「全試合の総決算」30年ぶり降格のシャルケ、グラモジス監督がコメント「昇格できるように全力を尽くす」

2021.04.21 13:40 Wed
Getty Images
シャルケディミトリオス・グラモジス監督が、2部降格についてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。

シャルケは20日、ブンデスリーガ第30節でアルミニア・ビーレフェルトと対戦。試合は前半こそゴールレスで折り返すも、50分にFWファビアン・クロスにゴールを許し、1-0で敗戦。この結果、2部への降格が決定してしまった。
勝利しなければ勝利を逃した時点で30年ぶりの降格が決まる状況だったが、この試合でもゴールを奪えずに敗戦。グラモジス監督は、降格を悔やむとともに、1年での昇格へ向けて意気込んだ。

「シャルケの全ての選手にとって、全てのファンにとって、そして毎日クラブに全てを捧げている全てのスタッフにとって、とても苦い時間だ」

「だからこそ、我々が2部に行かなければならないことが決まってしまったことは、残酷なまでに残念だ。これは今日の結果ではなく、今シーズンの全試合の総決算によるものだ」
「我々にとっては、残りの試合は賢明な方法で別れを告げることになる。試合を投げ出すつもりはない。これらのタスクに可能な限りの準備をし、最後の試合でクラブを代表するために全てを捧げる」

「このように残念な結果になってしまったが、我々は前を向き、シャルケがどのようなもので、どのようなことを求められるのかを知っている人々をクラブに集めなければならない」

「新しいシーズンが始まる時、ファンが誇りに思っている強力なチームを作り、再び昇格できるように全力を尽くしていく」

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ビーレフェルトからの退団を明言していたFWクロス、頭部負傷も影響し1年間の契約延長で合意

アルミニア・ビーレフェルトは13日、FWファビアン・クロス(34)との契約延長を発表した。新契約は1年間となる。 クロスは2011年7月にヴォルフスブルクのセカンドチームからビーレフェルトに完全移籍で加入。ここまで、公式戦389試合に出場し162ゴール71アシストを記録している。 今シーズンも残留を争うチームにおいて、ブンデスリーガで25試合に出場し3ゴール2アシストを記録。しかし、4月2日に行われたシュツットガルト戦で、味方と激突。頭部を負傷し、重傷を負っていた。 今年2月に今シーズン限りでチームを去ることとを発表していたクロスだが、ケガからの回復期間を含めてこのままの退団を互いに望まず、1年間の契約延長で合意したとのことだ。 クロスはクラブを通じてコメントしている。 「人生とサッカーは、いくつかのことは限られた範囲でしか計画できないことをもう一度示している」 「僕にとって既に特別な存在であるアルミニアの話はさらに特別で、クラブの信頼に感謝している」 「僕のストーリーとクラブとのストーリーに別の章が追加され、できるだけ早くピッチに戻るために、できる限りのことをする」 「チームとともに、僕たちのスタジアムでの勝利を祝う。それは次の数週間の僕の原動力だ。一緒にやっていこう」 2022.05.14 15:46 Sat

3試合連続で頭部負傷者…残留争い中の奥川雅也所属のビーレフェルトに悲劇続く

アルミニア・ビーレフェルトに不幸が続いている。 17日、バイエルンとブンデスリーガ第30節で対戦したビーレフェルト。首位のバイエルンと残留争い中のビーレフェルトの一戦となると、バイエルンが力の差を見せつけて0-3で勝利を収めた。 これで2連敗、7戦未勝利となり降格圏の17位に位置するビーレフェルトだが、敗戦以上についていない。 このバイエルン戦では前半終了間際にファビアン・クンツェがタンギ・ニアンズと競り合いピッチに倒れ込むことに。そのままピッチ上でしばらく治療を続け、担架で運び出されていた。 ビーレフェルトは、「ファビアン・クンツェには、すでに慎重ではあるがオールクリアが出ている。状態は安定しており、すでに体調も回復している。念のため、病院で検査を受ける予定だ」と声明を発表していた。 東部を負傷したクンツェだが、ビーレフェルトでは頭部の負傷者がこのところ相次いでいる。 2日に行われたシュツットガルト戦では、試合終盤に味方と空中戦で激突したFWファビアン・クロスが頭部を負傷。手術を受けた。 さらに9日に行われたヴォルフスブルク戦では、セドリック・ブルナーがヨナス・ウインドと激突し頭を強打。担架で運び出されていた。 まさかの3週連続で担架がピッチに入り、3人も頭部負傷で失うこととなった。厳しい残留争いがさらに厳しくなる窮地に立たされている。 <span class="paragraph-title">【動画】3週間前は相手選手が担架を取りにダッシュ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This <a href="https://twitter.com/hashtag/BLfairplay?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#BLfairplay</a> moment from Milka makes us proud to have <a href="https://twitter.com/VfB_int?ref_src=twsrc%5Etfw">@VfB_Int</a> striker Sasa Kalajdzic in the <a href="https://twitter.com/hashtag/Bundesliga?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Bundesliga</a>. <a href="https://t.co/Jezlg7ePbH">pic.twitter.com/Jezlg7ePbH</a></p>&mdash; Bundesliga English (@Bundesliga_EN) <a href="https://twitter.com/Bundesliga_EN/status/1512369664013131777?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.04.18 12:15 Mon

味方と激突し頭部負傷の重傷…ビーレフェルトがFWクロスの手術成功を発表

アルミニア・ビーレフェルトは5日、FWファビアン・クロスの手術が成功したことを発表した。 クロスは、2日に行われたブンデスリーガ第28節のシュツットガルト戦に後半から出場。試合は1-1で推移したが、試合終盤にアレッサンドロ・シェプフと激突していた。 この激突によりクロスは頭部を負傷。すると、シュツットガルトのFWササ・カライジッチが走って担架を取りに行く事態に。そのままクロスは担架で運び出され、病院へと搬送されていた。 クロスは頭部を手術。クラブは「合併症もなく無事に終了した」と発表。意識もしっかりあるとしている。 また「ファビアン・クロスはここ数日、本人や家族に寄せられた回復を願う多くの声に心から感謝しています」と綴っている。 クロスは今シーズンのブンデスリーガで24試合に出場し3ゴールを記録。チームが熾烈な残留争いをしている中での痛い離脱となってしまった。 <span class="paragraph-title">【動画】敵の危険な事態に担架を取りに走るカライジッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Cuando se trata de ayudar Kalajdzic no lo duda ni un minuto <a href="https://t.co/ZibuF8n9c0">pic.twitter.com/ZibuF8n9c0</a></p>&mdash; ESPN Deportes (@ESPNDeportes) <a href="https://twitter.com/ESPNDeportes/status/1510301145641668610?ref_src=twsrc%5Etfw">April 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.04.06 11:25 Wed

1部昇格の立役者であるクロスが今季限りでビーレフェルトを退団

アルミニア・ビーレフェルトは14日、ドイツ人FWファビアン・クロス(34)が今シーズン限りで退団することを発表した。 クロスは2011年夏に当時ドイツ3部リーグに属したビーレフェルトに加入。チームが2部昇格や3部再降格を経験しながら、2019-20シーズンのブンデスリーガ2部で21ゴールを挙げて得点王に輝き、チームの11年ぶりとなる1部昇格に貢献した。 昨季はキャプテンとして残留を争うチームの支柱となり、センターFWとして前線のターゲット役としても奮起。得点こそ「5」にとどまったものの、空中戦の勝利数は2位のDFマッツ・フンメルス(ドルトムント)に70回以上の差をつける最多「242」を記録するなど、重要な役割を担った。 昨年6月に今季終了までの契約にサインしたクロスは、今季もここまでブンデスリーガ20試合を含む公式戦22試合の出場で5ゴール3アシストをマークしていた。 11シーズンの在籍で公式戦384試合に出場し162ゴール71アシストを記録するクロスはクラブを通じてコメントしている。 「ここ数週間、数ヶ月の間で、僕は自分の将来について何度も考えてきた。このクラブ、この街がどれだけ僕の心心の中で大きく占めているかは、みんなも知っていると思う。それはこれからも変わることはないよ。だけど、今夏に切れる契約を延長しない決断を下した。難しい決断ではあったが、今の自分にとっては正しい選択だったと思っている」 「ビーレフェルトは将来に向けた準備をしており、僕の後に続く選手がチームにいると確信している。共に過ごした11年間、クラブにはいつも感謝していた。僕のサッカー人生はほかの場所で続いていくが、アルミニアとは常につながっているよ」 「この夏の別れでは、五月晴れの中でみんなでブンデスリーガ残留を祝えたら、それ以上のことはありません。この最後の目標のために、僕は最後まですべてを出し切り、誇りを持ってビーレフェルトのジャージーを着たいと思っているよ」 2022.02.15 01:21 Tue

ナーゲルスマン監督が奥川雅也を警戒 「ボールコントロールと俊敏性に優れている」

ビーレフェルト戦に挑むバイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督が、MF奥川雅也への警戒心を示している。クラブ公式サイトがコメントを伝えた。 バイエルンは27日に行われるブンデスリーガ第13節でビーレフェルトと対戦する。前節はアウグスブルク相手に不覚を取り今季2敗目。2位ドルトムントとは1ポイント差という状況だ。 今節は、ここまでわずか1勝で17位に沈むチームが相手だが、ナーゲルスマン監督は明確なプロセスを持ったチームであると警戒。また、リーグ戦2試合連続ゴール中の奥川に対しても注意を向けた。 「ビーレフェルトは昨年に比べて成長している。彼らは非常に明確なプロセスを持っており、また、相手にスペースを開けさせて浮き球などを使ってチャンスを作る方法について、常に良いアイデアを持っている。ファビアン・クロスは空中戦で素晴らしい活躍を見せているよ」 「オクガワはとても良いシーズンを過ごしており、ボールコントロールと俊敏性に優れている。彼らのゲームモデルはすばらしく、常に深みを追求している」 「私はクラマー監督のことを知っており、彼の大まかなアイデアも理解している。フィジカル的にも、プレーの仕方にしても、彼らは進歩しているのだ。非常に献身的で情熱的なディフェンスをしていて、それはアウグスブルクと似ている」 「キックオフの時点から、勝利への絶対的な貪欲さを持って臨む準備をしなければならない。4ポイントのリードがなくなったため、我々にとって非常に重要な試合だ。自分たちのパフォーマンスの限界を発揮する必要がある」 2021.11.27 20:03 Sat

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ドイツ2部の得点記録を持つシャルケFWテローデが現役引退…2部で310試合177ゴール

シャルケは9日、ドイツ人FWシモン・テローデ(36)が現役引退することを発表した。 テローデはクラブを通じて引退を発表。現役引退決断に際し、感謝のコメントを残した。 「プロサッカー選手として16年間を過ごした今、僕の人生の新たな段階が始ま流。今が現役生活に終止符を打つ時だと感じた」 「チームメイト、コーチ、責任者、スタッフ、従業員、ファンなど、すべての人に感謝したいと思う。シャルケは僕にとって特別なクラブであり、これからもそうであり続けるだろう」 テローデは、デュイスブルクでプロキャリアをスタート。デュッセルドルフやケルン、ウニオン・ベルリン、ボーフム、シュツットガルト、ハンブルガーSVでプレー。2021年7月からシャルケでプレーしていた。 最も試合に出場したのはシャルケ。公式戦94試合で40ゴール10アシストを記録。今シーズンも2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で27試合に出場し5ゴール4アシストを記録している。 ここまでのキャリアを通じては、2.ブンデスリーガで310試合177ゴール47アシストを記録。177ゴールはドイツ2部の記録となっている。また、ブンデスリーガでは90試合15ゴール3アシストを記録した。 2024.05.09 22:40 Thu

デュッセルドルフ田中碧が復帰戦でゴール! 途中出場からわずか4分でネット揺らす

デュッセルドルフMF田中碧が復帰戦でゴールだ。 デュッセルドルフは27日の2.ブンデスリーガ第31節でシャルケとのアウェイ戦。アペルカンプ真大が先発するなか、虫垂炎の手術で離脱が続いた田中もベンチ入りした。 シャルケが55分にスコアを動かしたなか、63分からピッチに入った田中は67分に右CKからの味方シュートが左ポストを叩くと、ゴール前のこぼれ球をヘッドで押し込んだ。 25歳MFの今季リーグ戦7ゴール目、公式戦8ゴール目となる一発で追いついたデュッセルドルフだが、勝ち越しには至らず、1-1のドロー。リーグ戦連勝は「6」で止まった。 なお、順位は3位のまま変わらず。ブンデスリーガ自動昇格圏の2位とも5ポイント差のままとなっている。 <span class="paragraph-title">【動画】田中碧が復帰戦でゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="jAkvRdbDB0k";var video_start = 26;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script 2024.04.28 10:20 Sun

シャルケから期限付き移籍中、上月壮一郎がポーランドで初ゴール!ポドルスキも愛嬌たっぷりに祝福

グールニク・ザブジェのMF上月壮一郎が加入後初ゴールをマークした。 上月は今年1月、シャルケからの買い取りオプション付きレンタル移籍でグールニク・ザブジェへ加入。ポーランドでのプレーを選択した。 16日に行われたエクストラクラサ(ポーランド1部)第25節、ルフ・ホジューフ戦では1点リードの後半頭から途中出場し、81分には結果を残した。 中盤右サイドで相手の縦パスを引っ掛けた上月は、こぼれ球を拾ってハーフウェーライン付近からドリブル開始。前がかりとなっていた相手が作った膨大なスペースを突き、ボックス右まで侵入すると、切り返しての左足シュートをニア右隅へと流し込んだ。 新天地での6試合目にして生まれた上月の初ゴールを、チームメイトのルーカス・ポドルスキも愛嬌たっぷりに祝福。グールニク・ザブジェは86分に失点を喫したが、2-1で逃げ切り勝ち。上月の1点は大きな意味を持つこととなった。 上月は京都サンガF.C.の育成組織出身で、ドイツ下部リーグでの活躍が目に留まり、シャルケへ加入。ブンデスリーガでもゴールをマークしていた。 2部に降格した今季は出場機会が限られる中で、新天地への移籍を決断。再びの成り上がりが期待される。 <span class="paragraph-title">【動画】上月壮一郎が長いドリブルから自らゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XTycP70KJ60";var video_start = 194;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.17 17:45 Sun

内田篤人氏も引退発表の岡崎慎司に労い、あえての写真選びにファンも反応「エモい」「うっちーもこういう写真撮るのね」

元日本代表DFの内田篤人氏も今シーズン限りでの現役引退を発表したシント=トロイデンの元日本代表FW岡崎慎司を労っている。 26日、シント=トロイデンと岡崎は今シーズン限りでの現役引退を発表。日本代表として119試合に出場し歴代3位の50ゴールを記録したストライカーがスパイクを脱ぐ決断をした。 その岡崎と内田氏は日本代表で長く共闘。2010年と2014年のワールドカップなど多くの試合を共に戦ったほか、2人とも欧州でも活躍。内田氏が主にシャルケで活躍したブンデスリーガでは、岡崎もシュトゥットガルトとマインツで活躍し、鎬を削っていた。 岡崎の引退発表には多くの選手やクラブから労いの言葉が寄せられているなか、内田氏も27日に自身の公式X(旧ツイッター)を更新。「お疲れさまでした 最後まで #岡ちゃん #岡崎慎司」の言葉を綴った。 内田氏は、日本代表のチームバスで岡崎と隣に座っていた時の2ショットを投稿。岡崎はイヤホンをしながらカメラとは全く別の方向を向いている一方で、内田氏は軽く舌を出してシャッターを切っており、ちょっとした“隠し撮り”のようになっている。 貴重なショットにはファンも「エモい」、「いい写真」、「うっちーもこういう写真撮るのね←」、「ぜひFootball Timeに出てほしいです!」と喜びの声をあげている。 内田氏があえて選んだであろうこの1枚。岡崎と築き上げてきた関係性があるからこそのチョイスなのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】内田篤人氏があえて選んだ岡崎との1枚</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">お疲れさまでした最後まで<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B2%A1%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#岡ちゃん</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B2%A1%E5%B4%8E%E6%85%8E%E5%8F%B8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#岡崎慎司</a> <a href="https://t.co/teB4AOyGl5">pic.twitter.com/teB4AOyGl5</a></p>&mdash; 内田篤人official (@AUchidaOfficial) <a href="https://twitter.com/AUchidaOfficial/status/1762429353047286089?ref_src=twsrc%5Etfw">February 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.28 11:45 Wed

2部とは思えない!消滅危機も報じられたシャルケが公式戦約2カ月ぶりの勝利!サポーターから圧巻の声援が送られる

シャルケのサポーターが久しぶりの勝利を掴んだ選手たちに大きな声援を送った。 ドイツ屈指の名門であるシャルケ。これまでには内田篤人氏、板倉滉、吉田麻也、上月壮一郎(グールニク・ザブジェに期限付き移籍中)と4人の日本人選手もプレーしてきた。 しかし、近年は成績が低迷しており、2021年には30年ぶりに2.ブンデスリーガ降格へと降格。1年でブンデスリーガに復帰したものの、昨シーズンのブンデスリーガを17位フィニッシュし、再び2.ブンデスリーガ降格となってしまった。 さらに、今シーズンは2部でも低迷。第19節終了時点で15位に位置し、自動降格圏の17位ハンザ・ロストックとは勝ち点で並ぶ状況だった。 また、ドイツ『スカイ』は、そのシャルケに関して、深刻な財政難によって、3.リーガ(ドイツ3部)のライセンスを取得する経済的能力がなく、今季を降格圏で終えた場合、セミプロリーグにあたるレギオナルリーガ・ヴェスト(ドイツ4部)に直接降格する可能性があると伝えていた。 そして、その場合はプロクラブとしての現体制の維持は困難となり、事実上のクラブ消滅となる可能性まで指摘されていた。 そうした中、3日に行われた2.ブンデスリーガ第20節でブラウンシュヴァイクをホームに迎えたシャルケは、ケナン・カラマンのゴールを守り切り1-0で勝利。リーグ戦が中断していた時期もあったため、実に2023年12月10日以来、約2カ月ぶりの公式戦勝利となった。 クラブは、ブラウンシュヴァイク戦後の本拠地フェルティンス・アレーナの様子を公開。久しぶりの勝利を掴んだ選手たちには、詰めかけたサポーターたちからとても大きな声援が送られていた。 残留を争っていたブラウンシュヴァイクとの直接対決に勝利したことで、シャルケは1つ順位を上げて14位に浮上。自動降格圏の17位となったブラウンシュヴァイクとは3ポイント差となっている。 <span class="paragraph-title">【動画】2部とは思えない!シャルケサポーターが圧巻の声量でチームを鼓舞</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://t.co/yu7JsfHtmP">https://t.co/yu7JsfHtmP</a> <a href="https://t.co/bsGkiL5G0P">pic.twitter.com/bsGkiL5G0P</a></p>&mdash; FC Schalke 04 (@s04_en) <a href="https://twitter.com/s04_en/status/1753802035529490572?ref_src=twsrc%5Etfw">February 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.05 19:25 Mon

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ブレーメンがアルヴェロの買い取りを発表! 今冬リヨンからレンタルで加入

ヴェルダー・ブレーメンは10日、リヨンからレンタル加入しているフランス人MFスケリー・アルヴェロ(22)の買い取りを発表した。 移籍金や契約期間については明らかにされていないが、フランス『レキップ』によると移籍金500万ユーロ(約8億4000万円)の4年契約と報じられている。 ソショーのアカデミー出身であるアルヴェロは、2021年にファーストチームデビュー。2023年夏にリヨンへ活躍の場を移したが、思うような出場機会を得られなかったこともあり今冬にブレーメンへレンタルで加入した。 ブレーメンでは途中出場がメインながら出場時間を増やしていたが、肩の負傷で長期離脱に。ブンデスリーガでは6試合の出場にとどまったが、クラブは買い取りオプションの行使を決断した。 来シーズン以降もブレーメンでプレーすることが決まったアルヴェロは、チームに留まれる喜びを語っている。 「ここではとても快適だし、プレーを続けられることに満足しているよ。最初からクラブに残ることこそが、僕の望みだった。僕たちのチームは、ここ数カ月で非常に成長したと思う。成功できるよう、これからも貢献していきたい」 また、クラブのプロサッカー部門責任者であるクレメンス・フリッツ氏もコメント。アルヴェロの将来性に対する期待を述べている。 「スケリーはケガのせいで、我々が期待していたほど多くの出場機会を得ることができなかった。それでも、彼は間違いなくピッチ外においてスポーツ面でも人格面でも感銘を与えてくれたんだ。引き続き、スケリーをチームに迎えられることを嬉しく思う」 2024.06.11 11:10 Tue

今夏CB補強を計画のバイエルン、チェルシーと長期契約のコルウィルもターゲットか

バイエルンがチェルシーのイングランド代表DFレヴィ・コルウィル(21)の獲得を狙っているようだ。 紆余曲折を経て、先月にヴァンサン・コンパニ監督の就任を発表したバイエルン。現在は今シーズンの課題でもあった守備の強化をすべく、センターバックの補強を目指している。 現時点で獲得が有力となっているのが、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)。今シーズン、ブンデスリーガの無敗優勝に貢献したターは、今夏新たな挑戦に前向きとも報じられている。 一方で、ドイツ『スカイ・スポーツ』のフロリアン・プレッテンベルグ記者によると、バイエルンはコルウィル獲得の可能性についても探っている模様。バイエルンは左利きのセンターバックを必要としており、ターの獲得に成功したとしても引き続きコルウィルへの関心を続ける意向のようだ。 コルウィルはチェルシーアカデミー出身であり、今シーズンは公式戦32試合に出場。将来的なキャプテン候補として、チェルシーとは2029年夏までの長期契約を結んでいる一方、莫大な資金を移籍市場に投下し続けるクラブが、帳尻合わせのために高額な移籍金を提示されれば耳を傾ける可能性はある。 2024.06.11 10:45 Tue

ボルシアMG、ドルトムントU-19から逸材FWヘアマンを獲得! 世代別代表ではU-17欧州選手権、W杯の2冠獲得に貢献

ボルシアMGは10日、ドルトムントU-19に所属するU-17ドイツ代表FWチャールズ・ヘアマン(18)を完全移籍で獲得した。 かつてヴォルフスブルクなどで活躍し、現役引退後にはガーナ代表監督を務めたチャールズ・アコナー氏を父に持つヘアマン。2020年の夏にハノーファーのユースからドルトムントのユースへ移籍。 爆発的なスピードや足元のテクニックを特長としており、左右のウイングに加え、左サイドバックでプレー可能。ドルトムントではトップチームでのプレー経験はなかったが、リザーブチームや世代別のドイツ代表で活躍しており、2023年に行われたU-17欧州選手権とU-17ワールドカップではチームの優勝に貢献していた。 ボルシアMGのスポーツディレクターを務めるローランド・ヴィルクス氏は、ヘアマンの獲得について以下のように喜びを語った。 「ヘアマンが入団を決めてくれたことを嬉しく思う。彼は若く才能ある選手で、より高いレベルに行ける可能性を秘めている。しかし、まずはここに馴染まなければならない。我々は、彼が成長するための機会と時間を与えるつもりだ」 2024.06.11 08:01 Tue

長谷部&ローデ引退のフランクフルト、噂のドイツ代表補強にクレシェSDが言及「本当に優れた選手」も「今のチームにとても満足」

フランクフルトがドイツ代表選手の獲得に動く可能性があるようだ。 2021-22シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)を制覇したフランクフルト。2023-24シーズンはブンデスリーガで苦しみながらも6位でフィニッシュ。再びヨーロッパのカップ戦出場権を獲得した。 しかし、そのフランクフルトは変革が進んでいる。 2023-24シーズン限りで、元日本代表MF長谷部誠が現役引退を発表し、来シーズンからは指導者として育成に携わることが決定。さらに、キャプテンを務めていたMFセバスティアン・ローデも引退し、チームの重要な選手2人がピッチを離れることとなった。 2023-24シーズンは出番こそ限られていたが、ピッチ内外での2人の貢献度は高く、同時に2人も抜けるとなれば、チームに少なからず影響はある。 その中で、チームの軸になる選手の確保に動くことが噂されているフランクフルト。ドイツ『ビルト』は、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのドイツ代表MFパスカル・グロス(32)の獲得の可能性を伝えている。 ホッフェンハイムの下部組織で育ったグロスは、カールスルーエやインゴルシュタットでプレー。2017年7月からブライトンでプレーしている。 日本代表MF三笘薫とチームメイトということもあり、馴染みある人も多いグロス。2023年9月には32歳にしてドイツ代表に初招集され、ユーロ2024のメンバー入りも果たし、キャリアのピークに近い状態だ。 ローデ、長谷部の穴を埋められる存在として、ファンは大きな期待を寄せており、元ドイツ代表で解説者のステファン・エッフェンベルク氏も高く評価。「ここ数年のプレミアリーグでの彼の成長を見ていると、本当に印象的だ。彼は代表チーム入りを果たし、そこでも好成績を収めている。アイントラハトにとって彼は悪くないだろう」と、フランクフルトにおすすめしていた。 一方で、スポーツ・ディレクター(SD)のマルクス・クレシェ氏は、今夏の補強については多くを語らず。「パスカルは本当に優れた選手で、どのチームにもフィットするだろう」と語るにとどめた。 また、クレシェSDは「もしトップパフォーマンスを見せる選手が去った場合、我々は明らかに行動を起こさなければいけない。ただ、全体としては我々は今のチームにとても満足しており、大きな変更はしないつもりだ」とコメント。主軸の移籍がなければ、クラブとしては大型補強は行う気はないという。 来シーズンはフォーマットが変更するELに参加することになるフランクフルト。果たして、今夏はどういった動きを見せるだろうか。 2024.06.10 15:05 Mon

フリーの原口元気は古巣に復帰か? 現地紙が関心を伝え、ファンの期待も高まる

シュツットガルトを退団した元日本代表MF原口元気(33)だが、古巣が獲得に関心を寄せているようだ。 浦和レッズの下部組織で育った原口は、そのままトップチームに昇格すると、2014年7月にヘルタ・ベルリンに完全移籍。その後はドイツでのキャリアを続けている。 ヘルタからフォルトゥナ・デュッセルドルフへとレンタル移籍を経験すると、2018年7月にはハノーファーに完全移籍。2021年7月にウニオン・ベルリンへ完全移籍すると、2023年1月にシュツットガルトへと完全移籍していた。 シュツットガルトでは苦しい時間を過ごし、2023-24シーズンもブンデスリーガで2試合、DFBポカールで1試合の出場に終わり、わずか26分間のプレーに終わっていた中、契約満了でフリーとなっていた。 まだまだトップレベルでプレーできる原口。浦和へ復帰するという噂も浮上した中で、本人はドイツ語圏でのプレーを希望しており、ヨーロッパでのプレー継続を最優先にしている状況だ。 そんな中、古巣であるデュッセルドルフが関心。今夏の移籍が噂される日本代表MF田中碧の代役として期待しているという話も出ていた。 一方で、ドイツ『Neue Presse』は古巣であるハノーファーが獲得に関心を示していると報道。「ネット上でも話題になっている」と伝え、ファンの期待も大きいことを伝えている。 ハノーファーは原口が過去3シーズン在籍したクラブで、現在はDF室屋成が所属。セカンドチームには水戸ホーリーホックからレンタル移籍中のU-20日本代表DF松田隼風も所属している。 2023-24シーズンは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦い、5位でフィニッシュ。ブンデスリーガ昇格は叶わなかったが、昇格のキーマンとしても期待が大きくなりそうだ。 2024.06.10 12:45 Mon

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