フィオレンティーナ退団に打ちひしがれるリベリ「この2年間無下にされた気分」

2021.07.10 18:22 Sat
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先日にフィオレンティーナ退団が発表された元フランス代表FWフランク・リベリだが、まだ自分の中で消化し切れていないようだ。
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数々の栄光を掴んだバイエルンでのキャリアを経て2019年夏にフィオレンティーナに加入したリベリ。38歳の身体に鞭を打ち、故障と復帰を繰り返しながらも、昨季はセリエA29試合に出場し、切れ味鋭いドリブルで2得点7アシストの記録を残した。
本人は残留を熱望しながらも、そんな思いとは裏腹に今月1日にクラブは退団を発表。元フランス代表FWはフリーの身となった。

リベリによると、クラブとはしばらく連絡がなく、ほとんど自然消滅の様な最後だったという。ひどく落ち込んだことを明かしながらも、イタリアでプレーを続ける意思を明確に示した。

「とても素敵な2年間だった。簡単ではなかったが、たくさんの人、美しい街、そしてファンの皆に会えたことを嬉しく思っている。フィオレンティーナでもう1年続けると思っていたから残念だよ」
「将来?まだわからない。本当はもう1年フィオレンティーナに残りたかった。でも3~4週間も何の音沙汰もなくて辛かったよ」

「誰からも連絡が来ず、見下されたような気分になった。全力を尽くしたこの2年間が認められていないような気がしたよ」

「それでも、僕はイタリアに残りたい」

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