先制許すも家長&山根で2分間の逆転劇! 川崎Fが連勝、浦和は手痛い連敗【明治安田J1第10節】
2022.03.02 21:01 Wed
2日、明治安田生生命J1リーグ第10節の川崎フロンターレvs浦和レッズが等々力陸上競技場で行われ、2-1で川崎Fが勝利した。
ここまで3試合を戦い2勝1敗で2位の川崎Fと1分け2敗で16位の浦和の対戦。2月12日に行われたFUJIFILM SUPER CUP2022の対戦以来、およそ半月ぶりの対戦となる。
川崎Fは前節の鹿島アントラーズ戦から3名を変更。佐々木旭、小林悠、知念慶が外れ登里享平、レアンドロ・ダミアン、遠野大弥が入った。
対する浦和は前節のガンバ大阪戦からは4名を変更。宮本優太、大畑歩夢、岩尾憲、松崎快が外れ、酒井宏樹、馬渡和彰、柴戸海、明本考浩が入った。
互いに勝利が欲しい一戦は5分に浦和が最初のチャンス。スローインのボールを小泉が奪うと、パスを受けた明本がボックス手前から左足一閃。谷口にディフレクトしたボールがゴールへと飛ぶが、左ポストを叩いてゴールとはならない。
浦和が何度か川崎Fのゴールに迫る中、川崎Fは徐々にプレスの強度が高まっていき、後方からのビルドアップは許さない。
すると18分、川崎Fは山根が右サイドを突破。ボックス右からダイレクトクロスを上げると、ファーで遠野が折り返すも浦和がクリア。しかし、こぼれ球を家長が左足でシュートを狙ったが、大きく外れた。
川崎Fは浦和に対してしっかりとしたポゼッションを取ってボールを上手く運ばせない。逆にボールを回収した川崎Fに対しても浦和がすぐにプレス。こちらも上手く繋げさせず、決定的なチャンスを作らせない。
それでも21分に浦和がビルドアップからチャンス。自陣左サイドから繋ぐと、小泉がグラウンダーのパスで酒井を押し上げる。その酒井がドリブルで運ぶと早めにクロス。明本はコントロールできなかったが、オーバーラップした馬渡がシュートもこれはブロックされる。
その浦和はCKから馬渡がクロス。ファーサイドに流れると酒井がキープし中央へ。これを伊藤がダイレクトで狙うが、ミートせずに枠を外す。
さらに24分にも浦和がチャンス。左でパスを受けた馬渡がアレクサンダー・ショルツへリターン。縦パスを江坂がバイタルエリアでダイレクトパスし、明本が抜け出るがGKチョン・ソンリョンが飛び出してキャッチする。
すると川崎Fにアクシデント。25分に登里が右のハムストリングを痛めたのかピッチに座り込むことに。塚川孝輝が投入される。
そんな中、浦和が1つのチャンスをモノにする。33分、ボックス右で塚川が江坂を倒してFKを与えると、馬渡のクロスをボックス内で岩波がヘッド。これがゴール右に決まり、浦和が先制する。
先制を許した川崎Fは39分にチャンス。右サイドでボールを持って攻め込むと、山根がクロス。レアンドロ・ダミアンが合わせに行くが、GK西川が飛び出してパンチング。そのこぼれ球を塚川が拾い、横パスを受けた脇坂がボックス手前中央からミドルシュート。しかし、これは枠の右に外れる。
互いに選手交代がなく迎えた後半。テンションの高い入りを両チームとも見せる。47分には川崎Fがカウンターから遠野がボックス内に入るも、アレクサンダー・ショルツが戻ってシュートさせず。それでもクロスを上げると、レアンドロ・ダミアンが飛び込むが合わない。そのボールを拾うと今度は浦和がカウンター。明本が抜け出そうとするが、こちらは谷口がカバーに入ってクリアする。
浦和は52分にもビッグチャンス。FKから縦パスを受けた江坂がスルーパス。右サイドのスペースに抜けた関根がグラウンダーのパスを入れルト、走り込んだ明本が滑り込みながらシュート。しかし、これはGKチョン・ソンリョンが右手を出して僅かに触れてゴールを許さない。
ゴールに迫られていた川崎Fだったが、徐々に攻め込むことに。58分にはボックス中央でレアンドロ・ダミアンがキープ。落としを脇坂がシュートもアレクサンダー・ショルツがブロックする。59分には左からの塚川のパスをレアンドロ・ダミアンがボックス内で浮かせてバイシクルを狙うが、柴戸が戻って先に触り事無きを得る。
すると62分、川崎Fはこの試合初めてのCKを獲得。左CKから脇坂がクロスを送ると、ファーサイドで家長がヘッド。これがネットを揺らし同点とする。
浦和は同点に追いつかれ伊藤を下げて平野佑一を投入する。しかし64分、川崎Fは脇坂が横パスを受けながらターンして柴戸を外すと、そのままドリブルで中央突破しシュート。これがブロックされるも、こぼれ球を拾って右へ展開。ボックス内右で山根が左足でダイレクトシュートを決め、一気に逆転する。
逆転を許してしまった浦和は、江坂、小泉、関根を下げ、大久保智明、松崎快、キャスパー・ユンカーを投入。キャスパー・ユンカーは今季初出場となる。対する川崎Fは遠野とチャナティップを下げ、小林悠、小塚和季を投入した。
その浦和は86分にビッグチャンス。ボックス手前正面でFKを獲得すると、馬渡が直接狙ってシュート。壁の間を抜けたシュートがゴールに飛んだが、GKチョン・ソンリョンがパンチングで凌ぐ。
その後も浦和が攻めていくが川崎Fがしっかりと守りタイムアップ。2-1で川崎Fが逆転勝利を収めた。
川崎フロンターレ 2-1 浦和レッズ
【川崎F】
家長昭博(後17)
山根視来(後19)
【浦和】
岩波拓也(前33)
ここまで3試合を戦い2勝1敗で2位の川崎Fと1分け2敗で16位の浦和の対戦。2月12日に行われたFUJIFILM SUPER CUP2022の対戦以来、およそ半月ぶりの対戦となる。
対する浦和は前節のガンバ大阪戦からは4名を変更。宮本優太、大畑歩夢、岩尾憲、松崎快が外れ、酒井宏樹、馬渡和彰、柴戸海、明本考浩が入った。
互いに勝利が欲しい一戦は5分に浦和が最初のチャンス。スローインのボールを小泉が奪うと、パスを受けた明本がボックス手前から左足一閃。谷口にディフレクトしたボールがゴールへと飛ぶが、左ポストを叩いてゴールとはならない。
さらに7分にも浦和はCKからチャンス。左CKからの馬渡のクロスをニアで岩波がフリック。これをファーに飛び込んだ江坂が合わせるが、枠を外してしまう。
浦和が何度か川崎Fのゴールに迫る中、川崎Fは徐々にプレスの強度が高まっていき、後方からのビルドアップは許さない。
すると18分、川崎Fは山根が右サイドを突破。ボックス右からダイレクトクロスを上げると、ファーで遠野が折り返すも浦和がクリア。しかし、こぼれ球を家長が左足でシュートを狙ったが、大きく外れた。
川崎Fは浦和に対してしっかりとしたポゼッションを取ってボールを上手く運ばせない。逆にボールを回収した川崎Fに対しても浦和がすぐにプレス。こちらも上手く繋げさせず、決定的なチャンスを作らせない。
それでも21分に浦和がビルドアップからチャンス。自陣左サイドから繋ぐと、小泉がグラウンダーのパスで酒井を押し上げる。その酒井がドリブルで運ぶと早めにクロス。明本はコントロールできなかったが、オーバーラップした馬渡がシュートもこれはブロックされる。
その浦和はCKから馬渡がクロス。ファーサイドに流れると酒井がキープし中央へ。これを伊藤がダイレクトで狙うが、ミートせずに枠を外す。
さらに24分にも浦和がチャンス。左でパスを受けた馬渡がアレクサンダー・ショルツへリターン。縦パスを江坂がバイタルエリアでダイレクトパスし、明本が抜け出るがGKチョン・ソンリョンが飛び出してキャッチする。
すると川崎Fにアクシデント。25分に登里が右のハムストリングを痛めたのかピッチに座り込むことに。塚川孝輝が投入される。
そんな中、浦和が1つのチャンスをモノにする。33分、ボックス右で塚川が江坂を倒してFKを与えると、馬渡のクロスをボックス内で岩波がヘッド。これがゴール右に決まり、浦和が先制する。
先制を許した川崎Fは39分にチャンス。右サイドでボールを持って攻め込むと、山根がクロス。レアンドロ・ダミアンが合わせに行くが、GK西川が飛び出してパンチング。そのこぼれ球を塚川が拾い、横パスを受けた脇坂がボックス手前中央からミドルシュート。しかし、これは枠の右に外れる。
互いに選手交代がなく迎えた後半。テンションの高い入りを両チームとも見せる。47分には川崎Fがカウンターから遠野がボックス内に入るも、アレクサンダー・ショルツが戻ってシュートさせず。それでもクロスを上げると、レアンドロ・ダミアンが飛び込むが合わない。そのボールを拾うと今度は浦和がカウンター。明本が抜け出そうとするが、こちらは谷口がカバーに入ってクリアする。
浦和は52分にもビッグチャンス。FKから縦パスを受けた江坂がスルーパス。右サイドのスペースに抜けた関根がグラウンダーのパスを入れルト、走り込んだ明本が滑り込みながらシュート。しかし、これはGKチョン・ソンリョンが右手を出して僅かに触れてゴールを許さない。
ゴールに迫られていた川崎Fだったが、徐々に攻め込むことに。58分にはボックス中央でレアンドロ・ダミアンがキープ。落としを脇坂がシュートもアレクサンダー・ショルツがブロックする。59分には左からの塚川のパスをレアンドロ・ダミアンがボックス内で浮かせてバイシクルを狙うが、柴戸が戻って先に触り事無きを得る。
すると62分、川崎Fはこの試合初めてのCKを獲得。左CKから脇坂がクロスを送ると、ファーサイドで家長がヘッド。これがネットを揺らし同点とする。
浦和は同点に追いつかれ伊藤を下げて平野佑一を投入する。しかし64分、川崎Fは脇坂が横パスを受けながらターンして柴戸を外すと、そのままドリブルで中央突破しシュート。これがブロックされるも、こぼれ球を拾って右へ展開。ボックス内右で山根が左足でダイレクトシュートを決め、一気に逆転する。
逆転を許してしまった浦和は、江坂、小泉、関根を下げ、大久保智明、松崎快、キャスパー・ユンカーを投入。キャスパー・ユンカーは今季初出場となる。対する川崎Fは遠野とチャナティップを下げ、小林悠、小塚和季を投入した。
その浦和は86分にビッグチャンス。ボックス手前正面でFKを獲得すると、馬渡が直接狙ってシュート。壁の間を抜けたシュートがゴールに飛んだが、GKチョン・ソンリョンがパンチングで凌ぐ。
その後も浦和が攻めていくが川崎Fがしっかりと守りタイムアップ。2-1で川崎Fが逆転勝利を収めた。
川崎フロンターレ 2-1 浦和レッズ
【川崎F】
家長昭博(後17)
山根視来(後19)
【浦和】
岩波拓也(前33)
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