波紋呼ぶ選手の日本人差別問題にバルセロナが公式声明で謝罪「価値観とは全く一致しません」
2021.07.08 08:30 Thu
バルセロナは7日、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、FWウスマーヌ・デンベレが起こした騒動について公式声明を発表した。
しかし、デンベレは謝罪をしながらも、非を認めていないことから「言い訳だ」などと非難を浴びている状況に。さらに、6日にはバルセロナのスポンサーでもある楽天株式会社が声明を発表。「クラブに対し、正式に抗議するとともに、本件に関する見解を求めてまいります」とし、7日には株式会社コナミデジタルエンタテインメントが、グリーズマンとのアンバサダー契約解除を発表し、ビジネス面でも大きな影響が出る事態となっていた。
本人たちに差別の意識はなかったとされる一方で、世界中でも影響力の大きさから話題をさらっているこの事案。ついにバルセロナが態度を示し、2人の主張はクラブの価値観とは異なると苦言を呈し、謝罪した。
「バルセロナは、数日前にソーシャルメディアに掲載された2人のファーストチームの選手(ウスマーヌ・デンベレとアントワーヌ・グリーズマン)が、宿泊していたホテルの従業員に対して、敬意を払っていない態度をとった動画により、日本およびアジアのファンやクラブのパートナーが不快感を抱いたことを深くお詫び申し上げます」
「クラブとそのパートナーの価値観は、FCバルセロナが守るべきものであり、この信念は、経営陣や役員からクラブの様々なスポーツチームの選手まで、組織のあらゆるレベルに存在しています」
「クラブは、人種、差別、多様性の問題に関する教育の改善に取り組んでいます。FCバルセロナには、人種差別や差別の場所はありません」
「FCバルセロナは、2019年夏の出来事は前経営陣および執行役員の手にありましたが、不快な思いをした全てのクラブのファンとパートナーに公式に謝罪したいと思います。今クラブを管理している経営陣は、この手の問題が繰り返されないようにすることを約束します」
「選手たちはすでに後悔をしており、日本のファンやパートナーに謝罪しています。これはクラブが大切にしていることです。ただし、FCバルセロナは適切と思われる内部対策を講じいきたいと思います」
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グリーズマンと同僚のウスマーヌ・デンベレを巡っては、2019年夏に来日した際に、ホテルの一室でPES(海外版のウイニングイレブン)をプレーしようと呼んだアジア人のスタッフに対して人種差別を伴う侮辱的な発言したとされる動画が流出。5日に両選手がこの事実を認めてそれぞれSNSで謝罪していた。本人たちに差別の意識はなかったとされる一方で、世界中でも影響力の大きさから話題をさらっているこの事案。ついにバルセロナが態度を示し、2人の主張はクラブの価値観とは異なると苦言を呈し、謝罪した。
「バルセロナは、数日前にソーシャルメディアに掲載された2人のファーストチームの選手(ウスマーヌ・デンベレとアントワーヌ・グリーズマン)が、宿泊していたホテルの従業員に対して、敬意を払っていない態度をとった動画により、日本およびアジアのファンやクラブのパートナーが不快感を抱いたことを深くお詫び申し上げます」
「この態度は、FCバルセロナが示し、守る価値観とは全く一致しません」
「クラブとそのパートナーの価値観は、FCバルセロナが守るべきものであり、この信念は、経営陣や役員からクラブの様々なスポーツチームの選手まで、組織のあらゆるレベルに存在しています」
「クラブは、人種、差別、多様性の問題に関する教育の改善に取り組んでいます。FCバルセロナには、人種差別や差別の場所はありません」
「FCバルセロナは、2019年夏の出来事は前経営陣および執行役員の手にありましたが、不快な思いをした全てのクラブのファンとパートナーに公式に謝罪したいと思います。今クラブを管理している経営陣は、この手の問題が繰り返されないようにすることを約束します」
「選手たちはすでに後悔をしており、日本のファンやパートナーに謝罪しています。これはクラブが大切にしていることです。ただし、FCバルセロナは適切と思われる内部対策を講じいきたいと思います」
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