4連勝のリバプールが首位通過決定! 2戦連続退場者出したアトレティコは3位転落…《CL》
2021.11.04 07:13 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)のグループB第4節、リバプールvsアトレティコ・マドリーが3日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが2-0で勝利した。なお、リバプールのFW南野拓実は78分から途中出場した。
一方、敵地での前回対戦でグループステージ初黒星を喫した2位のアトレティコ(勝ち点4)は、直後のレアル・ソシエダ、レバンテとのラ・リーガ連戦をドローで終え、公式戦3試合未勝利に。それでも、直近の試合では好調ベティスに3-0の完勝を収め、良い形でリバプールとのリベンジマッチを迎えた。
そのベティス戦からは先発2人を変更。共に出場停止のサビッチとグリーズマンに代えてフェリペとフェリックスを起用した。
立ち上がりから球際でバチバチとやり合う両者は主導権争いを繰り広げていく。入りはややアウェイのアトレティコが優勢に進めていたが、ホームチームが見事なコンビネーションから先手を奪った。
早い時間帯に先制したリバプールは、勢いづいて攻守に相手を圧倒。そして、21分にはハーフウェイライン付近の左サイドで得たスローインの流れからマネがデ・パウルの寄せをものともしないパワフルな斜めの仕掛けを見せる。サポートに入った味方に預けてボックス内に走り込むと、再び右のハーフスペースでボールを受けたアレクサンダー=アーノルドから絶妙なグラウンダーのクロスが通り、これをセネガル代表FWが左足のワンタッチで流し込んだ。
リバプールに2点のリードを許した中、グリーズマンの2ゴールで追いついた前回対戦の再現を狙うアトレティコは、相手の勢いが落ち始めた前半半ば過ぎから反撃に転じる。相手のプレス回避のためサイドチェンジを使いながら、アタッキングサードではコレア、フェリックス、カラスコの個人技で局面の打開を図るが、前回対戦の反省を生かして高い守備強度を誇るホームチームを崩し切れない。
すると、点差は2点ビハインドも思わぬ形で前回対戦を再現することになる。36分、リバプールのロングカウンターになりそうなシチュエーションでマネを止めようとしたフェリペが後方から左足のアキレス腱付近を蹴り上げてしまう。これを危険なプレーと判断した主審は迷わずレッドカードを掲示した。
この退場をキッカケにやや試合が荒れ模様となったが、数的優位のホームチームががっちりと主導権を握る。42分にはサラーの左足のミドルシュート、ジョタのゴール至近距離からのヘディングシュートで3点目に迫るが、ここはGKオブラクの連続セーブに阻まれた。
迎えた後半、リバプールは前半に1枚カードをもらっていたマネを下げてフィルミノを投入。この交代でフィルミノが中央、ジョタが左ウイングにポジションを移す。
立ち上がりの48分には味方のスルーパスに抜け出したジョタがGKオブラクとの一対一を制するが、ここはVARのレビューの結果、オフサイドの判定となった。さらに、手負いのアウェイチームを攻め立てるリバプールは直後にもサラーとマティプにボックス内で決定機も、GKオブラクの意地のセーブに遭う。
一方、苦境が続くアトレティコは57分、デ・パウルのFKの場面で競り勝ったホセ・ヒメネスがマイナスに落としたボールを古巣対戦のスアレスがシュート。DFマティプの身体に当たって大きくコースが変わったシュートが枠の左隅に決まる。だが、このゴールはVARのレビューの末、ヒメネスのオフサイドを取られて取り消しとなった。
絶好機を逸したアトレティコは直後にスアレスとフェリックスを下げてエレーラとロージ、70分過ぎにはコケとカラスコ、コレアと主力を下げてマテウス・クーニャやトップデビューのセラーノらを投入。反撃を試みつつも、これ以上傷口を広げないような戦い方にシフトする。
一方、再三の決定機を決め切れないリバプールは、ファビーニョを下げて負傷明けのチアゴを投入するなど、ゲームコントロールと主力のコンディションを意識したバランス重視の戦いを見せる。
そういった中、後半半ば過ぎには筋肉系のトラブルに見舞われたフィルミノが負傷交代するアクシデントに見舞われ、クロップ監督は同じく負荷がかかっていたオックスレイド=チェンバレンを下げて南野とオリジを78分に投入した。
後半終盤にかけてもリバプールが攻勢を仕掛けたものの、アトレティコも粘りの守備を見せたことで、試合はこのまま2-0のスコアでタイムアップ。
グループステージ4連勝のリバプールは2節を残して最激戦区を首位通過。一方、2戦連続退場者を出したことで難しい戦いを強いられたアトレティコは、ポルトに1ポイント差で抜かれて3位に転落。残り2試合で逆転での2位通過を目指すことになった。
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3連勝で決勝トーナメント進出に王手をかけた首位のリバプール(勝ち点9)は、2シーズン前のラウンド16の対戦で屈辱を味わったアンフィールドで4連勝を狙った。2点差を追いつかれてドローに終わった先週末のブライトン戦からは先発5人を変更。バックラインではコナテとロバートソンに代えてマティプとツィミカスを、中盤ではナビ・ケイタとカーティス・ジョーンズに代えてファビーニョとオックスレイド=チェンバレン、前線はフィルミノに代えてジョタを起用した。そのベティス戦からは先発2人を変更。共に出場停止のサビッチとグリーズマンに代えてフェリペとフェリックスを起用した。
立ち上がりから球際でバチバチとやり合う両者は主導権争いを繰り広げていく。入りはややアウェイのアトレティコが優勢に進めていたが、ホームチームが見事なコンビネーションから先手を奪った。
13分、相手陣内右サイドで複数のDFを相手にキープしたサラーの外を回ったヘンダーソンがマイナスのパス。ここでサポートに入ったアレクサンダー=アーノルドがGKと最終ラインの間のスペースへ完璧なダイレクトクロスを供給。これにオフサイドぎりぎりで飛び出したジョタが頭で合わせた。
早い時間帯に先制したリバプールは、勢いづいて攻守に相手を圧倒。そして、21分にはハーフウェイライン付近の左サイドで得たスローインの流れからマネがデ・パウルの寄せをものともしないパワフルな斜めの仕掛けを見せる。サポートに入った味方に預けてボックス内に走り込むと、再び右のハーフスペースでボールを受けたアレクサンダー=アーノルドから絶妙なグラウンダーのクロスが通り、これをセネガル代表FWが左足のワンタッチで流し込んだ。
リバプールに2点のリードを許した中、グリーズマンの2ゴールで追いついた前回対戦の再現を狙うアトレティコは、相手の勢いが落ち始めた前半半ば過ぎから反撃に転じる。相手のプレス回避のためサイドチェンジを使いながら、アタッキングサードではコレア、フェリックス、カラスコの個人技で局面の打開を図るが、前回対戦の反省を生かして高い守備強度を誇るホームチームを崩し切れない。
すると、点差は2点ビハインドも思わぬ形で前回対戦を再現することになる。36分、リバプールのロングカウンターになりそうなシチュエーションでマネを止めようとしたフェリペが後方から左足のアキレス腱付近を蹴り上げてしまう。これを危険なプレーと判断した主審は迷わずレッドカードを掲示した。
この退場をキッカケにやや試合が荒れ模様となったが、数的優位のホームチームががっちりと主導権を握る。42分にはサラーの左足のミドルシュート、ジョタのゴール至近距離からのヘディングシュートで3点目に迫るが、ここはGKオブラクの連続セーブに阻まれた。
迎えた後半、リバプールは前半に1枚カードをもらっていたマネを下げてフィルミノを投入。この交代でフィルミノが中央、ジョタが左ウイングにポジションを移す。
立ち上がりの48分には味方のスルーパスに抜け出したジョタがGKオブラクとの一対一を制するが、ここはVARのレビューの結果、オフサイドの判定となった。さらに、手負いのアウェイチームを攻め立てるリバプールは直後にもサラーとマティプにボックス内で決定機も、GKオブラクの意地のセーブに遭う。
一方、苦境が続くアトレティコは57分、デ・パウルのFKの場面で競り勝ったホセ・ヒメネスがマイナスに落としたボールを古巣対戦のスアレスがシュート。DFマティプの身体に当たって大きくコースが変わったシュートが枠の左隅に決まる。だが、このゴールはVARのレビューの末、ヒメネスのオフサイドを取られて取り消しとなった。
絶好機を逸したアトレティコは直後にスアレスとフェリックスを下げてエレーラとロージ、70分過ぎにはコケとカラスコ、コレアと主力を下げてマテウス・クーニャやトップデビューのセラーノらを投入。反撃を試みつつも、これ以上傷口を広げないような戦い方にシフトする。
一方、再三の決定機を決め切れないリバプールは、ファビーニョを下げて負傷明けのチアゴを投入するなど、ゲームコントロールと主力のコンディションを意識したバランス重視の戦いを見せる。
そういった中、後半半ば過ぎには筋肉系のトラブルに見舞われたフィルミノが負傷交代するアクシデントに見舞われ、クロップ監督は同じく負荷がかかっていたオックスレイド=チェンバレンを下げて南野とオリジを78分に投入した。
後半終盤にかけてもリバプールが攻勢を仕掛けたものの、アトレティコも粘りの守備を見せたことで、試合はこのまま2-0のスコアでタイムアップ。
グループステージ4連勝のリバプールは2節を残して最激戦区を首位通過。一方、2戦連続退場者を出したことで難しい戦いを強いられたアトレティコは、ポルトに1ポイント差で抜かれて3位に転落。残り2試合で逆転での2位通過を目指すことになった。
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