ルカクの物議醸すインタビューでチェルシーに不穏な空気…トゥヘル「彼の発言に驚いている」

2021.12.31 23:53 Fri
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チェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカクのイタリア『スカイ・スポルト』のインタビューを巡って、クラブ内に不穏な空気が漂っている。
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ルカクは今夏の移籍市場でインテルからチェルシーのクラブ史上最高額の9750万ポンド(約151億円)でロンドンに帰還。ここまでは負傷や新型コロナウイルス感染の影響もあり、公式戦18試合で7ゴールの成績に留まっている。
直近のリーグ戦では2試合連続ゴールを挙げるなど、徐々にコンディションを上げているルカクだが、『スカイ・スポルト』が公開した最新のインタビューによってチェルシーでの立場が危ぶまれる事態となっている。

数週間前に収録されたとされる今回のインタビューにおいてルカクは、インテルからチェルシーへの移籍の経緯などを包み隠さず明かした。さらに、トーマス・トゥヘル監督の下でのプレーに不満を抱いていることを示唆している。

「チェルシーから連絡があったとき、それは僕にとって挑戦だった。また、(自身がプレーした)8年間で一度もプレミアリーグのタイトルを獲ったことがないのは、とても気になったからだ。子供の頃から応援しているクラブでプレミアリーグに復帰するチャンスを断るのは難しかった」
「現状、肉体的には問題ない。でも、チェルシーの状況には満足していない。トゥヘルは別のシステムでプレーすることを選んだけど、僕は諦めないし、プロフェッショナルであり続ける。この状況に満足はしていないけど、僕はプロフェッショナルだ」

「今、僕は監督にもっとプレーさせられると思っているけど、監督の選択を尊重する。ただ、仕事を続けて、自分の出番を待つだけだ」

「トゥヘルとは、互いに妥協点を“見いだせる”ような戦術的システム、(リーグ戦の順位表)状況が少し複雑なので、チームを助ける方法を見つけようとしている。ある時点でトゥヘルと話し、状況を確認するつもりだ」

また、現在はチェルシーの一員としてプレーするルカクだが、今回のインタビューでは最悪な形で分かれたインテリスタとの関係修復を意識してか、殊更にインテル愛を強調。将来的な復帰を熱望していることも明かしている。

「インテルファンに謝りたい、僕の言葉のタイミングが悪かった」

「今こそ、自分の気持ちを伝えるべきときだ。僕はいつも心の中にインテルがあると言ってきた。そして、自分がインテルに戻ることを知っているし、心からそう願っている。イタリアを愛しているしね。今こそ、本当のことを話し、人々に知らせるべきときなんだ」

「夏に起こったことはすべてこのように起こるはずではなかったと思う…。僕がインテルを去った方法、インテルのファンとのコミュニケーション…。これらは正しい時期ではなかったし、自分自身を悩ませたよ」

「自分のキャリアの最後ではなく、まだトップレベルにいるときにインテルに戻り、もっと一緒に勝ちたいと心から願っているよ」

さらに、移籍の前にインテルから新契約のオファーが届いていれば、間違いなく残留を選択していたと主張している。

「(もしインテルに十分な経済力があれば残留していたか?)その場合、夏の時期には100%インテルに残っていただろうね」

「夏に僕はインテルの幹部と話をしに行き、新しい契約を求めた。28歳という年齢で、新しい契約を結びイタリアでの今後の生活を計画したかった。だけど、インテルはノーと言った。経済的な余裕がなかったのかもしれません。僕にとっては受け入れがたいことだった」

「もし、夏に僕が望んでいたようにインテルから新契約のオファーがあったなら、今こうしてロンドンからではなく、ミラノから静かにインタビューを受けていただろうね」

自身の采配に対する不満に加え、クラブへの忠誠心を疑わせるルカクの一連のコメントを受け、トゥヘル監督はリバプール戦に向けた公式会見の場で苦言を呈している。

「もちろん、必要ない雑音をもたらすものであり、参考にはならないので、ああいった類のインタビューは好きではない」

「その一方で、実際のこと以上に騒ぎ立てたくはない。文脈を無視してセリフを言うのはとても簡単だ。セリフを切り取ったり、見出しをつけたりするのは簡単で、後になってから、それはそれほど悪いことではなく、彼が言いたかったことでもなかったと気づくこともあるからだ」

「我々は見出しを読むためだけにここにいるわけではないし、時間をかけて何が起こっているのかを理解しようとすることはできるかもしれない。なぜなら、それは日々の仕事を反映していない、日々の態度を反映していない。ロメルがコブハムで見せている日々の振る舞いを反映していない、ということだからだ」

「このことについては私ではなく、本人に聞いてほしい。私はただ単に驚いただけで、これ以上あなた方の手伝いはできない」

「ロメルに関しては、この建物の中で誰も彼が不幸であることに気づいていないと思うし、だからこそ、このような発言にとても驚いているんだ。まず、このようなことになる理由が見当たらないので、確認する必要がある。ロメルが何を言うか待って、それから対処することになる」

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width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C6q5tHlKtRS/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C6q5tHlKtRS/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Isabelle Silva(@bellesilva)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.05.07 23:17 Tue

チェルシーが今夏ウクライナ代表MFを狙う? 契約解除金は242.4億円…プレミアトップ3も注目の逸材

今シーズンも苦しい戦いが続いているチェルシー。今夏の補強に向けて、ウクライナ代表MFの獲得を考えているようだ。 チェルシーが関心を寄せているとされるのが、シャフタール・ドネツクに所属するウクライナ代表MFヘオルヒー・スダコフ(21)とのこと。10番を背負う攻撃的MFだ。 スダコフは、6500万ポンド(約126億円)の評価を受けている期待の若手。プレミア・リーガで22試合に出場し5ゴール4アシスト。チャンピオンズリーグ(CL)でも6試合1ゴール、ヨーロッパリーグ(EL)で2試合1ゴールを記録していた。 ウクライナ代表としても14試合に出場し1ゴールを記録しているスダコフには、チェルシー以外にもアーセナル、マンチェスター・シティ、リバプールも注目を寄せ、イタリアからも関心があるという。 チェルシーはここ数週間で相手の温度感を知るために代理人らと面会を行ったとされており、エバートン戦にはシャフタールのCEO(最高経営責任者)であるセルゲイ・パルキン氏がスタンフォード・ブリッジを訪れていたという。 イギリス『デイリー・メール』によれば、パルキン氏はスダコフの今夏の動きについて言及。「この夏、彼にはいくつかのビッグクラブに移籍する大きなチャンスがある。いくつかのビッグクラブと接触しており、直接交渉していないクラブもあるが、夏の状況を感じ取っている」と語り、今夏の移籍の可能性を示唆した。 チェルシーにはウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクも所属しており、ウクライナコンビで躍動する未来もある。ただ、ムドリクは支払った移籍金ほどの結果を残せていない状況だ。 評価額は6500万ポンドだが、2028年まで契約を残しており、6月から有効となる契約解除条項は1億2500万ポンド(約242億4000万円)に設定されている。ただ、それ以外の金額でもクラブは売却を考えると見られており、争奪戦に転じる可能性もありそうだ。 2024.05.07 21:40 Tue

出場10分の神戸時代も「クールで素晴らしかった」 36歳マタが次なる現役続行先を探る

元スペイン代表MFフアン・マタ(36)が古巣マンチェスター・ユナイテッドのインタビューでこれまでとこれからに言及した。 かつてスペイン代表としてワールドカップを制したほか、クラブレベルでもバレンシアやチェルシー、ユナイテッドで活躍したマタ。昨夏にガラタサライとの契約が切れると、同年9月からヴィッセル神戸に活躍の場を移した。 名手の加入とあって大いに注目されたが、J1リーグ1試合の途中出場にとどまり、プレータイムしてたったの10分間に。チームは初のJ1リーグ制覇を遂げたが、堅守速攻のスタイルでは輝く場所が限られ、半年で退団した。 神戸時代は思った以上に試合に絡めず、フリーの状況が続くが、その日本での経験も含め、ユナイテッド退団後のキャリアに満足しているようだ。 「正直に言って、とても良かったよ。まずトルコのイスタンブールでガラタサライでプレーし、異なる文化と国を知り、リーグ優勝もした」 「あそこではとても良い気分だったよ。そして、それから日本だ。素晴らしい国だった。日本の文化から多くを学ばせてもらったんだ」 「わずか4、5カ月という短い期間ではあったけど、そこでもリーグを制した。だから、クールで、素晴らしかったというのが正直なところだ」 そうして「次はどこでプレーするか考え中だ。これからもプレーし続けたいし、ゲームを楽しみたい」と現役続行の意思を示すと、新天地の決め手を明かした。 「僕はまだゲームを楽しめているし、情熱だってある。フィジカル的にも、メンタル的にも良い感覚があるけど、最後となるであろう次のステップを意味のあるものにしたい」 「ただプレーするためではなく、ピッチの内外で刺激を受け、感化される場所でね。今はまだ旅の途中で、待って、聞いて、考えて、正しい決断を下したいけど、まだプレーしたい」 「僕は試合が好きだし、楽しめなくなるか、ケガだったりでやれなくなるまでは辞められない」 2024.05.07 16:40 Tue

人気銘柄オリーズにニューカッスルが関心、夏の争奪戦は確実か

ニューカッスルがクリスタル・パレスのU-21フランス代表MFマイケル・オリーズ(22)の獲得を目指しているようだ。 イングランド生まれのオリーズは、2021年にレディングからC・パレスへ加入。今シーズンは度重なるハムストリングの負傷に悩まされながらも、試合に出ればチャンスメイクなどで違いを示し、ここまでプレミアリーグ17試合9ゴール4アシストの成績を残している。 ホームグロウン枠でもあるオリーズには、当然プレミアリーグのクラブからの関心が集中。イギリス『デイリー・メール』によると、ニューカッスルが今夏の移籍市場で獲得に動く可能性が高いようだ。 ニューカッスルは今シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)との二足の草鞋や大量の負傷者もあり低迷していたが、終盤にかけて復調。現在はプレミアリーグで6位につけており、クラブは野心を示すことで同選手にアピールしたい考えのようだ。 ただし、C・パレスはオリーズの移籍金を6000万ポンド(約116億円)に設定。プレミアリーグの定める収益性と持続可能性に関する規則に抵触する可能性のあるニューカッスルは、まず売却を優先させる可能性もある。 オリーズに対してはニューカッスルのほかチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リバプールなどビッグクラブが関心を示していることもあり、今夏には争奪戦への発展も考えられるだろう。 2024.05.07 12:30 Tue
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