レーティング:チェルシー 0-0 トッテナム《プレミアリーグ》

2020.11.30 04:03 Mon
Getty Images
プレミアリーグ第10節、チェルシーとトッテナムによるロンドン・ダービーが29日にスタンフォード・ブリッジで行われ、0-0のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
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▽チェルシー採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
16 メンディ 6.0
オーリエの決定機を阻止。スペースケア、ビルドアップへの関与、ハイボールの処理を含めて安定したパフォーマンスを継続
DF
24 R・ジェームズ 6.5
前半相手のカウンターを警戒してか、攻め上がりを自重してバランス重視のプレーも後半は攻撃でも見せ場を作った。味方と連係しながら粘り強く守った

15 ズマ 6.5
持ち味の身体能力を生かして制空権を握る。無理が効く守備で相手の鋭いカウンターにうまく対応。最後の不用意な横パスを除けば、ソリッドな出来

6 チアゴ・シウバ 6.5
ズマをうまくコントロールしながら的確なカバーリングで守備を締める。マイボール時も短い持ち出しなど、ビルドアップに変化を加えていた
21 チルウェル 6.0
対面のソン・フンミンに気を使いつつ、長短交えたパスで中盤と前線の繋ぎ役として機能

MF
17 コバチッチ 7.0
相手の屈強な中盤相手に堂々と渡り合う。要所で見せる前線への飛び出しやシンプルな捌きで局面を打開する場面も作れていた

7 カンテ 6.5
中盤の底でカウンターの対応に奔走。一人で獲り切れなくても必ず味方が戻る時間を作り出すなど、中盤のフィルター役として機能。時間の経過と共に攻撃への意識も高めていった

19 マウント 6.5
持ち味の機動力を生かしてボールを引き出しながら攻撃の起点を担った。守備でも精力的に働いた。欲を言えば、アタッキンングサードでの精度をより高めたかった

FW
22 ツィエク 5.0
アヤックス時代の因縁の相手と対峙。レギロンの対応に苦しみ、ここまでの試合に比べて持ち味のラストパスや創造性を発揮する場面は限定的に

(→ハヴァーツ -)

9 エイブラハム 5.5
前線で幾度かポイントを作ったが、相手の屈強な守備陣を前にややタフさを欠くパフォーマンスに

(→ジルー 5.5)
幾つか見せ場は作ったが、レンヌ戦の再現ならず

11 ヴェルナー 5.0
連戦の疲労か、動き出しの遅れや一対一でのボールロストなど今一つキレを欠く出来

(→プリシッチ 5.5)
復帰明けということもあり、流れを変えるようなプレーは見せられず

監督
ランパード 5.5
前半半ばから盛り返して試合の主導権を握ったが、勝ち切るまでには至らず。選手交代のタイミングや効果も今一つ

▽トッテナム採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 ロリス 6.5
マウントの決定機をビッグセーブで阻止。タイミングの良い飛び出しやクロスをきっちりキャッチするなど安定した出来

DF
24 オーリエ 6.5
相手のキーマンであるヴェルナーに互角以上の対応を見せた。攻撃に出た際にも惜しいシュートや冷静な繋ぎで存在感

14 ロドン 6.0
プレッシャーがかかるダービーで加入後初先発。守備者としてはイージーミスもあったが、まずまず説得力のあるプレーを見せた。ただ、緊張からか、持ち味のひとつであるビルドアップ能力を発揮するまでには至らず

15 E・ダイアー 6.5
ロドンをケアしつつ自身の持ち場では強さを発揮。攻守両面で判断の良さが際立っていた

3 レギロン 6.5
守備では先日のマフレズに続きツィエクをきっちり封じた。攻撃の場面では快足を生かしたオーバーラップやドリブルで貴重な攻め手となった

MF
7 ソン・フンミン 5.0
守備ではきっちりチームを助けたが、後半は守備に追われて持ち味の攻撃で見せ場を作れず

(→ルーカス・モウラ -)

17 ムサ・シソコ 6.5
豊富な運動量と球際の強さを遺憾なく発揮し、中盤の幅広いエリアをカバー

28 エンドンベレ 6.0
持ち味のキープ力と推進力を生かしたプレーでケインと共に攻撃の起点に。守備でも長い距離を戻って味方をサポートした

(→ロ・チェルソ 5.5)
終盤に幾つかチャンスに顔を出したが、決定的な仕事はできず

5 ホイビュルク 6.5
中盤で人とスペースをうまく見ながら相手の攻撃に応対。いつも通り、ミスの少ないボール捌きで安定をもたらした

23 ベルフワイン 5.0
うまく浮いたポジションでボールを受けて得意の仕掛けでチャンスメーク。ただ、最後のプレー精度を欠いた

(→ベン・デイビス -)

FW
10 ケイン 5.5
タイミング良く中盤に落ちてボールを引き出し、精度の高いパスで味方の決定機を演出。ただ、普段に比べて攻撃への絡みは少なかった

監督
モウリーニョ 5.5
前半はまずまずの内容だったが、後半は守備に追われてなかなか攻撃に出られず。割り切って勝ち点1を持ち帰った

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
コバチッチ(チェルシー)
互いに中盤のハードワーカーたちの仕事ぶりが際立つ試合となった中、攻守両面で最も貢献度が高かったクロアチア代表MFをMOMに選出。ダービーへの気迫に加え、プレーの連続性が素晴らしかった。

チェルシー 0-0 トッテナム

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チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、ドルトムントvsパリ・サンジェルマン(PSG)が1日に行われ、ドルトムントが1-0で先勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。 ▽ドルトムント採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240501_4_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 コベル 5.5 ピンチの場面は相手のシュートミスとポストに救われた DF 26 リエルソン 6.0 果敢なオーバーラップで対面のバルコラを無力化させた (→ヴォルフ -) 15 フンメルス 6.0 後半は深いライン設定でムバッペにスペースを与えなかった 4 N・シュロッターベック 6.5 正確なロングフィードで決勝点アシスト。守備面もフンメルスと共にムバッペを封じた 22 マートセン 6.0 攻撃的に振る舞ってデンベレの攻撃機会を失わせる MF 20 ザビッツァー 6.0 好調を維持するように決定機に顔を出していた 23 ジャン 6.0 球際で戦っていた。バイタルエリアもうまく消す 19 ブラント 6.0 ザビッツァーと共に相手のバイタルエリアでアクセントを付けた (→エンメチャ -) FW 10 サンチョ 6.0 キープ力を生かして攻撃の時間を作った 14 フュルクルク 6.5 最初の好機を仕留めて決勝点。試合の展開を進めやすくした (→ムココ -) 27 アデイェミ 6.0 ハキミとの引っ張り合いで好勝負を演じた (→ロイス -) 監督 テルジッチ 6.5 今季PSGと3戦目にして初勝利 ▽パリ・サンジェルマン採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240428_4_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 99 ドンナルンマ 6.0 好調ザビッツァーのシュートを2度ストップ DF 2 ハキミ 6.0 アデイェミとの走り合いで譲らず。後半は好機も多く作った 5 マルキーニョス 6.0 失点場面では簡単に裏を取られたが後半に修正。高いラインを敷いて好守備も見せた 21 リュカ 5.0 フュルクルクに裏を取られて失点に関与。ヒザを痛めて負傷交代 (→ベラウド 6.0) 急遽出場も安定した出来 25 メンデス 6.0 サンチョにやや苦戦も攻守に質の高いプレーぶり MF 33 ザイール=エメリ 5.5 1度好守備でピンチを救ったが、攻撃面での貢献が欲しかった 17 ヴィティーニャ 6.0 優れたゲームメークで後半は試合を支配 8 ファビアン・ルイス 5.5 後半に2度、決定的なヘディングシュートを放つも枠を捉えきれず FW 10 デンベレ 5.0 古巣対戦。80分の決定機を仕留めきれず 7 ムバッペ 5.0 中央ではスペースがなく厳しいか。後半頭の決定機以外、見せ場を作れず 29 バルコラ 5.0 後半は幾らか仕掛けることができたものの持ち味を発揮するには至らず (→コロ・ムアニ 5.5) 左ウイングでプレー。シュートチャンスは作れず 監督 ルイス・エンリケ 5.5 後半の反撃は見事だったが、ゴールを奪いきれず。ムバッペは左起用が無難か ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! フュルクルク(ドルトムント) シュロッターベックと迷ったが、決勝点のフュルクルクを選出。惜しむらくは60分の絶好機で追加点を決めきりたかった。 ドルトムント 1-0 PSG 【ドルトムント】 フュルクルク(前36) 2024.05.02 06:03 Thu

レーティング:バイエルン 2-2 レアル・マドリー【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、バイエルンvsレアル・マドリーが30日にフースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われ、2-2のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽バイエルン採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240501_0_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 ノイアー 5.5 2失点共に大きな責任はなし。後半にヴィニシウス、クロースの決定的なシュートを阻止 DF 6 キミッヒ 6.0 果敢なランニングでサネのゴールをお膳立て。攻守両面で安定したパフォーマンスを90分続けた 3 キム・ミンジェ 4.5 ヴィニシウスに出し抜かれた1失点目に痛恨のPK献上。良いプレーもあったが、勝負の際での判断ミスは致命的だった 15 ダイアー 6.0 セットプレーで2度のチャンスはモノにできなかったが、個人としては攻守に安定 40 マズラウィ 6.0 対面に明確なマッチアップの選手がいなかったこともあり、守備面で穴を空けず。後半終盤にブラヒム・ディアスの突破を決死のスライディングで阻止。マイボール時も狙いを持ったプレーを見せた MF 42 ムシアラ 6.5 前半はやや窮屈なプレーとなったが、後半は左サイドで違いを生んでPK奪取を含めて質的優位をもたらした 27 ライマー 7.0 サネのアシストを含め攻守両面で出色のパフォーマンス。“静”のクロースに対して、“動”のプレーで見事な存在感を示した 25 ミュラー 6.0 決定的な仕事には至らなかったが、献身的な守備に前線と中盤の中継役としていやらしいプレーを随所に見せた (→ニャブリ 5.0) 一度強引なシュートを放ったが、ゴールを決めるという指揮官の予言に応えられず 8 ゴレツカ 5.0 ライマーと共に中盤のフィルターとして機能。ただ、攻撃面では繋ぎの精度、アイデアを含めて効果的にプレーできず (→ラファエル・ゲレイロ 5.5) インサイドハーフとボランチの役割を担いながらリズムを作った 10 サネ 6.5 前半は幾つかのチャンスを逸したが、鮮烈な一撃で反撃の狼煙を上げる同点ゴールを記録。消える場面も少なくなかったが、相手守備の脅威に (→アルフォンソ・デイビス -) FW 9 ケイン 6.0 さすがの決定力でPKを決め切る。前線の基準点として機能したが、アタッキングサードで怖さを出せず 監督 トゥヘル 6.0 後半の戦術変更で一時逆転に持ち込んだが、チームとしてよりも個のところでやられてしまい先勝逃す ▽レアル・マドリー採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240501_0_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 13 ルニン 5.5 2失点はいずれも大きな責任なし。前半序盤にサネの決定機を阻止し、制空権を握られたセットプレーの守備でも冷静にシュートを止めた DF 17 L・バスケス 5.0 前半はサネ相手にまずまず粘ったが、後半はムシアラに翻弄される。PK献上の場面は軽率だった 22 リュディガー 5.5 流れの中ではケインに仕事をさせなかったが、全体的に受け身のアプローチが多かった 6 ナチョ 5.5 指揮官の起用に応えて前半はまずまず安定したプレー。後半は個人として大きなミスはなかったが、ビハインドを背負ったゆえの交代に (→カマヴィンガ 5.5) 球際で強度をもたらしたが、プレー判断や精度はいまひとつ 23 F・メンディ 5.5 失点場面はキミッヒのランニングの影響もあってサネにカットインを許した。ただ、守備面は及第点の出来 MF 15 バルベルデ 6.0 右サイドとインテリオールで精力的にプレー。攻撃面で良さを出し切れなかったが、中盤のフィルター役として守備では大いにチームを助けた 18 チュアメニ 5.5 セントラルMFとセンターバックでプレー。躍動感を出すまでには至らずも、要所を締める守備を見せた 5 ベリンガム 5.0 前線起用やドルトムント時代のバイエルンへの苦手意識もあったか、全体的に小さくまとまったパフォーマンスに。守備はこなしたが、攻撃面でほぼ見せ場を作れず (→モドリッチ 6.0) らしいラストパスからヴィニシウスの決定機を演出。攻撃面でリズムを作った 8 クロース 7.0 完璧なアシストを含めて前半は圧巻のパフォーマンス。後半も決定機に顔を出すなど古巣相手にさすがの存在感 (→ブラヒム・ディアス 5.5) 決定的な仕事には至らずも、最前線と右サイドで仕掛ける意識は見せた 11 ロドリゴ 5.5 微妙なパフォーマンスが続いていたが、最後に値千金のPK奪取 (→ホセル -) FW 7 ヴィニシウス 7.0 チームを敗戦から救うドブレーテを記録。クロースとの圧巻の連携で奪ったゴールは見事の一言 監督 アンチェロッティ 6.0 試合を通して相手の勝ちゲームに近い内容ではあったが、クロースやヴィニシウスと頼れる選手と的確な修正によってイーブンで2ndレグへ ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ヴィニシウス(レアル・マドリー) クロースとライマーの活躍も素晴らしかったが、2ゴールという目に見える結果を残したヴィニシウスをMOTMに選出。キム・ミンジェを翻弄し、得点以外でもPKに繋がるチャンスメークなどエースとしての仕事を果たした。 バイエルン 2-2 レアル・マドリー 【バイエルン】 サネ(後8) ケイン(後12)【PK】 【レアル・マドリー】 ヴィニシウス(前24) ヴィニシウス(後38)【PK】 2024.05.01 06:00 Wed
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