「いろんな可能性」元日本代表MF松井大輔がY.S.C.C.横浜フットサルで新たな挑戦「将来的なものを考えたときにすごくプラスだと感じた」
2021.09.14 20:20 Tue
10日にサッカー元日本代表MF松井大輔(40)とサッカーミャンマー代表GKピエリアン・アウン(26)との契約締結を発表したY.S.C.C.横浜フットサル。クラブは14日、両選手の入団記者会見を行った。
今回、選手ごとに2部制で行われたこの会見。1部ではピエリアン・アウンが登場し、2部で松井がお披露目。今回がプロフットサル選手として初の挑戦となる両選手は、ここに至った経緯やそれぞれの心境を語った。
会見の2部で登場した松井は、ベトナムのサイゴンFCより加入。フランス、ロシア、ブルガリア、ポーランドなど海外でも多くの国でプレーした元日本代表MFは、2018年1月に横浜FCに復帰。その後2020年12月にサイゴンFCへ移籍をしたものの、ベトナムのVリーグがいつ再開するかわからないということを受け、この度日本で新たな挑戦をすることとなった。
その松井は、「今回いろいろオファーがある中、本当はベトナムでプロ生活を終えようか迷っていましたし、この1年の中で引退を考えたときもありました。そんな中、違う挑戦をさせてもらえることに感謝したいと思います」とコメント。サッカー人生の中でひとつの分岐点に立っていたことを明かすと、続けて「今からいろいろな挑戦が始まるということで、自分もワクワクしてます。楽しいプレーをと言いますか、サッカー人としてまた子供に戻ったかのようなプレーができれば面白いなと思うので、ぜひ見ていただけたら嬉しいなと思っております」と、今回の挑戦が楽しみであると語った。
今回の帰国に際し、様々なJクラブからオファーがあったことを明かした松井。それでもフットサルに転向した決め手を聞かれると、そこには葛藤があったことを告白した。
「どのようなサッカー人生を歩めばいいのか、自分には何が合っているのか、チャレンジしたいしもっとサッカーを楽しみたいということで、フットサルで新たな自分を発見できたらいいなと思います」
さらに、「練習が朝6時〜8時ということで、そのあとの時間を違うことに使えたりするので、指導者ができたりするかもしれないですし、いろんな可能性が見えてます。また、フットサルで得た知識をサッカーで活かせるんじゃないかとか、将来的なものを考えたときにすごくプラスだと感じたので、そのようなことをずっと考えていました」と、新たな挑戦を求めたことに加え、自らの将来を見据えての決断だったと付け加えた。
この新たな挑戦を横浜FC時代をともに過ごし、フットサル・ワールドカップにも出場した元日本代表FW三浦知良に報告した松井は、「カズさんには連絡しました。面白いんじゃないかという話もしてくださって、フットサルは難しいけど大輔ならできるというようなことを言ってくれました」と大先輩のカズからアドバイスをもらったとコメント。「あとは、北澤さんだったりだとか、フットサル日本代表の木暮賢一郎君などに話を聞きました。難しいとは思いますが、フットサルを楽しみたいし、フットサル界を盛り上げられたらいいなと思います」と語り、フットサル界に貢献する姿勢を示した。
そして、ともにクラブへ入団することとなったピエリアン・アウンへのアドバイスを聞かれると、「海外でプレーするというのは難しくて、言葉だったり文化の問題があると思います。彼も国で大変なことがあったと思うので、それを救えたというのは日本のよさだと思います。ベトナムやいろんな国に行きましたけど、帰ってきたときに日本は本当にいい国だと思いますし、そういうところで皆さんが彼を助けてくれると思います」とコメント。日本が生活しやすい国だということを自らも感じたと語り、続けて「自分もチームに溶け込めるようにしていきたいと思うので、みなさんも彼にあった場合には頑張ってねという声かけをしてくれると彼もいい気持ちになると思いますし、日本の良さをアピールする機会にもなるのではないかと思います」と、協力を惜しまない旨を語った。
そのピエリアン・アウンは第1部に登場。サッカーのミャンマー代表として数多くの国際試合を経験し、6月には日本代表とカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦ったが、そのまま日本に残り亡命。8月には、日本政府から難民認定を受けており、他の仕事もこなしながらプロフットサル選手としてプレーすることとなる。
そのピエリアン・アウンは、「こんにちは、みなさん初めまして。私の名前はピエリアン・アウンです。ミャンマーから来ました。どうぞ、よろしくお願いします」と語り、流暢な日本語でのあいさつを披露。続けて、「このクラブと契約できたことがすごく喜ばしいです。入ってからはみんなに様々なサポートをしてもらい、家族のようなに接してくれたことがとても嬉しいです。これからは、このチームのためにできることを頑張っていけたらと思います」とコメントし、クラブへの加入を喜んだ。
ピエリアン・アウンの契約期間は今季中となっており、プロ契約を結んだとのこと。今季の頑張り次第では、更新する可能性があることを渡辺瞬ゼネラルマネージャーは明かした。賃金はそこまで大きい金額ではなく、生活ができる最低水準の金額を支給。農業や支援してもらえる企業で手伝いをしながらの生活となるようだ。
今回、選手ごとに2部制で行われたこの会見。1部ではピエリアン・アウンが登場し、2部で松井がお披露目。今回がプロフットサル選手として初の挑戦となる両選手は、ここに至った経緯やそれぞれの心境を語った。
その松井は、「今回いろいろオファーがある中、本当はベトナムでプロ生活を終えようか迷っていましたし、この1年の中で引退を考えたときもありました。そんな中、違う挑戦をさせてもらえることに感謝したいと思います」とコメント。サッカー人生の中でひとつの分岐点に立っていたことを明かすと、続けて「今からいろいろな挑戦が始まるということで、自分もワクワクしてます。楽しいプレーをと言いますか、サッカー人としてまた子供に戻ったかのようなプレーができれば面白いなと思うので、ぜひ見ていただけたら嬉しいなと思っております」と、今回の挑戦が楽しみであると語った。
今回の帰国に際し、様々なJクラブからオファーがあったことを明かした松井。それでもフットサルに転向した決め手を聞かれると、そこには葛藤があったことを告白した。
「Jリーグに帰るのであれば、8月15日がリミットということで契約を切って帰ってくるかという話もありましたし、ベトナムの会長のビンさんが良くしてくださって移籍することができました」
「どのようなサッカー人生を歩めばいいのか、自分には何が合っているのか、チャレンジしたいしもっとサッカーを楽しみたいということで、フットサルで新たな自分を発見できたらいいなと思います」
さらに、「練習が朝6時〜8時ということで、そのあとの時間を違うことに使えたりするので、指導者ができたりするかもしれないですし、いろんな可能性が見えてます。また、フットサルで得た知識をサッカーで活かせるんじゃないかとか、将来的なものを考えたときにすごくプラスだと感じたので、そのようなことをずっと考えていました」と、新たな挑戦を求めたことに加え、自らの将来を見据えての決断だったと付け加えた。
この新たな挑戦を横浜FC時代をともに過ごし、フットサル・ワールドカップにも出場した元日本代表FW三浦知良に報告した松井は、「カズさんには連絡しました。面白いんじゃないかという話もしてくださって、フットサルは難しいけど大輔ならできるというようなことを言ってくれました」と大先輩のカズからアドバイスをもらったとコメント。「あとは、北澤さんだったりだとか、フットサル日本代表の木暮賢一郎君などに話を聞きました。難しいとは思いますが、フットサルを楽しみたいし、フットサル界を盛り上げられたらいいなと思います」と語り、フットサル界に貢献する姿勢を示した。
そして、ともにクラブへ入団することとなったピエリアン・アウンへのアドバイスを聞かれると、「海外でプレーするというのは難しくて、言葉だったり文化の問題があると思います。彼も国で大変なことがあったと思うので、それを救えたというのは日本のよさだと思います。ベトナムやいろんな国に行きましたけど、帰ってきたときに日本は本当にいい国だと思いますし、そういうところで皆さんが彼を助けてくれると思います」とコメント。日本が生活しやすい国だということを自らも感じたと語り、続けて「自分もチームに溶け込めるようにしていきたいと思うので、みなさんも彼にあった場合には頑張ってねという声かけをしてくれると彼もいい気持ちになると思いますし、日本の良さをアピールする機会にもなるのではないかと思います」と、協力を惜しまない旨を語った。
そのピエリアン・アウンは第1部に登場。サッカーのミャンマー代表として数多くの国際試合を経験し、6月には日本代表とカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦ったが、そのまま日本に残り亡命。8月には、日本政府から難民認定を受けており、他の仕事もこなしながらプロフットサル選手としてプレーすることとなる。
そのピエリアン・アウンは、「こんにちは、みなさん初めまして。私の名前はピエリアン・アウンです。ミャンマーから来ました。どうぞ、よろしくお願いします」と語り、流暢な日本語でのあいさつを披露。続けて、「このクラブと契約できたことがすごく喜ばしいです。入ってからはみんなに様々なサポートをしてもらい、家族のようなに接してくれたことがとても嬉しいです。これからは、このチームのためにできることを頑張っていけたらと思います」とコメントし、クラブへの加入を喜んだ。
ピエリアン・アウンの契約期間は今季中となっており、プロ契約を結んだとのこと。今季の頑張り次第では、更新する可能性があることを渡辺瞬ゼネラルマネージャーは明かした。賃金はそこまで大きい金額ではなく、生活ができる最低水準の金額を支給。農業や支援してもらえる企業で手伝いをしながらの生活となるようだ。
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