三竿&鈴木のゴールで鹿島が敵地で完勝! 神戸は開幕6戦未勝利の泥沼に【明治安田J1第4節】
2022.03.11 21:07 Fri
明治安田生命J1リーグ第4節、ヴィッセル神戸vs鹿島アントラーズが11日にノエビアスタジアムで行われ、0-2で鹿島が勝利した。
昨季3位の神戸と4位の鹿島によるビッグマッチ。しかし、今季の神戸はここまでリーグ戦5試合を消化し3分け2敗と未だ勝利なし。6日に行われた第3節のサンフレッチェ広島戦は、イニエスタのゴールで先制しながらも、終盤のセットプレーで引き分けに持ち込まれてしまった。
一方の鹿島はここまで2勝1敗でまずまずの開幕スタートに。第3節では開幕2連勝の柏レイソル相手に荒木のゴールで勝利を収めた。
試合もいきなり両チームの明暗がはっきり出る形に。6分に神戸GK飯倉を強襲する上田のロングシュートで鹿島がCKを獲得。左から樋口がインスイングで上げたクロスは跳ね返されたものの、常本がボックス右手前から再びクロスを上げると、ボックス左でブエノが頭で折り返し、最後は競り合いを制した三竿が頭で押し込んで先制に成功した。
早くもスコアが動いたが、その後は膠着。その中でボールを保持しながら徐々にリズムを掴んでいく神戸は28分、ボックス左外のFKのシーンで、クロスのこぼれ球を中坂がミドルシュート。GKが弾いたところを佐々木が押し込んだが、中坂のシュートの際にオフサイドラインにいた菊池がGKのプレーを妨害したとして、ゴールは認められなかった。
後半に入ると、今度は鹿島の樋口にアクシデント。開始早々の51分に中村と交代となった。だが、そんな不測の事態を払拭する2点目が生まれる。
54分、相手のカウンターを未然に防いで再び攻撃のスイッチを入れると、右サイドの土居がゴール前にロングボールを放り込む。最前線で上田が競り合って生まれたこぼれ球を、走り込んだ鈴木がボックス手前右から迷わず右足一閃。GK飯倉の手を弾いてネットに突き刺さった。
前半に続いて立ち上がりに失点を許した神戸。温存していたイニエスタとサンペールを投入し、打開を図る。70分手前に、そのイニエスタからボックス右のスペースへ絶好のパスが送られるが、走り込んだ酒井の左足は空振り。地面を叩いて悔しさをあらわにした。
ややヒヤリとした鹿島だが、選手の入れ替えを行いながらチームを整えていく。71分に鈴木との交代で投入された染野が直後に決定機を迎えるも、ここはGK飯倉に阻止され、試合を決めるには至らなかった。
後がなくなってきた神戸は、85分に槙野を前線に置くパワープレーに出る。何度かその槙野を目掛けてボールを放り込むが、屈強な選手が揃う鹿島守備陣が淡々と跳ね返していく。
そして、7分に及んだ後半アディショナルタイムを経て試合終了。敵地で完勝した鹿島が2連勝を収めた。一方の神戸はこれで3敗目。開幕6試合未勝利となった。
ヴィッセル神戸 0-2 鹿島アントラーズ
【鹿島】
三竿健斗(前7)
鈴木優磨(後9)
昨季3位の神戸と4位の鹿島によるビッグマッチ。しかし、今季の神戸はここまでリーグ戦5試合を消化し3分け2敗と未だ勝利なし。6日に行われた第3節のサンフレッチェ広島戦は、イニエスタのゴールで先制しながらも、終盤のセットプレーで引き分けに持ち込まれてしまった。
試合もいきなり両チームの明暗がはっきり出る形に。6分に神戸GK飯倉を強襲する上田のロングシュートで鹿島がCKを獲得。左から樋口がインスイングで上げたクロスは跳ね返されたものの、常本がボックス右手前から再びクロスを上げると、ボックス左でブエノが頭で折り返し、最後は競り合いを制した三竿が頭で押し込んで先制に成功した。
早くもスコアが動いたが、その後は膠着。その中でボールを保持しながら徐々にリズムを掴んでいく神戸は28分、ボックス左外のFKのシーンで、クロスのこぼれ球を中坂がミドルシュート。GKが弾いたところを佐々木が押し込んだが、中坂のシュートの際にオフサイドラインにいた菊池がGKのプレーを妨害したとして、ゴールは認められなかった。
その後、神戸は山口、鹿島は上田が決定的なシュートを放つが、両GKの好プレーで得点は生まれず。一方で、神戸は佐々木が相手との競り合いの中で足を痛めてしまい、前半のうちに小田と交代した。
後半に入ると、今度は鹿島の樋口にアクシデント。開始早々の51分に中村と交代となった。だが、そんな不測の事態を払拭する2点目が生まれる。
54分、相手のカウンターを未然に防いで再び攻撃のスイッチを入れると、右サイドの土居がゴール前にロングボールを放り込む。最前線で上田が競り合って生まれたこぼれ球を、走り込んだ鈴木がボックス手前右から迷わず右足一閃。GK飯倉の手を弾いてネットに突き刺さった。
前半に続いて立ち上がりに失点を許した神戸。温存していたイニエスタとサンペールを投入し、打開を図る。70分手前に、そのイニエスタからボックス右のスペースへ絶好のパスが送られるが、走り込んだ酒井の左足は空振り。地面を叩いて悔しさをあらわにした。
ややヒヤリとした鹿島だが、選手の入れ替えを行いながらチームを整えていく。71分に鈴木との交代で投入された染野が直後に決定機を迎えるも、ここはGK飯倉に阻止され、試合を決めるには至らなかった。
後がなくなってきた神戸は、85分に槙野を前線に置くパワープレーに出る。何度かその槙野を目掛けてボールを放り込むが、屈強な選手が揃う鹿島守備陣が淡々と跳ね返していく。
そして、7分に及んだ後半アディショナルタイムを経て試合終了。敵地で完勝した鹿島が2連勝を収めた。一方の神戸はこれで3敗目。開幕6試合未勝利となった。
ヴィッセル神戸 0-2 鹿島アントラーズ
【鹿島】
三竿健斗(前7)
鈴木優磨(後9)
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