ユベントスがセリエBで躍動の23歳CBガッティを獲得! 高校をやめてレンガ職人なども経験した苦労人

2022.02.01 00:50 Tue
Getty Images
ユベントスは1月31日、セリエBのフロジノーネからイタリア人DFフェデリコ・ガッティ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までの4年半。今シーズン終了まではレンタル移籍の形でフロジノーネに残留する。トリノ生まれでアレッサンドリアの下部組織出身のガッティは、190cmのセンターバック。父親の失業に伴い、17歳で高校をやめてレンガ職人、窓の製造、屋根の修理などの仕事の傍らアマチュアレベルでプレーを続けた苦労人は、2020年に加入したセリエCのアウローラ・プロ・パトリアでプロキャリアをスタート。
その翌シーズンにセリエBのフロジノーネへのステップアップを図ると、今シーズンここまではリーグ戦18試合3ゴールを記録。屈強なフィジカルを生かした対人守備の強さに加え、攻撃時の正確な配球を含め戦術眼にも優れる総合力の高さが最大の売りだ。

セリエBでの圧倒的なパフォーマンスによってインテルやナポリ、トリノ、サッスオーロといったクラブからの関心を集めてきたが、最終的に生まれ故郷であるトリノのビッグクラブのユベントス行きを決断した。

1 2
関連ニュース

ユベントスが契約満了が迫るラビオに契約延長を提示へ

ユベントスがフランス代表MFアドリアン・ラビオ(29)に契約延長オファーを出したようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。 2019年夏にユベントスへ加入して以来、主力としてプレーし続けているラビオ。昨夏にはフリーでのマンチェスター・ユナイテッド入りも噂された中、ユベントスと1年の契約延長を決断して残留すると、今季も公式戦31試合4ゴール3アシストの成績を残すなど、変わらぬ存在感を示していた。 今シーズンで契約満了となるラビオは、以前からユベントスと契約交渉を続けてきたが、短期契約か減俸を希望するクラブ側の要求を拒否していたため現時点まで交渉は停滞。6月末でフリーとなる同選手には、マンチェスター・ユナイテッドやバイエルンなどが関心が報じられていた。 そんな中、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントーリ氏は新たに現行と同額のボーナス込み年俸900万ユーロ(約15億円)の2年+1年延長オプション付きの契約オファーを提示。また、ブラジル代表DFダニーロが退団した後のキャプテン就任もオファーしたという。 なお、ラビオ代理人を務める母・ヴェロニカ氏は現時点まで返答しておらず、未だに合意には至っていない模様。同紙はヴェロニカ氏がチーム最高額の年俸を受けるとセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ以上の年俸を希望していると伝えている。 来シーズンのヴラホビッチが受けると年俸はボーナス込みで1200万ユーロ(約20億円)となるが、ユベントスは彼の年俸を長期契約で分割する方向で交渉しており、数週間以内にラビオとヴラホビッチの双方と合意に達することを望んでいるようだ。 2024.06.03 07:30 Mon

キエッリーニ氏が古巣ユベントスを語る…自身の帰還噂には明言避けるも「チアゴ・モッタに期待するさ」

元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ氏がユベントスについて語った。 ユベントスのバンディエラ、キエッリーニ氏。現役最後のクラブとなったロサンゼルスFCでテクニカルスタッフを務めているなか、年内のユベントス帰還が内定済みとも伝えられる。 今回、イタリア『スカイ』のインタビューに応じたキエッリーニ氏は「素晴らしい2年間だった。夏が過ぎたらイタリアに帰るよ」としつつ、ユベントス帰還については明言せず。 その一方、ロサンゼルスで学んだという内容からは、遅かれ早かれ帰還するであろうユベントスでの役職にヒントを与えることに。 「ロサンゼルスでの私は、企業インターンシップに参加したようなものだね。これまで目の当たりにしたことのない、“会社たるもの”や経営面を学んでいるんだ。とても充実しているよ」 選手生活と並行して名門トリノ大学を卒業し、経営学の学位とフットボールMBA(経営学修士)をおさめたインテリ、キエッリーニ氏。ユーベ帰還なら“現場”ではなくダイレクター職に就くとされる。 また、ユベントスの新監督就任がほぼ間違いと言われるチアゴ・モッタ氏(現ボローニャ)についても言及。 「思えば、彼は選手時代から“ピッチ上のコーチ”だったよね。あの時すでに現在の彼は目に見えていたと言えるだろう。今季の采配はとりわけ素晴らしく、私の目には、どんなクラブを指導しても上手くいくようにうつる」 「今季のユベントス? アッレグリはベストを尽くしたし、ある種、試合のクオリティに関する議論は不要だ。たとえペップ・グアルディオラが監督だったとしても、過去2年の戦績を上回ることはなかっただろう」 「もちろんチアゴ・モッタには期待するさ。彼なら新たなユベントスを築くだろうし、何かを成し遂げた彼を私は抱きしめたい。ともかく、彼にはユベントスでの日々を楽しんでほしいな」 2024.06.02 18:10 Sun

ナポリ、退団希望のディ・ロレンツォの放出を完全否定「放出の可能性は皆無」

ナポリは5月31日、今季限りでの退団を希望しているイタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォ(30)に対する声明を発表した。 24歳までアマチュアリーグのセリエDにてプレーしていた苦労人のディ・ロレンツォは、2017年のエンポリ移籍をきっかけに日の目を浴びると、2019年に加入したナポリでは加入当初から主力として活躍。昨シーズンにはルチアーノ・スパレッティ前監督の下、カピターノとして故ディエゴ・マラドーナさん以来にスクデットのトロフィーを掲げるまでに登り詰めた。 その昨季も今季もケガなくフル稼働する鉄人ぶりも称賛に値するところだが、ここ数日で「ナポリ退団を希望?」と伝えられると、代理人のマリオ・ジュフレディ氏が27日にメディア対応し、退団の意向があることを認めていた。 すでにユベントスとの口頭合意が報じられている中、ナポリはディ・ロレンツォの去就について以下のように声明を発表した。 「ナポリは、マリオ・ジュフレディ氏がこの数日間で何度もジョバンニ・ディ・ロレンツォがナポリを去ると述べたことに驚きを隠せない。ディ・ロレンツォはナポリとの契約を4年間残しており、彼は移籍の可能性がある選手リストに含まれていないため、放出の可能性は皆無であることを強調しておく」 2024.06.01 07:30 Sat

A・サンドロ後釜は再びポルトから? ユーベがブラジル代表SBに関心か

ユベントスは、元ブラジル代表DFアレックス・サンドロ(33)の後釜に再びポルトからの補強を検討しているようだ。 2015年にポルトからユベントスに加入したアレックス・サンドロは、在籍9年間でセリエAとコッパ・イタリアをそれぞれ5度制覇。個人レベルではクラブの外国籍選手歴代最多タイとなる327試合に出場した。 しかし、近年のパフォーマンス低下の影響もあって今シーズン限りでの退団が決定し、クラブはその後釜として新指揮官就任決定的なチアゴ・モッタ監督の教え子で、センターバックと左サイドバックでプレー可能なボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリをトップターゲットに定めている。 ただ、新体制で4バックに移行した場合、左サイドはやや手薄となる可能性もあり、クラブはその他の候補獲得にも動いているようだ。 ブラジル『グローボ・エスポルチ』によると、ユベントスはポルトのブラジル代表DFヴェンデウ(30)の獲得レースに参戦する構えだという。 2021年にレバークーゼンからポルトに加入した左サイドバックは、セルジオ・コンセイソン監督の下で主力を担い、今年3月に行われたイングランド代表戦では30歳にしてブラジル代表デビューも飾った。 現行契約は2025年までとなり、今夏の去就が注目を集めている中、現在はレアル・ベティスからの関心が伝えられている。 現時点で獲得の優先度は決して高くないが、アレックス・サンドロの後釜は再びエスタディオ・ド・ドラゴンから到着するのか…。 2024.05.31 23:55 Fri

イタリア代表候補メンバー変更、アチェルビが負傷により辞退でガッティが代替招集

イタリアサッカー連盟(FIGC)は30日、インテルのDFフランチェスコ・アチェルビが負傷により代表招集を辞退し、代わってユベントスのDFフェデリコ・ガッティを招集したことを発表した。 インテルのスクデット獲得に大きく貢献していたアチェルビだが、鼠径部に痛みを抱えていたようだ。新シーズンを万全な状態で迎えるため31日に手術を行うとのこと。 一方、代替招集となったガッティは今季、ユベントスの主軸DFに成長。4ゴールを挙げ、攻撃面での貢献も目立っていた。 ルチアーノ・スパレッティ監督は23日、ユーロ2024に臨む代表候補メンバー30名を発表していた。31日よりコヴェルチャーノで練習を開始し、最終的には26人で本大会へ挑むことになる。 2024.05.31 06:00 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly