横浜FCが横浜FMとのダービーを13年ぶりに制す! 三浦知良も途中出場《J1》
2020.12.19 16:35 Sat
明治安田生命J1リーグ最終節の1試合が19日にニッパツ三ツ沢球技場で催され、ホームの横浜FC(15位/勝ち点30)が横浜F・マリノス(9位/勝ち点47)を3-1で下した。前節から中2日の横浜FCは三浦が2試合連続でベンチ入りするなか、7選手を変更。マギーニョ、田代、袴田、志知、松浦、手塚、一美が先発出場した。一方、ACL帰りの横浜FMは外国籍選手がひと足先に帰国しての最終節に。中11日の休養十分で今回のダービーマッチに臨んだ。
最終節で実現した横浜勢対決は9分に動く。田代の縦パスを受けた松浦が右サイドの背後にスルーパスを送ると、斉藤光毅が抜け出してグラウンダーの鋭いクロスを供給。ファーサイドからゴール前に詰めた志知が豪快な左足ダイレクトシュートで決め、横浜FCが先取する。
志知の今季2得点目でリードした横浜FCはその後も一美や手塚が際どいシュートでゴールに迫ると、追加点を手にする。右CKのチャンスを獲得した16分、キッカーを務めた手塚の左足クロスがゴール前の混戦を生むと、こぼれ球に反応した田代が左足シュートをねじ込んだ。
連続失点で劣勢の横浜FMだが、22分に扇原、喜田が繋いだボールを中央に絞る形で高野が受け、相手DFを引きつけながら左サイドにスルーパス。前田がダイレクトで折り返すと、オナイウ阿道が左ポストに弾かれながらも決め切り、横浜FMが前半のうちに1点を返してみせる。
横浜FCは守護神の踏ん張りもあり、1点リードの展開を続けると、73分に獲得した左CKのチャンスをモノに。キッカーの手塚がゴール前にクロスを供給すると、64分からピッチインの瀬沼がヘディングで合わせると、これがゴール右に吸い込まれていき、横浜FMを突き放した。
再び守備が乱れた横浜FMは交代カードを駆使しながら攻勢を強めるが、横浜FCが最後まで粘り強く対応。90分に自身が持つJ1最年長出場記録を53歳9カ月23日に更新する三浦をピッチに送り込みながら逃げ切り、ホームで迎えた最終節で13年ぶりにダービーを制して今季を締めくくった。
この結果、横浜FCは15位フィニッシュ。横浜FMは9位で今季の終わりを迎えている。
横浜FC 3-1 横浜F・マリノス
【横浜FC】
志知孝明(前9)
田代真一(前16)
瀬沼優司(後28)
【横浜FM】
オナイウ阿道(前22)
志知の今季2得点目でリードした横浜FCはその後も一美や手塚が際どいシュートでゴールに迫ると、追加点を手にする。右CKのチャンスを獲得した16分、キッカーを務めた手塚の左足クロスがゴール前の混戦を生むと、こぼれ球に反応した田代が左足シュートをねじ込んだ。
連続失点で劣勢の横浜FMだが、22分に扇原、喜田が繋いだボールを中央に絞る形で高野が受け、相手DFを引きつけながら左サイドにスルーパス。前田がダイレクトで折り返すと、オナイウ阿道が左ポストに弾かれながらも決め切り、横浜FMが前半のうちに1点を返してみせる。
その横浜FMは57分に天野が左足シュートを放つと、その流れからこぼれ球を前田が頭で押し込みにかかるが、惜しくもクロスバーを直撃。続く63分にも松原が右足ミドルでゴールに迫るが、ここも右ポストに嫌われ、そのこぼれ球に反応したオナイウ阿道の押し込みもGK六反の好守に遭う。
横浜FCは守護神の踏ん張りもあり、1点リードの展開を続けると、73分に獲得した左CKのチャンスをモノに。キッカーの手塚がゴール前にクロスを供給すると、64分からピッチインの瀬沼がヘディングで合わせると、これがゴール右に吸い込まれていき、横浜FMを突き放した。
再び守備が乱れた横浜FMは交代カードを駆使しながら攻勢を強めるが、横浜FCが最後まで粘り強く対応。90分に自身が持つJ1最年長出場記録を53歳9カ月23日に更新する三浦をピッチに送り込みながら逃げ切り、ホームで迎えた最終節で13年ぶりにダービーを制して今季を締めくくった。
この結果、横浜FCは15位フィニッシュ。横浜FMは9位で今季の終わりを迎えている。
横浜FC 3-1 横浜F・マリノス
【横浜FC】
志知孝明(前9)
田代真一(前16)
瀬沼優司(後28)
【横浜FM】
オナイウ阿道(前22)
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