太郎(後33)
【川崎F】
知念慶(後49)
王者をホームに迎え撃つ磐田は、ここまで1勝2分け3敗で15位の成績。2日に行われた前節の柏レイソル戦は、アウェイで0-2の完敗を喫した。一方の川崎Fは、前節のセレッソ大阪戦でまさかの4失点大敗を喫し、早くも今季2つ目の黒星が付いた。
立ち上がりはボールを保持したい川崎Fと、それを許さない磐田とで主導権を巡ってにらみ合いが続く。その中で6分に川崎Fは、敵陣左サイドで得たFKで脇坂がクロスを入れると、これがゴール方向に流れてあわやのシーンを迎えたが、GK三浦に掻き出された。
対する磐田は10分、新戦力のグラッサにシュートチャンス。こぼれ球を拾ってボックス手前外から左足を振り抜いたが、惜しくも右にきれた。
まだまだ主導権争いが続く前半半ば、川崎Fは16分に小林から縦パスを受けた遠野がボックス右からシュートへ。対して磐田は24分に大津がボックス右に侵入し、その折り返しを小川が合わせる決定機。しかし、ここは川崎Fの守護神チョン・ソンリョンに止められた。
ここからは徐々に川崎Fがポゼッション率を上げていく。同時にゴール前に迫る回数も増える中、32分に左サイドいっぱいに開いたマルシーニョから遠野がスルーパスを受けてクロスを供給。知念が飛び込んで頭で合わせたが、惜しくも右に逸れていった。
0-0で迎えた後半は、立ち上がりから川崎Fがペースを掴む。48分に知念が敵陣でボールを奪ってシュートを放つと、50分には脇坂のシュートがGKを強襲する。また、続く59分には、脇坂がボックス右から巧みなボール捌きでカットイン。GKも躱しにかかったが、三浦に絡め取られてしまった。
後半以降、ゴール前の侵入が減った磐田。61分に右サイドから崩しにかかり、大津の折り返しを大森が合わせたが、ここはDFに至近距離でブロックされた。その後、75分過ぎまでに4人を入れ替えるなど、川崎Fがやや焦りを見せ始める中、迎えた78分に試合が動いた。
磐田の左CKのシーン。一度跳ね返されてボールを奪われてしまうものの、すぐに大森が奪い返し二次攻撃へ。右サイドに展開し鈴木にボールが渡ると、鈴木はグラウンダーのクロスをゴール前の絶妙なポイントに供給。これを大森が合わせてホームチームが先制した。
終盤にかけては、川崎Fは途中出場の宮城が積極的にシュートを放つも、どれも相手を脅かすまでには至らない。だが、なりふり構わない王者の攻撃は徐々に磐田の喉元に迫っていく。
後半アディショナルタイムは7分が表示され、追いかける川崎Fにとってはビッグチャンスに。すると94分、右サイドからインスイングのクロスが上がると、知念の競り合いでボールは高く空中へ。これをGK三浦が頭上でキャッチしようとしたが、ここでキャッチし切れずこぼれたところを知念が押し込んで土壇場で同点に追いついた。
その後の残り時間は完全に川崎Fが支配し、よもや逆転の雰囲気も。しかし、その時間は残されておらず、試合は1-1で終了。両チームは対照的な感情で試合を終えることになった。
ジュビロ磐田 1-1 川崎フロンターレ
【磐田】
大森晃太郎(後33)
【川崎F】
知念慶(後49)
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