金森健志が古巣相手に値千金の決勝ゴール!関川退場の鹿島は後半ATの土壇場ゴールがVARで取り消しに【明治安田J1第5節】
2021.03.17 20:10 Wed
明治安田生命J1リーグ第5節、アビスパ福岡vs鹿島アントラーズが17日にベスト電器スタジアムで行われ、1-0で福岡が勝利した。
福岡はここまで4試合を消化し、1勝1分け2敗の成績。前節は同じ昇格組の徳島ヴォルティスと対戦し、5シーズンぶりのJ1白星を挙げた。連勝を目指す今節はのスタメンは前節から3名変更。金森、城後、山岸が外れ、吉岡、重廣、三國が入る。三國は今季初出場となった。
対する鹿島は3試合を消化し1勝1分け1敗。前節はサンフレッチェ広島に猛攻を仕掛けながらも1-1のドローに終わっている。スタメンに関しては、こちらは5名変更。関川は今季J1初出場だ。
試合は互いにシュートを記録する立ち上がりとなったが、時間の経過とともに鹿島がペースを握っていく。最初のチャンスは18分、ドリブルでボックス左に侵入した土居が右足でゴール方向にクロスを供給。ここに3試合連続ゴール中の荒木が飛び込むが、ボールはそのままGKの手中へ。触ればゴールという惜しい場面だった。
鹿島が支配力を強める中、今季J1初先発の和泉が相手との接触で負傷。30分でファン・アラーノと交代となった。
その直後のCKで、福岡はエミル・サロモンソンのクロスにニアに飛び込んだ宮がヘディングシュート。相手の裏をかいたが、シュートはサイドネットを叩いた。
一人少ない鹿島は後半から永木に代えて犬飼、さらには4試合連続ゴールが期待された荒木に代えてレオ・シルバを投入。対する福岡も吉岡とカウエを下げて、山岸と金森を起用した。
互いに交代策を講じた中で、まずは鹿島がCKから町田のヘディングシュートでゴールに迫る。一方、数的有利で盛り返す福岡は、57分に右サイドのスローインから三國がシュートへ。
その後も互角のポゼッションで試合は進む。鹿島は66分に再びCKからゴールに迫るが、犬飼のヘディングシュートはGKの正面。福岡は70分に、左サイドの田邉のクロスを金森が頭で合わせ、途中出場のコンビで決定機を迎えた。
やはり一人少ない状況が大きく影響している鹿島は、83分に左から上がったクロスのこぼれ球に反応した三竿がボックス手前からシュートを狙うが、GK村上のファインセーブに遭い、ゴールならず。
すると迎えた85分、福岡は後方からのロングボールから右サイドで起点を作り、サロモンソンがクロス。これをボックス中央の山岸が胸で落とすと、一連の流れを最後は金森がフィニッシュ。左足をコンパクトに振り抜いたシュートがネットを揺らし、古巣相手にゴールを決めた。
これで勝敗が決定したかに思われたが、鹿島が名門の意地を見せる。後半アディショナルタイムに突入した91分、完全に引いた相手に波状攻撃を仕掛ける中で、79分に投入された染野のパスを受けた、こちらも途中出場の松村がボックス左からクロス。これをパワープレーで前線に張っていた犬飼が左足で合わせて同点に戻した。
しかし、ここでVARが発動。得点につながる前のプレーで、松村のサロモンソンへのスライディングタックルがファウルと判断され、得点は取り消されてしまった。
その後、試合は101分まで続いたが、福岡がそんな激戦を制し、徳島戦からの連勝を収めた。
アビスパ福岡 1-0 鹿島アントラーズ
【福岡】
金森健志(後40)
福岡はここまで4試合を消化し、1勝1分け2敗の成績。前節は同じ昇格組の徳島ヴォルティスと対戦し、5シーズンぶりのJ1白星を挙げた。連勝を目指す今節はのスタメンは前節から3名変更。金森、城後、山岸が外れ、吉岡、重廣、三國が入る。三國は今季初出場となった。
試合は互いにシュートを記録する立ち上がりとなったが、時間の経過とともに鹿島がペースを握っていく。最初のチャンスは18分、ドリブルでボックス左に侵入した土居が右足でゴール方向にクロスを供給。ここに3試合連続ゴール中の荒木が飛び込むが、ボールはそのままGKの手中へ。触ればゴールという惜しい場面だった。
鹿島が支配力を強める中、今季J1初先発の和泉が相手との接触で負傷。30分でファン・アラーノと交代となった。
さらに鹿島は37分、左サイドでボールをロストしイーブンとなったところを関川がスライディングで処理に向かう。しかし、先にボールに触った三國へアフターチャージする格好となってしまい、主審は一発レッドカードを提示。VARで確認するも判定は覆らなかった。
その直後のCKで、福岡はエミル・サロモンソンのクロスにニアに飛び込んだ宮がヘディングシュート。相手の裏をかいたが、シュートはサイドネットを叩いた。
一人少ない鹿島は後半から永木に代えて犬飼、さらには4試合連続ゴールが期待された荒木に代えてレオ・シルバを投入。対する福岡も吉岡とカウエを下げて、山岸と金森を起用した。
互いに交代策を講じた中で、まずは鹿島がCKから町田のヘディングシュートでゴールに迫る。一方、数的有利で盛り返す福岡は、57分に右サイドのスローインから三國がシュートへ。
その後も互角のポゼッションで試合は進む。鹿島は66分に再びCKからゴールに迫るが、犬飼のヘディングシュートはGKの正面。福岡は70分に、左サイドの田邉のクロスを金森が頭で合わせ、途中出場のコンビで決定機を迎えた。
やはり一人少ない状況が大きく影響している鹿島は、83分に左から上がったクロスのこぼれ球に反応した三竿がボックス手前からシュートを狙うが、GK村上のファインセーブに遭い、ゴールならず。
すると迎えた85分、福岡は後方からのロングボールから右サイドで起点を作り、サロモンソンがクロス。これをボックス中央の山岸が胸で落とすと、一連の流れを最後は金森がフィニッシュ。左足をコンパクトに振り抜いたシュートがネットを揺らし、古巣相手にゴールを決めた。
これで勝敗が決定したかに思われたが、鹿島が名門の意地を見せる。後半アディショナルタイムに突入した91分、完全に引いた相手に波状攻撃を仕掛ける中で、79分に投入された染野のパスを受けた、こちらも途中出場の松村がボックス左からクロス。これをパワープレーで前線に張っていた犬飼が左足で合わせて同点に戻した。
しかし、ここでVARが発動。得点につながる前のプレーで、松村のサロモンソンへのスライディングタックルがファウルと判断され、得点は取り消されてしまった。
その後、試合は101分まで続いたが、福岡がそんな激戦を制し、徳島戦からの連勝を収めた。
アビスパ福岡 1-0 鹿島アントラーズ
【福岡】
金森健志(後40)
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