ドルトムント主将ロイスがバイエルン戦の判定に怒り!「あれがバイエルンだったら…」

2021.03.07 14:29 Sun
Getty Images
ドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスが、敗れたバイエルン戦の一部判定に憤りを見せている。

6日にブンデスリーガ第24節でバイエルンとのデア・クラシカーに臨んだドルトムント。試合は開始9分のFWアーリング・ハーランドの連続ゴールで2点のリードを得る絶好のスタートダッシュを切ったが、相手のエースFWロベルト・レヴァンドフスキも黙っておらず、こちらも前半で2ゴールを決めて、同点で試合を折り返す。
後半はしばらく2-2のまま進んだが、88分にMFレオン・ゴレツカのゴールでバイエルンの逆転を許すと、90分にはレヴァンドフスキにダメ押しのハットトリックを決められて4-2で敗戦。首位ライプツィヒとの勝ち点差は16に広がってしまった。

試合後、判定に不満を漏らしたのが主将のロイスだ。指摘したのはバイエルンの3点目の直前シーン。同選手は既にベンチに下がっていたが、MFエムレ・ジャンがFWレロイ・ザネに倒されていたところで笛が吹かれるべきだったと主張している。

「僕は明らかなファウルだと思う。ベンチから見た限りではね。正直に言うと、それがバイエルンだったら、主審は100%笛を鳴らしていただろう。そういうものなんだよ。バイエルンには笛が吹かれる。そうなんだ」
ロイスはしかし、敗戦の理由はその場面だけではなかったと語る。チームには勇気が欠けていたとして、負けを認めた。

「(勝つには)十分ではなかったね。スタートは良かったんだけど、途中でサッカーを止めてしまった」

「もちろんバイエルンが良かったのは認めるよ。世界トップクラスのチームだからね。でも僕たちはピッチ上でもっとやるべきだった。勇気を持ってね。今日がそれができていなかったよ」

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ブライトン司令塔グロスにドルトムントも関心か?

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プレミア昇格ならずのリーズ、今季加入のブルガリア代表MFにブンデス方面から関心集中か

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