【J1注目プレビュー|第5節:浦和vs磐田】互いにカギはストライカー、ゴールを奪い切って勝利掴むのは

2022.03.19 12:43 Sat
©超ワールドサッカー
【明治安田生命J1リーグ第5節】
2022年3月19日(土)
15:00キックオフ
浦和レッズ(13位/4pt) vs ジュビロ磐田(7位/5pt)
[埼玉スタジアム2002]

◆欲しいゴール、2点目を奪う力を【浦和レッズ】
前節はサガン鳥栖相手に苦戦。ここまでのシーズンで最も苦労した試合と言っても良いだろう。マンツーマンでスピーディーなプレーを続ける鳥栖の前にペースを握れず敗戦。今シーズン1番良くない敗戦だった。

精度の高さを見せつけられた昨シーズンの対戦だったが、前節もそれに近い内容で、歩みが止まりそうなものとなってしまった。

まだ1勝に終わっている浦和だが、その大きな要因は攻撃陣。6試合で5得点は、このメンバーでは寂しすぎる数字だ。
いかにしてゴールを奪い切るか。良い形をいくら作ってもネットが揺れないのであれば、そこに価値はない。いかにゴールを決め切る選手がいるか。その点では、江坂人、キャスパー・ユンカーにかかる期待が大きい。

特に1人に依存することなくゴールを奪っていきたい浦和。アタッカー陣がしっかりと仕留めることができるかに注目だ。

★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:西川周作
DF:酒井宏樹、岩波拓也、アレクサンダー・ショルツ、馬渡和彰
MF:岩尾憲、伊藤敦樹
MF:関根貴大、江坂任、松尾佑介
FW:キャスパー・ユンカー
監督:リカルド・ロドリゲス

◆主導権を渡さずに戦えるか【ジュビロ磐田】

前節はガンバ大阪と対戦し、1-1のドローに終わった。終盤に追いつかれての引き分けは悔しさもある一方で、J1との力の差を感じる部分もあっただろう。

特に主導権を握れている時間帯は問題なく相手を上回れるが、相手が盛り返し、主導権を握られた時の戦い方はまだまだ改善の余地がある。

浦和はボールを握って相手を押し込んでいくスタイルだけに、いかに我慢して守ることができるか。押し込まれ切られないプレーが重要となる。

守り切るというよりは、攻撃に出て相手を押し返すというのが伊藤彰監督のスタイル。杉本健勇は契約上の理由で起用できないが、代役のファビアン・ゴンザレスは裏抜けに加えて体の強さも持っており、浦和を押し切る可能性もあるだろう。

★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:三浦龍輝
DF:伊藤槙人、大井健太郎、森岡陸
MF:鈴木雄斗、山本康裕、遠藤保仁、松本昌也
MF:大森晃太郎、大津祐樹
FW:ファビアン・ゴンザレス
監督:伊藤彰
契約上出場不可:杉本健勇
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