公式戦6試合ぶり白星のフランス、デシャン監督「最近は勝利の味がわからなくなっていた」
2021.09.08 10:48 Wed
フランス代表のディディエ・デシャン監督が、ようやくつかんだ白星を喜んだ。フランスサッカー連盟(FFF)が伝えている。
フランスは7日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループD第6節でフィンランド代表と対戦。ここまで公式戦5戦連続ドローとチームは停滞感から抜け出せずにいたが、この日は前半にFWアントワーヌ・グリーズマンが先制点を奪うと、後半にも追加点を記録。その後は相手にチャンスを作らせず、完璧な試合内容によって2-0で勝利した。
6試合ぶりの勝利を記録したフランスは、試合数に差があるもののグループ2位のウクライナ代表や3位フィンランドとの勝ち点差を「7」にまで広げており、W杯出場に近づいている。
試合後のインタビューに応じたデシャン監督は、ようやくつかんだ勝利に対して喜びを露わに。自身も選手たちも白星から遠ざかっていた状況にフラストレーションがあったと明かした。
「私はこの勝利に安堵したのではなく喜んでいる。素晴らしい観客の前で、正しい方法により必要不可欠な結果を得られたことに満足しているよ。この勝利は予選を勝ち抜くため必須だった。我々は非常に良いパフォーマンスを見せてそれを手に入れたのだ。今夜は我々の能力に見合うものだったよ。経験の浅い選手もいたが、全体的には良いレベルを示せたと思う」
「自分たちの運命を自ら握るため、今日は勝つ必要があった。今日戦った相手は2試合少なく、10月の試合を終えた時点でポイント差が広がっている可能性はある。もちろん、1ポイント差に迫っているかもしれないが、現時点でそれはわからない」
また、デシャン監督は10月に行われるUEFAネーションズリーグ準決勝のベルギー代表戦にも言及。欧州屈指の強豪国との試合に向け、全力を尽くしたいと語っている。
「我々は予選通過のためにすべてを尽くしてきた。そして準決勝があり、今度は決勝進出をかけた戦いとなる。(W杯の)予選通過のポイントにはならないが、相手はヨーロッパのトップ4に入る強豪国だ。競争心を忘れず、全力で臨みたい。そしてその1カ月後の11月にはまたポイントが必要なW杯予選が控えており、そこで仕事を終える必要がある」
フランスは7日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のグループD第6節でフィンランド代表と対戦。ここまで公式戦5戦連続ドローとチームは停滞感から抜け出せずにいたが、この日は前半にFWアントワーヌ・グリーズマンが先制点を奪うと、後半にも追加点を記録。その後は相手にチャンスを作らせず、完璧な試合内容によって2-0で勝利した。
試合後のインタビューに応じたデシャン監督は、ようやくつかんだ勝利に対して喜びを露わに。自身も選手たちも白星から遠ざかっていた状況にフラストレーションがあったと明かした。
「私はこの勝利に安堵したのではなく喜んでいる。素晴らしい観客の前で、正しい方法により必要不可欠な結果を得られたことに満足しているよ。この勝利は予選を勝ち抜くため必須だった。我々は非常に良いパフォーマンスを見せてそれを手に入れたのだ。今夜は我々の能力に見合うものだったよ。経験の浅い選手もいたが、全体的には良いレベルを示せたと思う」
「勝利は常に良いものだね。最近は勝利の味がわからなくなり、選手もフラストレーションを溜めていた。このグループで対戦するチームは皆がライバルであり、(同日に開催されたカザフスタン代表戦で)95分に同点弾を決められたボスニア・ヘルツェゴビナを見ても、難しいとわかるだろう。とはいえ、自分たちでもっと試合を楽にできる展開もあるはずだ」
「自分たちの運命を自ら握るため、今日は勝つ必要があった。今日戦った相手は2試合少なく、10月の試合を終えた時点でポイント差が広がっている可能性はある。もちろん、1ポイント差に迫っているかもしれないが、現時点でそれはわからない」
また、デシャン監督は10月に行われるUEFAネーションズリーグ準決勝のベルギー代表戦にも言及。欧州屈指の強豪国との試合に向け、全力を尽くしたいと語っている。
「我々は予選通過のためにすべてを尽くしてきた。そして準決勝があり、今度は決勝進出をかけた戦いとなる。(W杯の)予選通過のポイントにはならないが、相手はヨーロッパのトップ4に入る強豪国だ。競争心を忘れず、全力で臨みたい。そしてその1カ月後の11月にはまたポイントが必要なW杯予選が控えており、そこで仕事を終える必要がある」
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