AZではレギュラー定着のDF菅原由勢、改めて語る東京五輪への思い「金メダルへの想いは今も昔も強い」

2021.03.26 07:45 Fri
©超ワールドサッカー
U-24日本代表は25日、国際親善試合のU-24アルゼンチン代表戦に向けた合宿4日目を迎えた。

東京オリンピック世代として、本大会前に集まれる数少ない機会となったが、3月は南米予選で1位通過を果たしたアルゼンチンと対戦する。
合宿4日目、翌日にU-24アルゼンチン代表戦を控え、オランダのAZでプレーするDF菅原由勢がオンライン取材に応対した。

昨年のヨーロッパ遠征で、4分間と短い時間ではあるがA代表デビューを果たした菅原。その菅原だが東京オリンピックに向けては「この大会が決まってから金メダルを目指していましたし、力になりたいと思っていました」とコメント。「海外で勉強できること、学べることは学んできたと思っています。よりチームに貢献できると思いますし、しなくてはいけないと思います」と語り、オランダで積んだ経験を還元したいと語り、「金メダルへの想いは今も昔も強いので、金メダルを獲るために大事な2試合になると思います」とこのアルゼンチンとの2試合を重要視していると明かした。

その菅原は名古屋グランパスからのレンタル移籍で1年間AZでプレーすると、今シーズンからは完全移籍に切り替わりプレー。昨年11月からレギュラーに定着してプレーしている。
菅原はクラブでレギュラーになったことについては「色々な試合に出られたことが良かったと思います」と語り、「アヤックス、PSV、フェイエノールトと試合をしたこと。これまで、試合よりも練習する機会が多かったですが、試合に出た時のため、自分のためと思って守備の一対一では強く行ったり、攻撃参加のタイミングを試してみていた」と語り、レギュラーになる前の準備が生きていると語った。

また、「試合に出て、2ゴール1アシストとまだ物足りないですが、準備してきたことを含めて、守備の対応や攻撃参加はかなり自信を得る機会でもありました」とし、「それと同時に課題も見つかっているので良い期間だったなと思います」と、レギュラーになってから充実していることを明かした。

一方でAZで感じた課題については「課題に関しては、自信にもなった一対一の部分はもっと伸ばせると思いますし、もっと上のレベルに行けると思います」とし、成長した部分については「良さのところで言えば、攻撃参加という部分で、得点やアシストに絡むことも増えてきていますし、ビルドアップでも僕の部分にボールがくることが増えています」とコメント。「ボールがくるということは信頼もされていて、使おうと思われていると思うので、攻撃の部分はやれることがたくさんあると思います」とし、攻撃参加の部分では手応えを感じているとした。

その菅原はヨーロッパリーグでも3試合プレー。グループステージではナポリ戦の2試合を経験しているが「正直、経験してみないと分からない部分があるというか、それを言葉にすることが難しいですが、ナポリは誰もが知っているクラブで、監督もガットゥーゾ監督で、名前のある選手がたくさんいる中で、そういうビッグクラブはモチベーション高く燃えるタイプの人間なので、緊張はなくて、すごくリラックスして楽しんでやっていました」とコメント。「結果も1勝1分けで成績も良いので、『ナポリすげーな』という感覚はなくて、ナポリ相手でもやれるという感覚がありました」と手応えを感じたとした。

また「プレーをする中でもボールを持った中でもクリバリはボールに食いつくなとか、インシーニェやメルテンスもボールを晒すときあるなとか。試合の中で色々と変化、相手への対応もできていましたし、ナポリのサッカーに順応できていたので、思っているほどレベルの差はないなと思っていました。あの2試合で自信を掴みました」と語り、力の差を感じるよりも、通用するという手応えを手にしていたようだ。

今回のアルゼンチン戦については「アルゼンチンが五輪に出るか出ないかは関係なく、世界のトップレベルの国であるので、決まった時から楽しみでしたし、どういう戦い方、どういうサッカーをするか楽しみがありました」とコメント。「東京五輪世代でありながらも今回来て居ない選手がいるので、100%ではないと思いますが、現状の100%の選手を連れてきていると思うので楽しみです」と、現在地を図る上でも良い相手だと語り、「久々に南米のチームとやるので、駆け引きを含めて非常に楽しみです」と意欲を語った。

アルゼンチンには欧州のクラブも注目するFWアグスティン・ウルシが今回のメンバーに招集されており、菅原はマッチアップする可能性が高い。

「左サイドの選手はすごく良い選手がいて、厄介というか怖いと思う選手です」と印象を語ったが、「オランダリーグでも色々な選手とやって、これまでも色々な選手とやってきていたので、共通するものを引き出して対応していって、違うものも持っているので、試合中に見るところは見ながら、何をすべきか試合前と試合中に見つけて対応できれば上回れると思います」と自信をうかがわせた。

また「左サイドで左利きの選手なので、左足の方に持っていこうというプレーをしようと思いますが、ボール位置が10m、15m中に入ったところで受けようとする選手なので、いかにボールが入る前に奪えるかです」と対策を語り、「ボールが来させないようなディフェンスをしながら、入った時はすばしっこく左利きということを頭に入れて、ワンツーやカットインを考えて、相手の状態を見てベストな方法を取りたいと思います」と、具体的な対策を語った。

東京五輪の先には、デビューしたA代表に絡んでいくことが求められる菅原。その空気をこの世代にも持ち込んでおり「A代表から何かを還元するというところでは、コミュニケーションの部分やピッチ内の雰囲気作りは大事ですし、戦術について話すことなど、常にベストな方法を探り続けることがA代表の中で感じたことです」とコメント。「常に選手同士の問題解決策を探していた印象があります。そこは還元というか、必要だなと感じました」と、自分たちの世代とA代表の差があるとコメント。「練習の質の高さとか、簡単なミスがない環境なのでピリッとしています。そこを発信していくことも、練習で実践していくことも大事だなと思います」とお手本になる必要があるとした。

一方で、A代表のポジション争いには、酒井宏樹(マルセイユ)や室屋成(ハノーファー)を超えなければいけない。「酒井選手、室屋選手もずっと代表にいて、色々なサッカーを見て基準があると思いますが、自分がどれだけの選手になるかが大事で、クラブとしてもマルセイユ、ハノーファーと良いクラブで、オランダリーグはまだ劣ると思います」と自分の立ち位置を分析。「自分のプレーの幅を増やしていって、自分のクラブが4大リーグに入ったりすれば、毎試合良いプレーをしていれば、代表にも入れると思います」とコメント。「酒井選手と室屋選手の壁は厚いですが、自分がやるべきことを整理してやっていけば到達できればと思います」とし、今後追い抜くことへの自信を見せた。
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