CLで人種差別発言疑惑のコレスク第4審の処分が決定…6月30日まで活動停止
2021.03.09 17:52 Tue
欧州サッカー連盟(UEFA)は、チャンピオンズリーグ(CL)での人種差別発言が問題となっていた審判員のセバスティアン・コレスク氏の活動を今季終了まで停止することを発表した。
その後UEFAによる調査が進められていたが、今回の発表によると、「協会、クラブ、選手は、倫理的行動、忠誠、誠実さ、およびスポーツマンシップの原則に従わなければならない」とされている懲戒規則第11条と、「適切に行動する義務」に関する第6条に違反したとして、コレスク氏及び問題に関与した副審のオクタビアン・ソブレ氏に対する2021年6月30日までの活動停止処分を決定。
一方で、「人種差別やその他の差別的行為」に関する第14条には当たらないとして、両者は教育プログラムを受けることになったようだ。
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昨年12月8日に行われたCL・グループステージのパリ・サンジェルマン(PSG)vsイスタンブール・バシャクシェヒルで第4審を務めていたルーマニア人審判のコレスク氏が、バシャクシェヒルのアシスタントコーチのピエール・アシル・ウェボ氏に対して人種差別発言をした一件。両チームの選手が試合続行を拒否し、翌日に延期するまでに至る事態となった。一方で、「人種差別やその他の差別的行為」に関する第14条には当たらないとして、両者は教育プログラムを受けることになったようだ。
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