クロップ、意地の3位フィニッシュに「大きな成果」 退団ワイナルドゥムにも言及

2021.05.24 14:02 Mon
Getty Images
リバプールのユルゲン・クロップ監督がプレミアリーグでの3位フィニッシュに満足感を示している。クラブ公式サイトが伝えた。
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37試合終了時点で4位のリバプールは23日、最終節でクリスタル・パレスと対戦して、36分にFWサディオ・マネが先制点。74分にもカウンターから再びマネがゴールを決め、2-0で勝利した。
これにより、リバプールは3位に浮上し、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。試合後、クロップ監督はケガ人が続出する苦しいシーズンを振り返り、良い結果で終われたことを喜んだ。

「この結果は大きい。数週間前なら誰かが『3位でシーズンを終えられる』と言っても、絶対に手の届かないことだと思っただろう」

「今年は良いことがあっても、周りに様々な問題が起こりすぎて、あまり良い気分になれなかった。ケガの問題は1年を通してつきまとい、本当に辛いことだった」
「チーム全体にとって、苦しい状況を乗り越えて3位になったことは人生において最高の教訓となるだろう。こんな大きなことを成し遂げたチームにいることができてとても幸せだ。全くの圏外から5週間でCL出場権を獲得できたことは私にとって大きな成果であり、正しいことをしたと思っている」

また、今シーズン限りでの退団を明らかにしたオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムについても言及。共に過ごした5年間の思い出を回想した。

「どこから話せば良いだろうか。もちろん、彼と対戦したことは以前にもあったが、初めて会ったのは自宅のリビングだった。彼と会って話がしたかったから呼んだんだ」

「最初から彼とは意気投合していた。彼はとてもフレンドリーで、スマート、そしてとてもオープンだ。それは決して変わることなく、むしろより良くなっていった」

「彼がいなくなって、友人を失うのはとても寂しいことだ。しかし、それは仕方のないことだし、フットボール界では当たり前のことだ。良いことばかりではない」

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