U-24アメリカ代表が東京五輪出場逃す…GKの痛恨ミスで失点

2021.03.29 12:25 Mon
Getty Images
U-24アメリカ代表は28日、東京オリンピック出場を懸けた北中米カリブ予選トーナメント準決勝でU-24ホンジュラス代表と対戦し、2-1で敗戦。この結果、東京オリンピックの出場権を逃した。試合はアメリカがボールを支配する展開だったものの、前半アディショナルタイムにセットプレーの流れからホンジュラスFWフアン・カルロス・オブレゴン・ジュニアに押し込まれ、先制を許す。
さらに後半開始早々の47分には、味方DFからのバックパスを受けたGKデイビット・オチョアがショートパスで繋ごうとするも、プレッシャーにきた相手MFルイス・パルマが出した左足に当たり、そのボールがそのままゴールへと吸い込まれた。

痛恨のミスで追加点を許したアメリカは52分にMFジャクソン・ユエイルの圧巻のミドルシュートで1点を返したものの、反撃もここまで。そのまま2-1で敗れた。

チェルシーのMFクリスチャン・プリシッチやドルトムントのFWジョバンニ・レイナ、バルセロナDFセルジーニョ・デストら主力選手がA代表に呼ばれている状況で臨んだが、アメリカにとっては痛い敗戦となった。
一方、前回のリオデジャネイロオリンピックで4位に輝いたホンジュラスは4大会連続のオリンピック出場が決定。残る一枠はU-24カナダ代表に勝利したU-24メキシコ代表となった。

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