過激さを増すピッチ乱入事件、ブラジルで判定に不服のサポーターがVAR用の機器を破壊
2021.11.01 17:45 Mon
判定に不満を持ったグレミオのファンがVARシステムを破壊した。20チーム中19位と降格圏に沈むグレミオは、現地時間10月31日に行われたブラジレイロ・セリエA第29節でパウメイラスとホームで対戦。12分に先制するも、前半アディショナルタイムに2つのPKを許し、1-3で逆転負けを喫していた。
降格の可能性やホームで逆転負けというチームの現状にファンは激昂。怒りの矛先は判定へと向いたようだ。試合後、ピッチになだれ込むと、主審がオンフィールドレビュー(OFR)を行うレフェリーレビューエリア(RRA)の機器や周辺物を次々と壊し始めた。
囲いやモニター等はもちろんのこと、ベンチも蹴り上げるなどの凄まじい暴動に。手近にあるものをとにかく破壊し尽くし、機動隊の突入後、ようやく沈静化を見せた。
グレミオは7月に元ブラジル代表指揮官のルイス・フェリペ・スコラーリ監督(72)を迎えたが、成績不振のチームを立て直すことはできず、10月11日に契約解除に至ったばかり。もしかするとこの日の判定が、溜まった鬱憤に火を付けてしまったのかもしれない。
囲いやモニター等はもちろんのこと、ベンチも蹴り上げるなどの凄まじい暴動に。手近にあるものをとにかく破壊し尽くし、機動隊の突入後、ようやく沈静化を見せた。
グレミオは7月に元ブラジル代表指揮官のルイス・フェリペ・スコラーリ監督(72)を迎えたが、成績不振のチームを立て直すことはできず、10月11日に契約解除に至ったばかり。もしかするとこの日の判定が、溜まった鬱憤に火を付けてしまったのかもしれない。
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