全北現代が史上初のKリーグ4連覇達成、邦本宜裕も王者の一員に《Kリーグ1》

2020.11.05 17:45 Thu
©Dugout
韓国のKリーグ1は1日に最終節が行われ、大邱FCに2-0で勝利収めた全北現代モータースが、2020シーズンの優勝を決めた。2位の蔚山現代と勝ち点差3の首位で最終節を迎えた全北現代は、 MF邦本宜裕も先発出場。すると前半27分にチョ・キュセオンが先制ゴールを奪うと、40分にも追加点を奪い、2-0とした。

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邦本は77分にイエローカードをもらうと79分に途中交代。チームは2-0で逃げ切り、全北現代はKリーグ史上初となる4連覇を達成し、通算8度目のリーグ優勝を飾った。
今シーズンから全北現代でプレーする邦本は、Kリーグ1で25試合に出場し2ゴールを記録。初めてKリーグ王者の一員となった。

なお、全北現代は4日にFAカップ決勝1stレグで蔚山現代と対戦し、1-1のドロー。8日に2ndレグをホームで迎え2冠を目指す。
また、11月末にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも参加。横浜F・マリノス、上海上港、シドニーFCと対戦する。

◆Kリーグ1 順位表
1:全北現代モータース 60(19/3/5/+25)
2:蔚山現代 57(17/6/4/+31)
3:浦項スティーラース 50(15/5/7/+20)
4:尚州尚武FC 44(13/5/9/-2)
5:大邱FC 38(10/8/9/+4)
6:江原FC 34(9/7/11/-5)
7:水原三星ブルーウィングス 31(8/7/12/-3)
8:FCソウル 29(8/5/14/-21)
9:城南FC 28(7/7/13/-12)
10:仁川ユナイテッド 27(7/6/14/-10)
11:光州FC 25(6/7/14/-14)
12:釜山アイパーク 25(5/10/12/-13)

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