福岡がジョン・マリ弾で目標勝ち点50もクリア! 敗戦の大分は残留目指して残り4戦へ【明治安田J1第34節】
2021.11.03 17:15 Wed
明治安田生命J1リーグ第34節の1試合が3日にベスト電器スタジアムで行われ、ホームのアビスパ福岡が1-0で大分トリニータを下した。
すでに残留を決め、今節を含む残り試合で勝ち点「50」到達を目指す戦いにシフトする福岡は今節も3バックを採用。ジョン・マリが今季3度目の先発入りを果たした。一方、天皇杯でクラブ初の4強入りを遂げた18位の大分は残り5節で逆転残留を目論み、今節の九州ダービーへ。背番号10番の野村が7試合ぶりにスタートから出場した。
4試合ぶりの勝利を目指す福岡と、ここ3戦2勝1分け無敗と上向き調子の大分による一戦。アウェイチームにボールを握られ、やや守勢の時間が続いた福岡は山岸が左肩を痛め、29分に負傷交代を強いられるアクシデントにも見舞われてしまう。
だが、福岡は危ないシーンもほとんどなく、前半の半ばを迎えると、先制。32分、左ウィングバックに入る志知が左足クロスをゴール前に送ると、三竿を腕でブロックしながらボックス中央に陣取るジョン・マリがヘディングでネットを揺らす。
追いかける展開を強いられた大分はその後もボールの主導権を握っていったが、なかなかフィニッシュの形に持っていけず、攻撃が停滞。チームとしても3試合ぶりの得点でリードした福岡はそのまま試合を折り返す。
そんな大分は何とか打開しようと73分までに呉屋、ペレイラ、長沢、小林を送り込み、すべての交代枠を使い切るが、福岡も個々が局面で身体を張った守りを継続。その福岡が前がかる大分の裏を突いた攻めで追加点に迫るなど、ペースを握り続ける。
勝ち点1でも持って帰りたい大分は長沢の長身を生かしたハイボールも駆使してゴールを目指したが、最後まで福岡守備網を崩せず。4試合ぶりの白星を手にした福岡がJ1残留に続いて、勝ち点50の目標もクリアした。
一方の大分は4試合ぶりの黒星を喫して、勝ち点「28」のまま。残り4試合で逆転残留を目指すこととなった。
アビスパ福岡 1-0 大分トリニータ
【福岡】
ジョン・マリ(前32)
すでに残留を決め、今節を含む残り試合で勝ち点「50」到達を目指す戦いにシフトする福岡は今節も3バックを採用。ジョン・マリが今季3度目の先発入りを果たした。一方、天皇杯でクラブ初の4強入りを遂げた18位の大分は残り5節で逆転残留を目論み、今節の九州ダービーへ。背番号10番の野村が7試合ぶりにスタートから出場した。
だが、福岡は危ないシーンもほとんどなく、前半の半ばを迎えると、先制。32分、左ウィングバックに入る志知が左足クロスをゴール前に送ると、三竿を腕でブロックしながらボックス中央に陣取るジョン・マリがヘディングでネットを揺らす。
追いかける展開を強いられた大分はその後もボールの主導権を握っていったが、なかなかフィニッシュの形に持っていけず、攻撃が停滞。チームとしても3試合ぶりの得点でリードした福岡はそのまま試合を折り返す。
この試合から残留に向け、一戦必勝が求められる大分は後半の頭から井上を投入。その後半もボールを動かしながらの展開に持ち込むが、守りに重きを置きつつ、カウンターでひと刺しを狙う福岡に引き続き苦戦。効果的な崩しに持っていけない。
そんな大分は何とか打開しようと73分までに呉屋、ペレイラ、長沢、小林を送り込み、すべての交代枠を使い切るが、福岡も個々が局面で身体を張った守りを継続。その福岡が前がかる大分の裏を突いた攻めで追加点に迫るなど、ペースを握り続ける。
勝ち点1でも持って帰りたい大分は長沢の長身を生かしたハイボールも駆使してゴールを目指したが、最後まで福岡守備網を崩せず。4試合ぶりの白星を手にした福岡がJ1残留に続いて、勝ち点50の目標もクリアした。
一方の大分は4試合ぶりの黒星を喫して、勝ち点「28」のまま。残り4試合で逆転残留を目指すこととなった。
アビスパ福岡 1-0 大分トリニータ
【福岡】
ジョン・マリ(前32)
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