柏がマテウス・サヴィオのゴールを守り切り3位浮上!福岡は今季初黒星【明治安田J1第4節】
2022.03.12 18:21 Sat
明治安田生命J1リーグ第4節、柏レイソルvsアビスパ福岡が12日に三協フロンテア柏スタジアムで行われ、ホームの柏が1-0で勝利した。
前節鹿島アントラーズに敗れ今季初黒星を喫した柏は、山田と戸嶋に代えて中村慶太と小屋松を起用。システムは変わらず[3-1-4-2]を採用しており、ドウグラスと細谷が2トップを組む形となっている。
対するは、前節北海道コンサドーレ札幌と引き分け、開幕から3試合連続ドローとなった福岡。前節からスタメンを2枚変更しており、ドウグラス・グローリとクルークスに代わり杉本と金森がスタメンに入った。システムは 前節の[3-4-2-1]から[4-4-2]に変更している。
立ち上がりは柏が2トップを生かした攻撃を見せる一方、7分には福岡が右サイドのクロスから山岸がヘディングシュートを放つなど、一進一退の攻防に。お互い決定機を作れない時間帯が続くなかで、21分に柏はカウンターから細谷のボールを受けた小屋松がミドルシュート。無回転の対応の難しいシュートだったが、GK村上が落ち着いて対処して事なきを得た。
徐々にチャンスを作り始めていた柏は29分、中村慶太のフィードに抜け出した右サイドのマテウス・サヴィオが、ボックス中央手前にポジションをとった細谷とのワンツーでボックス内に進入。ゴールの上隅に強烈なシュートを突き刺し、先制点を奪った。
1点を追いかける福岡は50分に杉本がクロスに飛び込みヘディングシュートを放ったものの、これは枠外に。攻勢を強めるもFWルキアンが今一つ乗り切れないこともあり、得点の遠い状況が続く。54分にはMFクルークスとMF田中達也を投入してますます攻撃的な姿勢を見せるが、柏も粘り強い守備で対応してチャンスを作らせない。
59分、攻め続ける福岡はクルークスの低いクロスにボックス内で反応したルキアンがシュートを放ったが、GKキム・スンギュに阻まれる。そのこぼれ球をルキアンが拾い、前がシュートを打つもクロスバー。さらにルキアンがヘディングシュートを狙うが、またもGKキム・スンギュに防がれた。
絶好のチャンスを逃した福岡に対して、柏は68分に高い位置でボールを奪うと、ドウグラスのパスを受けた18歳の真家にチャンス。しかし、フリーで放ったシュートに力はなくGK村上がキャッチ。71分には右サイドの川口からクロスを受けたマテウス・サヴィオがボックス内でシュートを放つも、これは身体を張った福岡ディフェンス陣に止められた。
何としても追いつきたい福岡はファンマ、城後へのロングボールや右サイドの田中達也のクロスで状況を打開しようとするが、83分には自陣から独走した戸嶋にシュートを許すなど、カウンターを狙い続ける柏相手に主導権を握るまでには至らず。86分には志知のクロスに走り込んできた湯澤が強烈なシュートを放ったが、ここで再びGKキム・スンギュの壁。
必死の福岡に対して[5-4-1]の形で完全な守備固めに入った柏は最後までゴールを割らせないままタイムアップ。4試合で3勝目を挙げ、リーグ3位に浮上している。一方、開幕から3試合連続でドローが続いていた福岡は、今季初黒星となってしまった。
柏レイソル 1-0 アビスパ福岡
【柏】
マテウス・サヴィオ(前29)
前節鹿島アントラーズに敗れ今季初黒星を喫した柏は、山田と戸嶋に代えて中村慶太と小屋松を起用。システムは変わらず[3-1-4-2]を採用しており、ドウグラスと細谷が2トップを組む形となっている。
立ち上がりは柏が2トップを生かした攻撃を見せる一方、7分には福岡が右サイドのクロスから山岸がヘディングシュートを放つなど、一進一退の攻防に。お互い決定機を作れない時間帯が続くなかで、21分に柏はカウンターから細谷のボールを受けた小屋松がミドルシュート。無回転の対応の難しいシュートだったが、GK村上が落ち着いて対処して事なきを得た。
徐々にチャンスを作り始めていた柏は29分、中村慶太のフィードに抜け出した右サイドのマテウス・サヴィオが、ボックス中央手前にポジションをとった細谷とのワンツーでボックス内に進入。ゴールの上隅に強烈なシュートを突き刺し、先制点を奪った。
マテウス・サヴィオを中心としたカウンターでゴールに迫る柏に対して、福岡はプレッシャーからボール奪取こそ成功するものの、そこからなかなかチャンスに結びつけることができないままハーフタイムを迎えた。
1点を追いかける福岡は50分に杉本がクロスに飛び込みヘディングシュートを放ったものの、これは枠外に。攻勢を強めるもFWルキアンが今一つ乗り切れないこともあり、得点の遠い状況が続く。54分にはMFクルークスとMF田中達也を投入してますます攻撃的な姿勢を見せるが、柏も粘り強い守備で対応してチャンスを作らせない。
59分、攻め続ける福岡はクルークスの低いクロスにボックス内で反応したルキアンがシュートを放ったが、GKキム・スンギュに阻まれる。そのこぼれ球をルキアンが拾い、前がシュートを打つもクロスバー。さらにルキアンがヘディングシュートを狙うが、またもGKキム・スンギュに防がれた。
絶好のチャンスを逃した福岡に対して、柏は68分に高い位置でボールを奪うと、ドウグラスのパスを受けた18歳の真家にチャンス。しかし、フリーで放ったシュートに力はなくGK村上がキャッチ。71分には右サイドの川口からクロスを受けたマテウス・サヴィオがボックス内でシュートを放つも、これは身体を張った福岡ディフェンス陣に止められた。
何としても追いつきたい福岡はファンマ、城後へのロングボールや右サイドの田中達也のクロスで状況を打開しようとするが、83分には自陣から独走した戸嶋にシュートを許すなど、カウンターを狙い続ける柏相手に主導権を握るまでには至らず。86分には志知のクロスに走り込んできた湯澤が強烈なシュートを放ったが、ここで再びGKキム・スンギュの壁。
必死の福岡に対して[5-4-1]の形で完全な守備固めに入った柏は最後までゴールを割らせないままタイムアップ。4試合で3勝目を挙げ、リーグ3位に浮上している。一方、開幕から3試合連続でドローが続いていた福岡は、今季初黒星となってしまった。
柏レイソル 1-0 アビスパ福岡
【柏】
マテウス・サヴィオ(前29)
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