グループステージ終了 神戸、湘南、浦和、清水のプレーオフステージ進出が決定!《ルヴァンカップ》
2021.05.19 22:15 Wed
19日、YBCルヴァンカップ・グループステージ第6節が各地で行われた。
混戦のCグループは横浜FCと浦和が、湘南と柏がそれぞれ対戦した。
ホームに横浜FCを迎えた浦和は3分、汰木のパスに抜け出した小泉がGK南をかわしてプレゼントパスを送り、関根が押し込んでさい先よく先制に成功する。10分には裏を取られてマギーニョに決定機を許すも、ペナルティエリア外まで飛び出した西川が体でブロックして得点を許さず。1点リードで迎えた61分には、汰木がカーブのかかった鮮やかな一撃を右隅に沈めてリードを広げる。
引き分けでもグループステージ突破が決まる横浜FCは、71分に三浦を投入。自身の持つ同大会の最年長出場記録を54歳2カ月23日に更新して1点を狙いに行くも、浦和の牙城を崩すことはできず。そのまま逃げ切った浦和がプレーオフステージへと駒を進めた。
レモンガススタジアム平塚で柏と対戦した湘南は、後半の立ち上がに試合を動かす。梅崎が緩急をつけたドリブルで山下を振り切ってクロスを送ると、ボックス内に進入した池田が右のアウトで合わせて加入後初ゴールを記録。直後には幾度もピンチが訪れたものの、富居が再三のビッグセーブでゴールを死守する。後半のアディショナルタイムにこそ高橋に1点を返されたものの、ドロー決着の結果、湘南が3年ぶりのグループステージ突破を決めた。
もう一方では、逆転突破の可能性を残す広島がアウェイで仙台と激突。しかし、34分に佐々木匠のゴールで仙台に先制点を許すと、後半にも加藤のミドルシュート、マルティノスの強烈な一発を浴びて0-3で敗戦。この結果、Dグループ突破のもう一席は清水に決まった。
FC東京の突破が決定済みのBグループでは、大分がアウェイでそのFC東京と対戦。前半のアディショナルタイムに、こぼれ球に反応した弓場が左足を振りぬくと、バングーナガンデに当たってコースが変わり、ゴールへと吸い込まれた。前半のラストプレーで先制した大分だったが、63分にこぼれ球を拾った永井にコントロールショットを沈められて同点に。以降は互いにゴールは生まれず、1-1の引き分けに終わった。
一方では、神戸が徳島とのアウェイゲームに臨んだ。神戸は立ち上がりから攻勢をかけると、大きなサイドチェンジから右サイドを攻略し、増山のパスを受けた山口がペナルティーアーク内から低い弾道のシュートを放って先手を取る。リードして試合を折り返した52分には、マシカが来日初ゴール。スルーパスに反応してGK長谷川との一対一を迎えると、落ち着いて左隅に流し込んでバク宙のパフォーマンスを披露した。そして、終了間際にもスピードを生かしたカウンターから追加点を奪った神戸が、グループステージを突破した。
Aグループではすでに勝ち抜けが決まっている札幌と鹿島が相まみえた。機材トラブルの影響でピッチの角度が普段と異なるという事象に見舞われた札幌ドームでは、選手の入場する位置が正面ではないという珍しい光景が。試合の方は互いに決め手を欠き、ゴールレスドローでゲームを終えた。
また、すでにグループステージ敗退が決まっている福岡と鳥栖のバトルオブ九州は、8分に福岡が先制する。石津からボールを引き出した輪湖が左のハイサイドからクロスを送ると、ゴール前フリーで待ち構えていた城後が頭で合わせてネットを揺らす。56分にも再び城後がヘディングを決め、直後にはGKとの一対一を迎えた石津が冷静に仕留めてさらにリードを広げると、72分にはショートカウンターからファンマが決めて4点差に。飲水タイム明けに鳥栖の林に1点を返されたものの、4-1とホームで快勝を収めた。
◆第6節
▽5/19
【Aグループ】
北海道コンサドーレ札幌 0-0 鹿島アントラーズ
アビスパ福岡 4-1 サガン鳥栖
【Bグループ】
FC東京 1-1 大分トリニータ
徳島ヴォルティス 0-3 ヴィッセル神戸
【Cグループ】
浦和レッズ 2-0 横浜FC
湘南ベルマーレ 1-1 柏レイソル
【Dグループ】
ベガルタ仙台 3-0 サンフレッチェ広島
横浜F・マリノス 5-1 清水エスパルス
混戦のCグループは横浜FCと浦和が、湘南と柏がそれぞれ対戦した。
引き分けでもグループステージ突破が決まる横浜FCは、71分に三浦を投入。自身の持つ同大会の最年長出場記録を54歳2カ月23日に更新して1点を狙いに行くも、浦和の牙城を崩すことはできず。そのまま逃げ切った浦和がプレーオフステージへと駒を進めた。
レモンガススタジアム平塚で柏と対戦した湘南は、後半の立ち上がに試合を動かす。梅崎が緩急をつけたドリブルで山下を振り切ってクロスを送ると、ボックス内に進入した池田が右のアウトで合わせて加入後初ゴールを記録。直後には幾度もピンチが訪れたものの、富居が再三のビッグセーブでゴールを死守する。後半のアディショナルタイムにこそ高橋に1点を返されたものの、ドロー決着の結果、湘南が3年ぶりのグループステージ突破を決めた。
突破の枠が残りひとつのDグループでは、清水がニッパツ三ツ沢球技場に乗り込み、首位が決まっている横浜FMとの一戦に臨んだ。勝つか引き分けるかで自力突破の決まる清水は、開始早々にセットプレーから片山が合わせて先制に成功する。対する横浜FMは、40分にレオ・セアラのシュートがバーに当たって跳ね返ったところに、素早く反応した樺山が身をひねりながら頭で合わせて追い付いてみせる。同点で迎えた後半は、横浜FMの攻撃力がさく裂。48分にはマルコス・ジュニオールのマイナスの落としに和田が合わせて逆転すると、直後には樺山が自身2点目を挙げて突き放す。79分には水沼のクロスを仲川が押し込み、終了間際にはレオ・セアラが見事なターンから加点し、大量5得点で横浜FMが圧勝した。
もう一方では、逆転突破の可能性を残す広島がアウェイで仙台と激突。しかし、34分に佐々木匠のゴールで仙台に先制点を許すと、後半にも加藤のミドルシュート、マルティノスの強烈な一発を浴びて0-3で敗戦。この結果、Dグループ突破のもう一席は清水に決まった。
FC東京の突破が決定済みのBグループでは、大分がアウェイでそのFC東京と対戦。前半のアディショナルタイムに、こぼれ球に反応した弓場が左足を振りぬくと、バングーナガンデに当たってコースが変わり、ゴールへと吸い込まれた。前半のラストプレーで先制した大分だったが、63分にこぼれ球を拾った永井にコントロールショットを沈められて同点に。以降は互いにゴールは生まれず、1-1の引き分けに終わった。
一方では、神戸が徳島とのアウェイゲームに臨んだ。神戸は立ち上がりから攻勢をかけると、大きなサイドチェンジから右サイドを攻略し、増山のパスを受けた山口がペナルティーアーク内から低い弾道のシュートを放って先手を取る。リードして試合を折り返した52分には、マシカが来日初ゴール。スルーパスに反応してGK長谷川との一対一を迎えると、落ち着いて左隅に流し込んでバク宙のパフォーマンスを披露した。そして、終了間際にもスピードを生かしたカウンターから追加点を奪った神戸が、グループステージを突破した。
Aグループではすでに勝ち抜けが決まっている札幌と鹿島が相まみえた。機材トラブルの影響でピッチの角度が普段と異なるという事象に見舞われた札幌ドームでは、選手の入場する位置が正面ではないという珍しい光景が。試合の方は互いに決め手を欠き、ゴールレスドローでゲームを終えた。
また、すでにグループステージ敗退が決まっている福岡と鳥栖のバトルオブ九州は、8分に福岡が先制する。石津からボールを引き出した輪湖が左のハイサイドからクロスを送ると、ゴール前フリーで待ち構えていた城後が頭で合わせてネットを揺らす。56分にも再び城後がヘディングを決め、直後にはGKとの一対一を迎えた石津が冷静に仕留めてさらにリードを広げると、72分にはショートカウンターからファンマが決めて4点差に。飲水タイム明けに鳥栖の林に1点を返されたものの、4-1とホームで快勝を収めた。
◆第6節
▽5/19
【Aグループ】
北海道コンサドーレ札幌 0-0 鹿島アントラーズ
アビスパ福岡 4-1 サガン鳥栖
【Bグループ】
FC東京 1-1 大分トリニータ
徳島ヴォルティス 0-3 ヴィッセル神戸
【Cグループ】
浦和レッズ 2-0 横浜FC
湘南ベルマーレ 1-1 柏レイソル
【Dグループ】
ベガルタ仙台 3-0 サンフレッチェ広島
横浜F・マリノス 5-1 清水エスパルス
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