CLでの審判の人種差別疑惑に進展、UEFAが審判団を起訴
2021.02.12 10:57 Fri
欧州サッカー連盟(UEFA)が、人種差別発言があったと報告された審判員2名について起訴したと報告した。
試合開始から14分、第4審を務めていたルーマニア人審判のセバスティアン・コレスク氏が、イスタンブールBBSKのアシスタントコーチを務めるピエール・アシル・ウェボ氏に対して人種差別的な発言をしたとして試合が中断。数分の話し合いの末、両チームがロッカールームへ戻る事態となっていた。
その後、試合は再開されず。翌日へと延期となり、PSGが5-1で勝利を収めていた。
この騒動ではコレスク氏のほか、副審のオクタビアン・ソブレ氏も関与したとされ、イスタンブールBBSK側から人種差別があったと告発されていた。
第11条は「協会、クラブ、および選手は、倫理的行動、忠誠、誠実さ、およびスポーツマンシップの原則に従わなければならない」とされており、審判員の行動がこれに該当する可能性が高いという。
一方で、「肌の色、人種、宗教、民族、性別、性的指向など、いかなる理由であっても人間の尊厳を侮辱した場合は10試合の出場禁止の可能性がある」とされている第14条に違反しているかどうかは言及されていない。
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事件は2020年12月8日、チャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマンvsイスタンブール・バシャクシェヒルの一戦で起こった。その後、試合は再開されず。翌日へと延期となり、PSGが5-1で勝利を収めていた。
この騒動ではコレスク氏のほか、副審のオクタビアン・ソブレ氏も関与したとされ、イスタンブールBBSK側から人種差別があったと告発されていた。
UEFAは調査をスタート。UEFAの懲戒規則第11条に違反している可能性があると報告した。
第11条は「協会、クラブ、および選手は、倫理的行動、忠誠、誠実さ、およびスポーツマンシップの原則に従わなければならない」とされており、審判員の行動がこれに該当する可能性が高いという。
一方で、「肌の色、人種、宗教、民族、性別、性的指向など、いかなる理由であっても人間の尊厳を侮辱した場合は10試合の出場禁止の可能性がある」とされている第14条に違反しているかどうかは言及されていない。
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