ヤルモレンコの心中を察するモイーズ「彼は家族と24時間近く電話している」
2022.03.02 15:15 Wed
ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が、特別休暇中のウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコにいたわりの言葉を寄せている。
2日にはFAカップ5回戦のサウサンプトン戦が控えているが、モイーズ監督は会見で「彼は昨日戻ってきた。良い話し合いはできている。我々は彼の復帰を急がせない。気分が良ければ遠征に帯同してもらうし、そうでなければさらに休暇を与えるつもりだ。我々は彼の気持ちが整うまで待つつもりだ」と、出場の可能性は低いと伝えた。
そのヤルモレンコだが、やはり祖国の窮地に気が気でないようだ。指揮官によれば、家族の安否が心配で、ほとんど眠れていない状態だという。
「自分の国が戦争中で、かつ家族がそこにいるのであれば、試合に集中しろというのは全くもって無理な話だ」
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ヤルモレンコは激化するウクライナ情勢を考慮し、クラブから特別休暇が与えられている。先月27日に行われたプレミアリーグのウォルバーハンプトン戦も招集外となった。そのヤルモレンコだが、やはり祖国の窮地に気が気でないようだ。指揮官によれば、家族の安否が心配で、ほとんど眠れていない状態だという。
「自分の国が戦争中で、かつ家族がそこにいるのであれば、試合に集中しろというのは全くもって無理な話だ」
「家族が心配で、24時間近く常に電話していると言っていたよ。我々は彼にもっと手助けやサポートをしてやりたい。だが、何ができるかはわからない。それは世界中どこでも同じことだ」
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