【J1注目プレビュー|第9節:横浜FMvs川崎F】王者に襲いかかる“2つ目の矢”、Jリーグ最高峰の戦いを制するのは
2022.02.23 11:13 Wed
【明治安田生命J1リーグ第9節】
2022年2月23日(水)
14:00キックオフ
横浜F・マリノス(6位/1pt) vs 川崎フロンターレ(4位/3pt)
[日産スタジアム]
◆悔やまれる開幕戦ドロー、3季ぶり勝利なるか【横浜F・マリノス】
開幕戦ではホームにセレッソ大阪を迎えた横浜FM。先制を許す展開となったが、仲川輝人のゴールで追いつくと、新加入のFWアンデルソン・ロペスが早速ゴールを決めて逆転に成功。そのまま勝利かと思われたが、土壇場に追いつかれ2-2の引き分けとなった。
勝てなかったという見方が正しいだろう。開幕戦は例年あまり良くない横浜FMだが、この日は逆転に持っていく流れまでは良かった。ただ、CKで失点し勝ち切れなさを開幕戦で見せてしまったのは悔いが残る。
また、チアゴ・マルチンス、扇原貴宏、前田大然と昨季までのサッカーの中心にいたメンバーが移籍。その中での戦いぶりを見れば、期待感はある。負けなかったとポジティブに捉えても良いだろう。
リーグ戦で最後に勝ったのは2019年11月。優勝したシーズンのアウェイゲームだ。シーズン序盤で再び対戦することとなったが、チームが掲げる“即時奪回”からのショートカウンターが発動するのか。上回ることも決して不可能ではない。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:高丘陽平
DF:松原健、岩田智輝、畠中槙之輔、小池龍太
MF:喜田拓也、マルコス・ジュニオール、渡辺皓太
FW:エウベル、アンデルソン・ロペス、仲川輝人
監督:ケヴィン・マスカット
◆いきなり訪れたCB受難、勝ち切れるか【川崎フロンターレ】
3連覇を目指して臨んだ開幕戦。FC東京との“多摩川クラシコ”では、苦しい戦いを強いられた中でもエース、レアンドロ・ダミアンのゴールで1-0で勝利を収めた。
苦しみながらも勝ち切るという強さを見せた川崎F。FUJIFILM SUPER CUPで浦和レッズに敗れたものの、1週間でしっかりと修正を見せたと言えるだろう。最も注目された試合で勝ち切れるメンタリティも、3連覇に向けては心強いはずだ。
新戦力のチャナティップも、ウイングではなくインサイドハーフでの起用となり、持ち味も多少は出せていた。「勝ちながら改善していく」という言葉通り、徐々に精度も上がっていくはずだ。
一方で懸念点も。CBで先発した車屋紳太郎が試合中の着地で肩を負傷。しばらく離脱する可能性が出てきた。ジェジエウが昨シーズンの負傷のため復帰できていない中、補強を行っていないためCBの本職はもういない。ユーティリティさを活かして山村和也が務めることになるが、谷口彰悟と2人でしばらく乗り切るとなれば、チームとしては最初に訪れた大きな試練と言っても良いだろう。
今節の相手は横浜FM。近年は常に上位を争うライバルであり、同じ神奈川県のチーム、隣街のチームとしても負けられない。直近の対戦成績は良いだけに、しっかりとこの試合も勝ち切っていきたいところだ。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:チョン・ソンリョン
DF:山根視来、山村和也、谷口彰悟、登里享平
MF:脇坂泰斗、大島僚太、チャナティップ
FW:家長昭博、レアンドロ・ダミアン、マルシーニョ
監督:鬼木達
2022年2月23日(水)
14:00キックオフ
横浜F・マリノス(6位/1pt) vs 川崎フロンターレ(4位/3pt)
[日産スタジアム]
◆悔やまれる開幕戦ドロー、3季ぶり勝利なるか【横浜F・マリノス】
勝てなかったという見方が正しいだろう。開幕戦は例年あまり良くない横浜FMだが、この日は逆転に持っていく流れまでは良かった。ただ、CKで失点し勝ち切れなさを開幕戦で見せてしまったのは悔いが残る。
また、チアゴ・マルチンス、扇原貴宏、前田大然と昨季までのサッカーの中心にいたメンバーが移籍。その中での戦いぶりを見れば、期待感はある。負けなかったとポジティブに捉えても良いだろう。
ただ、2試合目にしていきなりその真価が問われることに。昨シーズン勝てなかった王者・川崎Fが相手だ。開幕戦では2-0で完敗、最終節ではドローに終わった相手。2試合ともに先行されたなか、互いにポゼッションを高めるサッカーを標榜する。メンバーが大きく入れ替わっていない川崎Fの前に、新たな横浜FMはどう戦うかだ。
リーグ戦で最後に勝ったのは2019年11月。優勝したシーズンのアウェイゲームだ。シーズン序盤で再び対戦することとなったが、チームが掲げる“即時奪回”からのショートカウンターが発動するのか。上回ることも決して不可能ではない。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:高丘陽平
DF:松原健、岩田智輝、畠中槙之輔、小池龍太
MF:喜田拓也、マルコス・ジュニオール、渡辺皓太
FW:エウベル、アンデルソン・ロペス、仲川輝人
監督:ケヴィン・マスカット
◆いきなり訪れたCB受難、勝ち切れるか【川崎フロンターレ】
3連覇を目指して臨んだ開幕戦。FC東京との“多摩川クラシコ”では、苦しい戦いを強いられた中でもエース、レアンドロ・ダミアンのゴールで1-0で勝利を収めた。
苦しみながらも勝ち切るという強さを見せた川崎F。FUJIFILM SUPER CUPで浦和レッズに敗れたものの、1週間でしっかりと修正を見せたと言えるだろう。最も注目された試合で勝ち切れるメンタリティも、3連覇に向けては心強いはずだ。
新戦力のチャナティップも、ウイングではなくインサイドハーフでの起用となり、持ち味も多少は出せていた。「勝ちながら改善していく」という言葉通り、徐々に精度も上がっていくはずだ。
一方で懸念点も。CBで先発した車屋紳太郎が試合中の着地で肩を負傷。しばらく離脱する可能性が出てきた。ジェジエウが昨シーズンの負傷のため復帰できていない中、補強を行っていないためCBの本職はもういない。ユーティリティさを活かして山村和也が務めることになるが、谷口彰悟と2人でしばらく乗り切るとなれば、チームとしては最初に訪れた大きな試練と言っても良いだろう。
今節の相手は横浜FM。近年は常に上位を争うライバルであり、同じ神奈川県のチーム、隣街のチームとしても負けられない。直近の対戦成績は良いだけに、しっかりとこの試合も勝ち切っていきたいところだ。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:チョン・ソンリョン
DF:山根視来、山村和也、谷口彰悟、登里享平
MF:脇坂泰斗、大島僚太、チャナティップ
FW:家長昭博、レアンドロ・ダミアン、マルシーニョ
監督:鬼木達
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