資産凍結で八方塞がりのチェルシー、チケット販売の許可が下りるも収益は受け取れず
2022.03.24 12:10 Thu
オーナーのロマン・アブラモビッチ氏がイギリス政府によって資産を凍結され、大きな打撃を受けているチェルシーだが、一部が緩和されることになった。イギリス『BBC』が伝えた。
その結果、チェルシーはスポンサーが撤退する他、クレジットカードも凍結。チケット販売、グッズ販売も認められないこととなっていた。
クラブが収入を得ることを禁じられた結果の処分だが、イギリス政府が特別なライセンスを付与。チケットの販売が認められることとなった。
しかし、その収益はクラブに入ることはなく、直接プレミアリーグに送られ、その後は関係者に分配されるとのことだ。
なお、チェルシーはチケット販売による収益に対し、ウクライナでの戦争の犠牲者に寄付することを要求。プレミアリーグは「クラブと協議した後、受益者の慈善団体がやがて発表される」とし、寄付される見通しのようだ。
PR
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって1カ月が経過。その主導者であるウラジーミル・プーチン大統領と親しい仲にあるチェルシーのオーナーであるアブラモビッチ氏はイギリス政府によって資産が凍結された。クラブが収入を得ることを禁じられた結果の処分だが、イギリス政府が特別なライセンスを付与。チケットの販売が認められることとなった。
しかし、その収益はクラブに入ることはなく、直接プレミアリーグに送られ、その後は関係者に分配されるとのことだ。
一方で、4月6日に行われるレアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝、同16日にクリスタル・パレスとウェンブリー・スタジアムで行われるFAカップ準決勝のチケットが販売できることに。収益は受け取れないものの、ファンたちはスタジアムで試合を観ることが可能となった。
なお、チェルシーはチケット販売による収益に対し、ウクライナでの戦争の犠牲者に寄付することを要求。プレミアリーグは「クラブと協議した後、受益者の慈善団体がやがて発表される」とし、寄付される見通しのようだ。
PR
|
関連ニュース