J2初挑戦の岩手、岐阜からDF甲斐健太郎が完全移籍で加入「自分の持ってる力を出し尽くす」

2022.01.04 11:56 Tue
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いわてグルージャ盛岡は4日、FC岐阜からDF甲斐健太郎(27)が完全移籍で加入すると発表した。

立正大淞南高校出身の甲斐は、阪南大学在学中に当時J2のFC岐阜の特別指定選手に認定。2017年に正式に岐阜へ加入したものの出場機会を得られず、翌年はガイナーレ鳥取へと期限付き移籍を決断し、実戦経験を積み上げた。
2019年に岐阜へと復帰。2021シーズンはJ3リーグで27試合1得点という記録を残している。

甲斐は両クラブを通じて次のようなコメントを残している。

◆いわてグルージャ盛岡
「こんにちは。FC岐阜より移籍してきました甲斐健太郎です。自分の持ってる力を出し尽くし、グルージャの力になれるように全力を尽くします。個人的には偉大なCBである秋田監督の元、さらにレベルアップしたいと思っています。よろしくお願いします」
◆FC岐阜
「明けましておめでとうございます。まず初めに、昨シーズンFC岐阜を応援・サポートして頂いたファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様をはじめとする、FC岐阜に関わる全ての皆様に感謝申し上げます。多大なるサポートありがとうございました。今シーズンもFC岐阜への後押しよろしくお願いいたします」

「今回僕はいわてグルージャ盛岡に移籍することになりました。特別指定、レンタル移籍期間込みで6年間、物凄くお世話になりました。恐らく、皆様が思っている以上に僕自身、人間としても選手としても成長できたと思います」

「振り返るとこの6年間はいい思い出より悔しい、辛い思い出の方が多いです。ですが僕のそれ以上に、日頃支えてもらっているスポンサー様、ファン・サポーターの皆様にいい思いをさせてあげられなかったのがすごく心残りです」

「言いたいこと、伝えたいことはたくさんあります。でも正直、中島賢星選手がリリースで伝えたことが全てで、それ以上の言葉が僕の小さい頭では見つかりません」

「今回移籍を決めたのは、自分のキャリアを考えた上でこれからベテランの年齢に差し掛かっていくタイミングでチャレンジするなら今の27歳くらいが最後と感じ、色々な方に相談しました。もちろん、岐阜の強化部であったり社長直々に残ってくれと言ってくださり、自分が必要とされている中でこの決断をするには非常に勇気がいりました」

「何よりやはり家族、自分の娘の出生地は紛れもなくここ岐阜県です。僕が心から愛している切っても切れない岐阜県を離れることは非常に寂しいですが、奥さんが今回の挑戦を後押ししてくれました。そんな家族のために今回移籍することを決断しました」

「長くなりましたが、この6年間支えてもらったサポーターの皆さんのお顔は僕の頭にすぐに浮かびます。どこかのスタジアムで会ったりすることもあると思います。そんな時は気軽にお話ししましょう。今回のヘニキ選手や庄司選手のように、より強く、より逞しくなって、また求めてもらえるような選手に成長したいと思います」

「2022シーズンのFC岐阜は必ずJ2に昇格します。どうか皆さんの力で支えてください。これからも変わらぬ応援、今よりさらに選手の力になる応援をよろしくお願いします。6年間ありがとうございました!」
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