「バルサ会長の発言は不適切」…不快感露わのメッシ「無償でプレーしてとは言われていない」
2021.11.02 17:30 Tue
パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがバルセロナ会長の発言に不快感を露わにした。
「僕は残るためにできる限りを尽くした。無償でプレーしてくれとは言われてなんかいない。サラリーの50%減を求められ、僕は何の問題なく、それを承諾した。僕らはクラブを助けるつもりだったんだ」
「僕や家族の願いはバルセロナに残ることだった。誰からもタダでプレーしろとは言われなかったし、同時に会長の発言は不適切だったと思う。あんなことを口にする必要なんてなかったし、僕は傷ついた」
「変に憶測を呼んだり、自分に相応しくない疑念を人々に抱かせてしまうしね」
そんなメッシはこのインタビュー内で将来的なバルセロナ復帰や今も褪せない愛着なども口にしたが、ラポルタ会長の発言はあまりにも恣意的で、不信感をも募らせるものだったようだ。
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その発言とはジョアン・ラポルタ会長が今年10月上旬にスペインのラジオ『RAC1』で語った「無料でプレーすると言ってくれることを期待した」というもの。スペイン『スポルト』のインタビューに応じたメッシはバルセロナ会長の淡い期待も込められた発言について、物申した。「僕や家族の願いはバルセロナに残ることだった。誰からもタダでプレーしろとは言われなかったし、同時に会長の発言は不適切だったと思う。あんなことを口にする必要なんてなかったし、僕は傷ついた」
「変に憶測を呼んだり、自分に相応しくない疑念を人々に抱かせてしまうしね」
表上はフリートランスファーでのPSG移籍となるメッシだが、深掘りすれば、バルセロナの深刻な財政事情とラ・リーガが定めるサラリーキャップで契約更新の願いを断念せざるを得なかったというのが実情。メッシ側すれば、否応なしにバルセロナからの退団を強いられた格好だ。
そんなメッシはこのインタビュー内で将来的なバルセロナ復帰や今も褪せない愛着なども口にしたが、ラポルタ会長の発言はあまりにも恣意的で、不信感をも募らせるものだったようだ。
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