アウェイで3発快勝のバイエルンがリーグ3連勝で首位を堅守!《ブンデスリーガ》

2021.03.14 01:36 Sun
Getty Images
バイエルンは13日、ブンデスリーガ第25節でブレーメンとアウェイで対戦し3-1で勝利した。ブレーメンの大迫はベンチ入りも出場機会はなかった。
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ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグを控える首位のバイエルン(勝ち点55)は、前節のドルトムント戦からスタメンを3人変更。サネやアラバ、ジューレに代えてニャブリ、パヴァール、リュカが先発に名を連ねた。
一方、ミッドウィークに延期となったブンデスリーガ第20節のビーレフェルト戦を行った12位ブレーメン(勝ち点30)は、その試合からスタメンを4人変更。大迫は10試合連続のベンチスタートとなった。

開始早々の6分にニャブリの強烈なミドルシュートでゴールに迫ったバイエルンは、22分に先制する。キミッヒの左CKをニアのミュラーがフリックすると最後はゴレツカがヘディングシュートをゴール右に突き刺した。

先制点で主導権を握ったバイエルンは、35分にもキミッヒの浮き球のパスをボックス内でミュラーが収めると、ラストパスに反応したニャブリがダイレクトでゴールネットを揺らし、追加点を奪った。
迎えた後半、バイエルンは積極的な入りを見せたブレーメンにアタッキングサードまで攻められる時間が続いたが、それを凌ぐと54分にチャンス。コマンの左クロスからレヴァンドフスキがヘディングシュートを放ったが、これは左ポストを叩いた。

さらにバイエルンは58分にも、ボックス右から侵入したミュラーの折り返しをゴール前で収めたレヴァンドフスキがシュート。相手GKが弾いたこぼれ球を再びレヴァンドフスキが詰めたが、これもGKパブレンカが触るとボールはクロスバーを直撃した。

2度のチャンスを逃したバイエルンだったが、67分に追加点を奪う。キミッヒの左CKが中央のゴレツカに当たると、こぼれ球をゴール前のレヴァンドフスキが難なく流し込んだ。

その後も攻撃の手を緩めないバイエルンは、78分にレヴァンドフスキが左ポスト直撃のシュートを放つと、その直後にもニャブリがゴールに迫ったが、シュートは枠の左に外れた。

何とか一矢報いたいホームチームは86分、サージェントにパスでDFの裏に抜け出したラシツァがボックス内でまで持ち上がりシュート。これはGKノイアーのセーブに弾かれたが、こぼれ球を並走したフュルクルクが押し込み、1点を返した。

結局、試合はそのまま3-1で勝利。バイエルンがラツィオ戦に弾みをつけるリーグ戦3連勝を収めた。

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