“和”を重んじる森保采配も、状況を打破した三笘薫の“個”、2連勝は評価も打開策のない采配の未来は/日本代表コラム
2021.11.17 13:01 Wed
◆試合に関われなかった国内組の東京五輪世代
そして森保監督は2試合続けてメンバー外になったFW前田大然(横浜F・マリノス)や、FW上田綺世(鹿島アントラーズ)、DF旗手怜央(川崎フロンターレ)についても言及した。
「そういった意味では単純にアクシデントや想定外のことが起きたことによる入れ替えという部分で、単なるサポートとして呼んだ意図はありません」
あくまでも戦力として呼んだ上で、試合に臨むメンバーからは外れたと説明した。もちろん、代表チームでの活動時間が短いため、和を重んじ、連携・連動を重んじる森保監督ならではの判断だろう。ただ、攻撃陣が不発の中で特徴を持っている選手たちがメンバー外になったことは、やはり大きな話題となった。
森保監督は「我々がこれまで作ってきたチーム作りの中での序列ということも加わって、一緒に活動してもらった中、短い練習の時間しかないですが、やはり序列を崩してもらうという部分では、新しく加わってもらった選手たちのプレーは見せてもらいました」とコメント。「今回出場できなかった選手たちには悔しい気持ちしかなかったかもしれませんが、私自身は代表活動で試合に出れる選手、ベンチに入れる選手、サポートに回る選手を含め、たとえ試合に出られても出られなくても、この経験があって必ず成長に繋がると、自分の中で確信して招集させてもらっています」と語り、更なる努力が必要であるということだ。
試合に絡めなかった中で、この3選手が何を感じ、どう成長に繋げるのか。シーズンは残り少ないが、この3人の変化が見られれば、ホームで戦う1月の戦いでは起用される可能性もあるだろう。ただ、それも全て成長あってこそ。ポテンシャルがあることは事実であり、それを大きく伸ばすために彼らが何をどう選択して成長するかは、今回の三笘のように起爆剤になり得る可能性を秘めているだけに、大きく期待せざるを得ない。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
©︎JFA
そして森保監督は2試合続けてメンバー外になったFW前田大然(横浜F・マリノス)や、FW上田綺世(鹿島アントラーズ)、DF旗手怜央(川崎フロンターレ)についても言及した。
「そういった意味では単純にアクシデントや想定外のことが起きたことによる入れ替えという部分で、単なるサポートとして呼んだ意図はありません」
あくまでも戦力として呼んだ上で、試合に臨むメンバーからは外れたと説明した。もちろん、代表チームでの活動時間が短いため、和を重んじ、連携・連動を重んじる森保監督ならではの判断だろう。ただ、攻撃陣が不発の中で特徴を持っている選手たちがメンバー外になったことは、やはり大きな話題となった。
森保監督は「我々がこれまで作ってきたチーム作りの中での序列ということも加わって、一緒に活動してもらった中、短い練習の時間しかないですが、やはり序列を崩してもらうという部分では、新しく加わってもらった選手たちのプレーは見せてもらいました」とコメント。「今回出場できなかった選手たちには悔しい気持ちしかなかったかもしれませんが、私自身は代表活動で試合に出れる選手、ベンチに入れる選手、サポートに回る選手を含め、たとえ試合に出られても出られなくても、この経験があって必ず成長に繋がると、自分の中で確信して招集させてもらっています」と語り、更なる努力が必要であるということだ。
試合に絡めなかった中で、この3選手が何を感じ、どう成長に繋げるのか。シーズンは残り少ないが、この3人の変化が見られれば、ホームで戦う1月の戦いでは起用される可能性もあるだろう。ただ、それも全て成長あってこそ。ポテンシャルがあることは事実であり、それを大きく伸ばすために彼らが何をどう選択して成長するかは、今回の三笘のように起爆剤になり得る可能性を秘めているだけに、大きく期待せざるを得ない。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
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