FC東京が森重とアダイウトンのゴールでホーム初戦に白星飾る! 広島は初黒星【明治安田J1第4節】
2022.03.12 16:58 Sat
明治安田生命J1リーグ第4節、FC東京vsサンフレッチェ広島が12日に味の素スタジアムで行われ、2-1でFC東京が勝利した。
FC東京は開幕節で川崎フロンターレに惜敗した直後、新型コロナウイルスがチームで蔓延し、第2節の名古屋グランパス戦を含む公式戦2試合が延期となった。そのため、今節が今季初のホーム戦。試合前にはお馴染みの『You'll Never Walk Alone』が鳴り響いた。スタメンに関しては、退場者を出しながらも競り勝った前節のセレッソ大阪戦から1人変更。青木に代わり、エンリケ・トレヴィザンが起用された。
対する広島は、リーグ戦はここまで3戦3分け。前節のヴィッセル神戸戦は、ミヒャエル・スキッベ新監督の合流後初戦となった中、終盤のセットプレーからのゴールで引き分けに持ち込んでいる。スタメンはこちらも一人変更。柏に代わり、前節J1デビューの満田が先発入り。ルヴァンカップを含めても初の先発出場となる。
アウェイの広島は、左ウイングバックに入ったその満田が立ち上がりに2度ドリブル突破を図るなど、ルーキーに見せ場を作りながら攻め手を探していく。11分に味方のスルーパスに反応した浅野がボックス右に飛び出しネットを揺らすが、ここは惜しくもオフサイドの判定となった。
ホームチームがゴールに迫ったのは27分のこと。前線からプレッシャーをかけ相手のミスパスを誘うと、すかさず攻撃のスイッチを入れたアダイウトンがボックス左でパスを受けて左足を強振。だが、これはやや右に逸れてしまった。
ゴールレスで迎えた後半から、FC東京は渡邊とエンリケ・トレヴィザンを下げて長友と三田を投入する。同じメンバーで臨む広島は、立ち上がりから森島や浅野がミドルシュートで相手のゴールを脅かしていく。
しかし、試合を動かしたのはサポーターの声援を受けるホームのFC東京だった。60分、敵陣左サイド中央でFKのチャンスを得ると、三田が左足で上げたクロスを森重がヘディングシュート。山なりのシュートがGK林の届かないコースに決まり、先制に成功した。
さらにそのリスタート直後、FC東京は前から猛然とプレスをかけて塩谷のミスパスを誘発。ここからすぐにカウンターに移行し、安部がボックス右からシュート。ここはGK林に止められるが、こぼれ球をアダイウトンがボックス左から蹴り込むと、ライン上で守っていた佐々木の股を抜きゴールイン。立て続けの得点でリードを広げた。
痛恨の展開となってしまった広島は69分にジュニオール・サントスと浅野を下げて鮎川と柴崎を投入。するとその5分後、失点につながった重大ミスからの挽回を期す塩谷のボール奪取からショートカウンターを発動。スルーパスに鮎川が絶妙なタイミングで抜け出し、最後はGKスウォビィクの股を抜く冷静なシュートを流し込んだ。
これを反撃の狼煙としたいアウェイチームは、ここから攻勢を強めて相手ゴールに迫っていく。ただ、右サイドの藤井から何度か良い形でクロスが上がるも、ことごとく青赤の壁に阻まれる。
5分間の後半アディショナルタイムも広島が主導権を掴んだまま進んだが、同点には至らず試合終了。逃げ切ったFC東京が初のホーム戦に白星を飾った。
FC東京 2-1 サンフレッチェ広島
【FC東京】
森重真人(後15)
アダイウトン(後16)
【広島】
鮎川峻(後29)
FC東京は開幕節で川崎フロンターレに惜敗した直後、新型コロナウイルスがチームで蔓延し、第2節の名古屋グランパス戦を含む公式戦2試合が延期となった。そのため、今節が今季初のホーム戦。試合前にはお馴染みの『You'll Never Walk Alone』が鳴り響いた。スタメンに関しては、退場者を出しながらも競り勝った前節のセレッソ大阪戦から1人変更。青木に代わり、エンリケ・トレヴィザンが起用された。
アウェイの広島は、左ウイングバックに入ったその満田が立ち上がりに2度ドリブル突破を図るなど、ルーキーに見せ場を作りながら攻め手を探していく。11分に味方のスルーパスに反応した浅野がボックス右に飛び出しネットを揺らすが、ここは惜しくもオフサイドの判定となった。
ホームチームがゴールに迫ったのは27分のこと。前線からプレッシャーをかけ相手のミスパスを誘うと、すかさず攻撃のスイッチを入れたアダイウトンがボックス左でパスを受けて左足を強振。だが、これはやや右に逸れてしまった。
前線のプレスがはまってきたFC東京は、続く33分にも決定機を迎える。敵陣左サイドでボールを奪い、ディエゴ・オリヴェイラのポストプレーからアダイウトンが前進。ボックス右へ大きく展開すると、待っていた紺野がトラップから素早くシュートへ。一度跳ね返されたところを紺野がもう一度叩いたが、今度は相手の足をかすめて枠の外へ外れた。
ゴールレスで迎えた後半から、FC東京は渡邊とエンリケ・トレヴィザンを下げて長友と三田を投入する。同じメンバーで臨む広島は、立ち上がりから森島や浅野がミドルシュートで相手のゴールを脅かしていく。
しかし、試合を動かしたのはサポーターの声援を受けるホームのFC東京だった。60分、敵陣左サイド中央でFKのチャンスを得ると、三田が左足で上げたクロスを森重がヘディングシュート。山なりのシュートがGK林の届かないコースに決まり、先制に成功した。
さらにそのリスタート直後、FC東京は前から猛然とプレスをかけて塩谷のミスパスを誘発。ここからすぐにカウンターに移行し、安部がボックス右からシュート。ここはGK林に止められるが、こぼれ球をアダイウトンがボックス左から蹴り込むと、ライン上で守っていた佐々木の股を抜きゴールイン。立て続けの得点でリードを広げた。
痛恨の展開となってしまった広島は69分にジュニオール・サントスと浅野を下げて鮎川と柴崎を投入。するとその5分後、失点につながった重大ミスからの挽回を期す塩谷のボール奪取からショートカウンターを発動。スルーパスに鮎川が絶妙なタイミングで抜け出し、最後はGKスウォビィクの股を抜く冷静なシュートを流し込んだ。
これを反撃の狼煙としたいアウェイチームは、ここから攻勢を強めて相手ゴールに迫っていく。ただ、右サイドの藤井から何度か良い形でクロスが上がるも、ことごとく青赤の壁に阻まれる。
5分間の後半アディショナルタイムも広島が主導権を掴んだまま進んだが、同点には至らず試合終了。逃げ切ったFC東京が初のホーム戦に白星を飾った。
FC東京 2-1 サンフレッチェ広島
【FC東京】
森重真人(後15)
アダイウトン(後16)
【広島】
鮎川峻(後29)
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