残り15分でCL出場権がスルり…レスター指揮官が落胆「正直言って、ガッカリしている」

2021.05.24 10:25 Mon
Getty Images
レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督が、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したことについて語った。クラブ公式サイトが伝えた。
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レスターは23日、プレミアリーグ最終節でトッテナムをホームに迎えた。
リバプール、チェルシーと3チームで2つのCL出場権を争う中、他会場の結果にも左右される中、望みをかけて挑んだ。

すると18分にPKを獲得しジェイミー・ヴァーディが決めて先制。41分にハリー・ケインにゴールを許し追いつかれるも、52分に再びヴァーディがPKを決めて2-1とリードする。そのまま試合は終盤に。他会場ではチェルシーが負けているため、勝てばCL出場権を獲得できる状況だったが、トッテナムが反撃する。

76分にCKからパンチングに逃げようとしたGKカスパー・シュマイケルが強く叩けずにオウンゴールとなると、87分にはガレス・ベイルにゴールを許し逆転を許す。さらに後半アディショナルタイムにもベイルにゴールを許し、2-4で敗戦。この結果、5位のままシーズンを終え、ヨーロッパリーグ(EL)に出場することが決まった。
勝っていれば4位に滑り込めたレスター。試合後、ロジャーズ監督は結果に落胆。この試合の内容が良くなかったと語った。

「正直言って、ガッカリしている。この瞬間、選手たち、そしてクラブで働く人たちを気の毒に思う。我々はとても近づいていた」

「私はチャンピオンズリーグに出場するということが何を意味するのか。そして、今後の我々をどう助けるのかもわかっていた」

「当然のことながら、失望を味わうだろう。でも、38試合を終え、我々は足りていなかった」

「チームに誇りを持っているが、不利な状況になった時、いかに挑戦を続け、最後までプレーを続けたか…今日はそれが十分ではなかった」

結果として、最終節で落胆することとなったレスター。しかし、シーズンを通して上位を争い続けた他、FAカップをクラブとして初優勝するなど、充実したシーズンに。ロジャーズ監督も、時間が経てば、素晴らしいシーズンだったと思えると語り、来季への意欲を示した。

「我々にとって素晴らしいシーズンだった。追加の一歩を踏み出せなかったことで失望している。でも、24時間、48時間後に一歩下がって成し遂げたことを見れば、2年間指揮していて、トップに対して挑戦していた」

「順位表、クラブの歴史の中で初めてFAカップを優勝したという点で、進歩を遂げているということは、明らかに我々みんなが誇りに思っていることだ」

「現段階では、失望がしばらく続くと思う。そのあと、我々は準備し、戻り、そしてさらに激しく戦うことを目指す」

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