守護神躍動の湘南、齊藤の超ロングシュートなどで今季初の3連勝! 神戸は4連敗《J1》
2020.11.15 16:11 Sun
明治安田生命J1リーグ第27節のヴィッセル神戸vs湘南ベルマーレが15日にノエビアスタジアム神戸で行われ、2-0で湘南が勝利した。
3連敗中の神戸は0-1で敗れた直近のG大阪戦からスタメンを10名変更のターンオーバー。アンドレス・イニエスタやセルジ・サンペールなど主力が名を連ねて4試合ぶりの勝利を目指す。一方、2連勝で5戦無敗と調子を上げている湘南は1-0で勝利した前節の横浜F・マリノス戦からスタメンを1名入れ替え、松田が4試合ぶり先発となった。
立ち上がりからパスを繋いで攻撃を組み立てる神戸が先にチャンスを作る。8分、山口からのパスを受けたサンペールがバイタルエリア右から縦パスを供給。抜け出した古巣戦の小川が相手GKと一対一の局面を迎えたが、トラップが流れてしまいシュートまで持ち込めなかった。
リズムよく敵陣でボールを回して、湘南のプレスを掻い潜る神戸。28分、イニエスタのチャンスメイクからプルアウェイの動きで抜け出した藤本に絶好のチャンスが巡ってくるも、右足で放ったシュートはGK谷のファインセーブに阻まれる。その藤本は32分にも相手DFのクリアミスを見逃さずGK谷と一対一に。しかし、ここでもゴールを決められなかった。
ここまで防戦一方だった湘南は39分、敵陣中央右サイドの岡本から送られてきたクロスを指宿がヘディングで落とす。ボールを受けた松田が相手DFのタイミングを外してリターンパスを送ると、至近距離から指宿が右足シュートを狙ったが、GK飯倉が立ちはだかった。
ハーフタイム明けに指宿を下げて中川を投入した湘南に対して、神戸は前半に引き続き主導権を渡さない。57分にはイニエスタが起点となったパス交換からボックス中央手前の西が縦パス。ディフレクトした難しいボールを藤本がボレーシュートに持ち込むも、またしてもGK谷に防がれた。
一方の湘南も直後に決定機。松田がバイタルエリア左からインスイングのクロスを供給すると、ゴール前の齊藤が粘ってボールを落とす。最後は走り込んだ茨田が至近距離から右足シュートを放ったが、こちらもGK飯倉のビッグセーブに遭ってしまい先制点には至らず。
両守護神の活躍により、膠着状態が長らく続いた78分、湘南がスコアを動かす。自陣からリズム良くボールを繋ぐと、齊藤のパスを受けた途中出場の山田が敵陣ハーフライン付近から右サイドへ展開。敵陣中央手前でボールを受けた岡本がドリブルで運んでから右足を振り抜くと、ゴール左に突き刺さり、先制に成功した。
湘南はさらに84分、敵陣ハーフライン付近右サイドでボールを奪った齋藤がそのままロングシュート。これが前に出ていたGK飯倉の頭上を越えてゴールネットに吸い込まれた。
結局、2点リードとなった湘南に余裕が生まれ、後半アディショナルタイムも神戸の攻撃をシャットアウト。今季初の3連勝を収めた。一方、再三の決定機を決めきれなかった神戸は4連敗となっている。
ヴィッセル神戸 0-2 湘南ベルマーレ
【湘南】
岡本拓也(後33)
齊藤未月(後39)
3連敗中の神戸は0-1で敗れた直近のG大阪戦からスタメンを10名変更のターンオーバー。アンドレス・イニエスタやセルジ・サンペールなど主力が名を連ねて4試合ぶりの勝利を目指す。一方、2連勝で5戦無敗と調子を上げている湘南は1-0で勝利した前節の横浜F・マリノス戦からスタメンを1名入れ替え、松田が4試合ぶり先発となった。
リズムよく敵陣でボールを回して、湘南のプレスを掻い潜る神戸。28分、イニエスタのチャンスメイクからプルアウェイの動きで抜け出した藤本に絶好のチャンスが巡ってくるも、右足で放ったシュートはGK谷のファインセーブに阻まれる。その藤本は32分にも相手DFのクリアミスを見逃さずGK谷と一対一に。しかし、ここでもゴールを決められなかった。
ここまで防戦一方だった湘南は39分、敵陣中央右サイドの岡本から送られてきたクロスを指宿がヘディングで落とす。ボールを受けた松田が相手DFのタイミングを外してリターンパスを送ると、至近距離から指宿が右足シュートを狙ったが、GK飯倉が立ちはだかった。
前半アディショナルタイムには決定機を外していた神戸の藤本と湘南の指宿にそれぞれチャンスが訪れたが、どちらともGKのファインセーブに遭い、ゴールレスで試合を折り返した。
ハーフタイム明けに指宿を下げて中川を投入した湘南に対して、神戸は前半に引き続き主導権を渡さない。57分にはイニエスタが起点となったパス交換からボックス中央手前の西が縦パス。ディフレクトした難しいボールを藤本がボレーシュートに持ち込むも、またしてもGK谷に防がれた。
一方の湘南も直後に決定機。松田がバイタルエリア左からインスイングのクロスを供給すると、ゴール前の齊藤が粘ってボールを落とす。最後は走り込んだ茨田が至近距離から右足シュートを放ったが、こちらもGK飯倉のビッグセーブに遭ってしまい先制点には至らず。
両守護神の活躍により、膠着状態が長らく続いた78分、湘南がスコアを動かす。自陣からリズム良くボールを繋ぐと、齊藤のパスを受けた途中出場の山田が敵陣ハーフライン付近から右サイドへ展開。敵陣中央手前でボールを受けた岡本がドリブルで運んでから右足を振り抜くと、ゴール左に突き刺さり、先制に成功した。
湘南はさらに84分、敵陣ハーフライン付近右サイドでボールを奪った齋藤がそのままロングシュート。これが前に出ていたGK飯倉の頭上を越えてゴールネットに吸い込まれた。
結局、2点リードとなった湘南に余裕が生まれ、後半アディショナルタイムも神戸の攻撃をシャットアウト。今季初の3連勝を収めた。一方、再三の決定機を決めきれなかった神戸は4連敗となっている。
ヴィッセル神戸 0-2 湘南ベルマーレ
【湘南】
岡本拓也(後33)
齊藤未月(後39)
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